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ダンダリン 労働基準監督官 第1話
田島隆(とんたにたかし)原作のコミックのドラマ化。原作を読んでいましたので、ドラマも見てみることにしました。劇中に出てきた関係法令に触れつつの感想です。

西東京労働基準監督署に転任してくる段田凛(竹内結子)。出勤途中の道すがらも法違反を指摘しております。まずは喫茶店のウェイトレスの募集。男女雇用機会均等法によると、性別を限った募集はできません。ただ、これは労基署が所管している法律ではないので、凛も「労働局が指導します」と言っていました。ここはむしろ「時給850円〜」と書いてあるのが気になりますね。平成25年10月19日の改定で、東京都の最低賃金は869円になりますので、このままだと最低賃金法違反になります。次に、建築現場の足場の手すりについて。

●労働安全衛生規則
(作業床)
第563条  事業者は、足場(一側足場を除く。第三号において同じ。)における高さ二メートル以上の作業場所には、次に定めるところにより、作業床を設けなければならない。
 (略)
 (略)
 墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのある箇所には、(中略)ハに掲げる設備(中略)を設けること。(略)
 (略)
 (略)
 高さ85センチメートル以上の手すり又はこれと同等以上の機能を有する設備(以下「手すり等」という。)及び中さん等

仮設足場の安全基準であります。

凛が問題児だったというので真鍋署長(佐野史郎)から指導係を仰せつかった土手山課長(北村一輝)でしたが、指導係は南三条(松坂桃李)に押し付け。監督計画に従って動こうとする南三条に対して、計画はともかく問題のあったところへ行こうとする凛。ここで悪徳リフォーム会社で酷い目に遭っている西川(渡辺いっけい)と知り合います。賃金不払残業の問題をかぎつけた凛は会社に臨検に入ろうと言うのですが、西川はチクったのがばれたらクビになるのでやめてくれと。こう言われるとお役所は腰が重くなるものですが…… 凛はかまわず突撃。……まずいんじゃね(笑)

臨検を拒否する悪徳社長を逮捕しようと言いだす凛でしたが、前例がなく署長や課長は難色。課長が監督官の人員や逮捕件数なんかを言っていましたが、監督官があまり逮捕をしないのは、自前の留置場がないことや、かなりの業務量を割かなければならないので他が滞ってしまうとしてなかなか踏み切れないこと、などがあるようです。今回も警察や検察にいろいろイヤミを言われておりました(笑)

関係機関の協力を取り付け、匍匐前進の末(笑)、なんとか逮捕状を執行し、悪徳社長を逮捕。容疑は時間外労働の割増賃金の不払い。

●労働基準法
(時間外、休日及び深夜の割増賃金)
第37条  使用者が、第33条又は前条第1項の規定により労働時間を延長し、又は休日に労働させた場合においては、その時間又はその日の労働については、通常の労働時間又は労働日の賃金の計算額の二割五分以上五割以下の範囲内でそれぞれ政令で定める率以上の率で計算した割増賃金を支払わなければならない。(略)

社長が言っていましたが、労基署の職員が逮捕なんかできるんでしょうか?

●労働基準法
第102条  労働基準監督官は、この法律違反の罪について、刑事訴訟法に規定する司法警察官の職務を行う。

というわけで、できます。最後に凛が、西川に対して一言。

●労働基準法
(労働条件の決定)
第2条  労働条件は、労働者と使用者が、対等の立場において決定すべきものである。

会社で働くことは、あくまで労働「契約」ですので、会社や社長の奴隷になるのではありません。「労働」は、必ず誰もが関わることなのですが、労働基準法などの内容についてまともに知らないという人が(労使問わず)多く、遵法意識が欠如していたり、虐げられていることに気づいていなかったりするのは問題ではないでしょうか。

