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モーツァルト:ピアノ協奏曲(グルダ、アバド&ウィーン・フィル)
評価:
モーツァルト,アバド(クラウディオ),グルダ(フリードリヒ),ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ユニバーサル ミュージック クラシック

評価:
モーツァルト,アバド(クラウディオ),グルダ(フリードリヒ),ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ユニバーサル ミュージック クラシック

先日亡くなったクラウディオ・アバドは、モーツァルトを得意としていたのですが、肝心のモーツァルトの演奏を聴いたことがなかったので、評価の高いCDを入手して聴いてみました。

アバドとフリードリヒ・グルダが競演した、モーツァルトのピアノ協奏曲第20番&21番、25番&27番です。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と1974, 75年に録音したもの。グルダもモーツァルトを得意としていたということなので、名演でないはずがありません。数あるモーツァルトのピアノ協奏曲の録音の中でも、かなり高く評価されているもののひとつです。

モーツァルトのピアノ協奏曲は、今までにあまり多く聴いたことがなくて、他の演奏と比べるのは難しいですが…… 確かに、グルダの明晰なタッチと、アバド指揮のウィーン・フィルによる溌剌としたオーケストラがマッチしていて、作品の持つみずみずしい魅力を非常によく引き出していると思います。27番はストレートな明るさではなくて、達観したような雰囲気のある作品なので、グルダも比較的ソフトなタッチで臨んでいる印象です。

モーツァルトのピアノ協奏曲入門としても良い演奏だと思います。

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| 音楽試聴記 | 02:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
モーツァルト:レクイエム(アバド&ルツェルン祝祭管)
先日亡くなったクラウディオ・アバドは、マーラーのほかに、モーツァルトも得意としていました。交響曲やピアノ協奏曲にも名演がありますが、レクイエムもベルリン・フィルと録音しており、独特なバージョンを使用していましたが、今回のルツェルン祝祭管弦楽団による演奏でも、同じようにしています。

ベルリン・フィルとの演奏は以前テレビでやっていたのを見た覚えがありますが、CDは持っていません。今回、Blu-rayで映像が発売され、アバドのかくしゃくとした(と年齢的には言えるはずですが、若々しいイメージが強い)指揮姿も見ることができます。

レクイエムで使用している版は、ポピュラーなジュスマイヤー版ではなく、新校訂版を組み合わせているようです。すなわち、バイヤー版を基本としつつ、ジュスマイヤー作があまり褒められていない「サンクトゥス」の部分はレヴィン版を使用しています。演奏の方は、合唱もソリストもうまく、文句なしです。モーツァルト管弦楽団との交響曲では、ピリオド・アプローチによるエッジの利いた演奏を聴かせてくれたアバドですが、こちらではテンポも急がず、じっくり進めています。

わたしが入手したのは輸入盤ですが、日本語字幕付きです(決まった文言のミサ曲なのであまり大事ではないかもしれませんが)。なお日本語解説書付きのものも出ています。

亡くなったアバドを、このレクイエムで追悼することにします。

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| 音楽試聴記 | 02:15 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
巨匠がまた1人…… クラウディオ・アバド氏、死去
評価:
アバド(クラウディオ),マーラー,ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ユニバーサル ミュージック クラシック

評価:
アバド(クラウディオ),ヴェルディ,ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ユニバーサルミュージック

指揮者のクラウディオ・アバド氏が亡くなりました。80歳だったとのことです。ガンを見事克服し、近年も精力的に活動されていたので、信じられない気持ちですが…… 現在も活動している指揮者の中で、「巨匠」と呼ぶことのできる数少ない人でした。

アバドはイタリア・オペラを得意としていたそうです。恥ずかしながら、わたしはアバド指揮のイタリア・オペラを聴いたことがないのですが…… ヴェルディの「レクイエム」は持っています。2001年のベルリン・フィルとの録音は、非常にバランスが取れており、合唱のうまさや歌手の熱唱も手伝って、かなりの名演だと思います。

ほかに外せないのは、マーラーです。ルツェルン祝祭管弦楽団との映像はBlu-rayで入手しました。どれも名演です。アバドのマーラーは、バーンスタインのような濃厚な「のめり込み型」ではなく、かといって単にあっさりしているのでもなく、ある種華やかさや「歌」を感じられる部分があったので、聴きやすいうえに聴きごたえもあるのが魅力でした。