さて、第1話を見たところ、なかなか細かいところまで凝っていて、リアル路線を追及している気がします。労基署の建物の古臭い感じもよく出ています(笑)。体操はしないと思いますが…… 凛はかなりクセのあるキャラで、今回はずっと仏頂面でした。ここまでイケイケの人も、なかなかいないでしょうね(笑) 冒頭は不吉な予感がしますが…… 労働基準監督官という、世間的にはマイナーな職種を取り上げていますが、どのような問題が取り上げられるのか期待して見ようと思います。次回は「名ばかり管理職」のようです。

公式サイトにも、用語解説があります。監修の吉松美貞氏(元労働基準監督官)は、厚生労働省労働基準局監督課長や、新潟労働局長などを歴任された方であります。ちゃんと専門の方に見てもらっているようです。

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| ダンダリン | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
労基署ネタの作品3つ
労働基準監督署という役所があります。厚生労働省の地方組織で、労働者の健康と安全を守るべく定められている、労働基準法や労働安全衛生法などが守られるよう監督している機関です。労基署職員の中でも労働基準監督官は、捜査・逮捕権を持つ司法警察職員なのですが、警察や税務署なんかと比べると、メディアで取り上げられる機会は少ないのが実情です。

しかし最近、労基署・監督官を題材にした作品がいくつか出てきました。中でも『ダンダリン』は10月からドラマ化されテレビ放映されることが決まっています。最近いわゆる「ブラック企業」への関心が高まっており、厚生労働省も集中的に取り締まるとしているなどと報じられました。そうした社会的背景もあるのでしょうか。この『ダンダリン』と、その他の作品を見て簡単に比べてみました。

●ダンダリン一〇一
原作 とんたにたかし(田島隆)
漫画 鈴木マサカズ
原作の田島氏は『カバチタレ!』の原作の方。悪徳事業主は許さない、イケイケの女性監督官・段田凛を中心としたお話。いきなり被疑者の逮捕の話から始まり、名ばかり管理職、労災かくし、セクハラ、技能実習生…… と、いろいろな題材がバランスよく出てきます。が、工場や建設現場などの安全衛生に係る話が少ないのが残念。テレビドラマについては、主演の竹内結子さんが監督署の作業着を着ている写真が発表されていたので、安全衛生の話もあるのかもしれません。

●どらコーボク
作 小路谷純平
画 石川サブロウ
新人監督官とぐうたらのベテラン監督官のコンビの話。こちらもいろいろな題材を取り上げているのですが、問題を法律だけで解決する難しさを痛感させられるような話など、ちょっと込み入って難しい話が多いので、『ダンダリン』に比べるととっつきにくい印象があります。どうも人気が出なくて打ち切りになってしまったらしい…… 取材協力として東京労働局のクレジットが入っており、内容の確かさ(リアルさ?)は保証付き。

●ディーセント・ワーク・ガーディアン
著 沢村凛
監督署で方面主任(係長くらい)を務める監督官が主役のお話。これは小説です。ここの3作品の中ではこの作品が一番リアルで突っ込みどころがほとんどないように思われます。作者のしっかりした取材はさすがと言うべきでしょうか。こちらも最初は労災かくしに係る司法事件から。追及のようすはまるで刑事ドラマのようです。ほかにもいろいろなテーマが取り上げられています。最終話は公私ともに追いつめられて大変なことになりますが…… ちょっと話が大きくなりすぎで、このエピソードはなくてもいい気が。ちなみにタイトルにある「ディーセント・ワーク」は、政府は「働きがいのある人間らしい仕事」と訳していますが、主人公は簡単に「まっとうな仕事」と言っています。

これらの作品でも取り上げられていますが、労基法という立派な法律があってもわが国では守られていないのが実態。そこには監督官の人数がまったく足りていないこと、労基法について学ぶ機会がないため事業主も労働者も法律を知らないこと…… などの背景があるわけです。今回のドラマ化を契機にして…… ということでもいいので、そのような面についても議論が深まればいいのですが。

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| ダンダリン | 21:12 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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