近年の演奏では、ベートーヴェンの交響曲全集や、ブランデンブルク協奏曲の演奏(映像)が印象的でした。高齢になってからも、ピリオド・アプローチを踏まえた溌剌とした演奏を繰り広げていて、19世紀生まれの大先生たちや、先鋭的なアーノンクールなんかとも違う、新しいタイプの「巨匠」が出てきたという印象を持っていました。

アバドは「帝王」カラヤンの後任としてベルリン・フィルの芸術監督に就任しましたが、残念ながらベルリン・フィル時代はあまりパッとしない感じだったようです。そのことについてはいろいろ言われていますが、今となってはアバドに対する高い評価は揺るぎないと思いますし、みんなの尊敬を集めていたことは間違いありません。若手の育成にも力を注いでいたようなので、まだまだこれからいろいろできたのではないかと思いますが…… ついにアバド指揮の実演を聴くことはできませんでした。残念です。ご冥福をお祈りします。

そんなことを考えながら、追悼の意味も込めてアバドの演奏を聴きました。このマーラーの交響曲第9番は泣けてきます。ベルリン・フィルとのライブ(1999年)。このCDには終演後の沈黙の後、聴衆の熱い拍手が収録されています。アバドを悼んでいる人はみんな、こんな感じで拍手を彼に送りたいと思っているのではないでしょうか。

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| マーラーの音楽 | 02:11 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
2014年1月開始アニメの感想
2014年1月(一部2013年中)に開始したアニメについての感想です。

●プピポー!
年明け前に始まっていました。毎回短時間のアニメですが、その分テンポが良く見やすいです。若葉の同級生・礼子のキャラがいい感じ。

●最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。
はい、今期の変態アニメ(笑) 年頃の乙女というものは、「トイレに行きたい」の一言を口にするのもはばかられるものなのかもしれませんが、おもらしは毎回のノルマになってしまうのでしょうか…… 変態幽霊・日和に振り回される美月は気の毒。本筋では、美月の夕哉への接し方とか気持ちがどうなっていくのか、にも注目です。日和の素性もよくわかりませんし…… とはいえ、この作品の場合、尿意を我慢するのにも注目せざるをえないんでしょうね(笑)

●バディ・コンプレックス
ナイスカップリング! はともかく…… サンライズのお家芸であるロボットアニメ。ストレートに戦争などを描くリアル系作品が最近あまりないように思うので、上手くやってほしいところです。すでに因果関係がよくわからなくなりそうですが…… タイム・パラドックスもSFらしく見せてほしいですね。

●となりの関くん
関くんのことは、もうそっとしておいてあげた方がいいですよ(笑) 横井さんも何気に付き合いがいいです。

そにアニ -SUPER SONICO THE ANIMATION-
これは日常系になるのでしょうか? もうひとつ工夫がほしいところ。

●とある飛空士への恋歌
話からするとカルエルとアリエルは血のつながりはないようです。クレアのヒロインぶりも良いです。こういうファンタジー飛行機系の作品はクセが強かったりするのですが、うまくいってほしいところ。今後は先生方が言っていた、何と戦うのかというのがポイントでしょうか。

魔法戦争
H.G.ウェルズを意識したタイトルなのかどうかはわかりませんが…… 本編は全体的にどうも安っぽい感じがしてしまうので、もうちょっと何とかなればいいんですが。

●のうりん
ゆかたんに何があったのか…… 木下林檎と聞くと、『おとぎ銃士 赤ずきん』を思い出すんですが(笑) そして耕作はキモイ。美濃加茂の地元と長良川鉄道も協力しているとのこと。長良川鉄道の沿線は温泉もあり良いところです。関や郡上八幡には行ったものの、美濃加茂は乗り換えただけでしたが。

●ニセコイ
相変わらずシャフトのゲイジュツ的演出がとんがっております。まあ、裏社会の世界なんてものは一般人からすれば非現実的ファンタジーともいえそうなので、この演出がうまくはまるといいんですけど。最初の感じでは、楽の「約束」の相手は小咲なのではないかということが強く示唆されていますが…… さて。

●いなり、こんこん、恋いろは。
近鉄電車や京王電鉄の駅名から命名している作品があるなら、京阪電車があってもいいじゃないか(笑) オープニングでも京阪の駅が出てきます。伏見いなりは、かなりへっぽこなキャラのようですね…… そして最近は神様も乙女ゲーをやるようです(笑) 伏見稲荷の雰囲気が素晴らしかったので、Googleのストリートビューでも見てみましたが、なかなか良さそう。今度京都に行った時には寄ることにしましょう。

『中二病でも恋がしたい!戀』は、この機会に買ったまま積んでいた第1期のBlu-rayを順番に見ているところなので、それを見終わってからにします。あとは、『ガールズ&パンツァー』の再放送も見たいと思っております。

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| アニメ関連 | 02:06 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
パイヤール指揮によるバロックの協奏曲(バッハ、ヴィヴァルディ)
評価:
パイヤール室内管弦楽団 パイヤール(ジャン=フランソワ)
コロムビアミュージックエンタテインメント

評価:
ジャン・フランソワ・パイヤール,パイヤール室内管弦楽団,ジェラール・ジャリ
日本コロムビア

ジャン=フランソワ・パイヤールは、自身が組織したパイヤール室内管弦楽団とともに、主にバロック音楽の録音をのこし、フランスにおけるバロック音楽を先導する1人だったようですが、昨年2013年に亡くなりました…… というのは、安売りしていたCDを買った後、パイヤールについて調べて知ったのですが。

J.S.バッハのブランデンブルク協奏曲は、シングルレイヤーSACDも発売されているくらいですから、定評のある演奏なのだろうと思い聴いてみました(聴いたのは通常のCD)。当然ながら最近の古楽演奏のような刺激的なものではありませんが、モダン楽器としても非常にすっきりとした演奏で、聴きやすいものです。ヴァイオリンのジェラール・ジャリ、フルートのジャン=ピエール・ランパル、トランペットのモーリス・アンドレらによるソロも見事。

もう1枚のヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集「四季」(ヴァイオリン独奏はジャリ)ともども、室内オケによるモダン楽器の演奏としては非常にスタンダードなものです。録音も良いです。

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| J.S.バッハの音楽 | 22:28 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ベートーヴェン:序曲集(P.ヤルヴィ&DKPB)
評価:
ベートーヴェン,ヤルヴィ(パーヴォ),ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
SMJ

指揮者のパーヴォ・ヤルヴィとドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンによるベートーヴェンの交響曲全集は、非常に躍動感のある名演として評価も高かったのですが、このコンビによるベートーヴェンの最新作として、序曲集が出ました。

収録曲は、以下の通り。
・「プロメテウスの創造物」序曲
・「コリオラン」序曲
・歌劇「フィデリオ」序曲
・「レオノーレ」序曲 第3番
・「エグモント」序曲
・「献堂式」序曲

今回も、ピリオド・アプローチを踏まえた見通しの良いアンサンブルで、切れ味鋭く躍動感に富んだ演奏となっています。わたしは交響曲ほど序曲については聴いているわけではありませんが、この演奏はなかなか楽しんで聴けました。「フィデリオ」序曲の盛り上がり方などはワクワクしてきます。どの曲も良い演奏だと思いますが、欲を言えばCDの収録時間が52分ほどと、だいぶ余っているので、ほかの序曲も録音してほしかったところです。

このコンビによる演奏会で、ベートーヴェンの交響曲と序曲を生で聴くことができたのは良い機会でした。会場でこのCDを買って、パーヴォ・ヤルヴィ氏にサインをいただきました。ヤルヴィさんありがとうございます。今後はN響での活躍にも期待しています。

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| ベートーヴェンの音楽 | 22:11 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
メイド喫茶でわかる労働基準法(著:藤田遼)
昨今ブラック企業問題や労働分野の規制緩和などが騒がれており、こうした分野への関心が高まっているようです。そして、ライトノベルで労働法の知識がわかるという本書を発見したので、読んでみました。

著者は社会保険労務士。ストーリーの方は、メイド喫茶で働く緋沙が、自分自身やお客さんに関する労働問題のトラブルに関わって、問題に向き合いつつ、自身の進路も考えていく…… というお話。このメイド喫茶の店長は…… いい加減すぎるでしょ(笑) 経営者ならもっとしっかりしてください。ストーリー中で、同僚の早妃が退職する話があるのですが、次のエピソードでも早妃が出てきております。構成をもうちょっと気をつけた方がいいと思いますが。

実用書として見ますと、タイトルに「労働基準法」とありますが、労基法だけでなく、各種社会保険制度や紛争解決制度などにもひととおり触れており、入門編としては十分だと思います。著者が社労士だからかもしれませんが、集団的労使関係(労働組合など)に関しては触れられていません。細かいところを見ると…… 有期雇用の雇止め基準について、「違反すると罰則が適用される」と言って、労基法の解雇手続きと同じような規制がかかるような説明がありますが、雇止め基準告示は法律ではないので、罰則はなく、あくまで行政指導の根拠や民事判断の基礎になるだけで、強制力はありません。こんな感じで突っ込みどころはいろいろとあるかもしれませんが、各種制度の基礎的なところは押さえられています。

こうした個性的な解説書が出てくるのは大いにいいことだと思いますが、やはり労働法の基礎的なことについては、学校教育の中で教えていった方がいいのではないかという気がします。

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| 読書感想文 | 21:57 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
バッハ:クリスマス・オラトリオの映像(ヘレヴェッヘ指揮)
最近自主レーベルからバッハの新録音をいろいろと出しているヘレヴェッヘ。モテット集、ロ短調ミサが出たので、ほかの曲もやってくれないかと期待していたところですが…… 今度はクリスマス・オラトリオの映像が出ましたので、Blu-rayを入手。

当然古楽器での演奏ですが、テンポはいたずらに速くはなく、しっかり進んでいきます。コレギウム・ヴォカーレ・ヘントはバッハをやらせれば間違いなく世界でも指折りの団体というだけあって、合唱は文句なしにうまいです。映像のよいところは、楽器の配置がよくわかるところ。あまり見ないオーボエ・ダ・カッチャなどのようすもわかります。

ヘレヴェッヘはVirginレーベル時代にこの曲を録音していますが、HMFレーベルではほかのミサ曲や受難曲と違い、この曲は録音していなかったように思いますので、今回聴けてよかったと思います。この調子で受難曲の新録音も出してくれるのでしょうか。個人的にはヨハネ受難曲のスタンダードなバージョンも聴きたいと思っているのですが…… 期待しておくことにします。

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| J.S.バッハの音楽 | 02:40 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
マーラー:交響曲第5番、第6番「悲劇的」(プレートル&ウィーン響)
評価:
マーラー,ジョルジュ・プレートル,ウィーン交響楽団
WEITBLICK

評価:
マーラー,ジョルジュ・プレートル,ウィーン交響楽団,ジョルジュ・プレートル(指揮)
WEITBLICK

新年になってまず聴いたのは、ジョルジュ・プレートル指揮ウィーン交響楽団によるマーラーの交響曲です。プレートルはこの業界の中でもかなりのご高齢ですが、マーラーの録音は初めてとのこと。WEITBLICKから発売されたライブ録音のCDは、第5番と第6番「悲劇的」です。

聴いてみたところ、どちらもハイテンションで、テンポの緩急をかなり大きくつけながら進んでいく濃厚な演奏。昨今主流の、精緻なアンサンブルできっちり組み立てていくマーラー演奏とは、かなり異なっています。

第5番は、このやり方でいくと効果的なアダージェットも良いのですが、びっくりしたのは第5楽章のクライマックス。第2楽章ではしぼんでいったコラールが、今度は高らかに鳴り響く…… はずなのですが、ここでは第2楽章とおなじようにしぼんでいくので「あれ?」と思うのですが、そのあとちゃんと大きくなって、最後はジャーン! と見事に決まります。

第6番も、のっけからハイテンション。第4楽章のクライマックスで鳴らされるハンマーですが、この演奏では金管がガンガン鳴っているので、ハンマーの打撃がよく聞こえません(笑) でもその金管の音が汚くないのがいいですね。

アンサンブルが多少乱れることをいとわない、かなり味付け濃厚な演奏なので、否定的に聴く人もいると思います。わたしはこういうオモシロ系演奏も、たまにはいいと思いますけどね。初めて聴く場合はまったくおすすめしませんが(笑)

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| マーラーの音楽 | 02:10 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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