2013年4月開始アニメについて、1〜2話を見た印象です。
●RDG レッドデータガール
雰囲気はいいと思うのですが、2話まで見ても話の向かう方向がよく見えません。地名からして奈良の十津川村あたりがモデルなんでしょうか。今度奈良交通の八木新宮線(高速道路を通らない路線バスとしては日本最長距離を走るもの)にチャレンジして行ってみたいです。
●はたらく魔王さま!
勇者に追いつめられた魔王が落ちのびたのは、現代日本の渋谷区であった。ハンバーガーショップで正社員になり天下を取ると言いつつわびしい生活を送る魔王たちと、テレアポOLでやさぐれた生活をしながら、魔王に1,000円借りたりしている勇者…… 妙なおかしさがあります。エンテ・イスラではいろいろひどいこともあったんでしょうから、相容れない存在のはずの魔王と勇者なのですが、見えない敵も出てきたりして、これからどう関わっていくのか楽しみです。
●銀河機攻隊 マジェスティックプリンス
人類は外敵と戦争をしており、窮地に立たされているのですが、なんだかノーテンキな印象。ちょっとこのノリにはついていけない……
●革命機ヴァルヴレイヴ
やっぱり戦争というのは、こういう風に理不尽でやるせないものですよね。実際はもっとひどいんでしょうが…… 国家間の戦争というハードな世界観と、オカルトチックな仕掛けがどう絡むんでしょうか。TMR&水樹奈々という豪華なコラボによる主題歌はかなり良く、注目されそうです。
●デート・ア・ライブ
ここまでやってくれると、もう「つっこんだら負け」と思わされます。どうせならこのままぶっちぎってほしいところ。精霊・十香のデレっぷりはいいですが、折紙もつかみどころのないヘンな人という感じが……
●やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
『電波女』にしろ『はがない』にしろ、こういう作品では、いくら青春やリア充を否定しても、「青春だなあ〜」と思わされるんですよね(笑) 八幡は過去のいろんな経験がもとで性根がひねくれてしまったようです。雪乃は妥協を知らないので、ストレートに正しさを貫きすぎています。結衣は逆に、周囲に合わせすぎてやりづらい人生を送っています。でも雪乃のことは「カッコイイ」と。まあ、わかる気はします。それぞれが問題を抱えつつも、どう進んでいくのか見ていきたいところ。
●フォトカノ
これはすごいな〜(笑) 幼なじみや妹や後輩にうまく取り入ったり先輩やクラスメイトの秘密を握ったりしながら、被写体を確保していくという…… 新見遥佳はなかなか大胆…… というかちょっとヘン(笑) 生徒会長の室戸先輩は、人には細かい注意をしておきながら自身は「不正登校」とは。これは本人にも非があるので、度を越さない要求なら許してもらえそうな気がします(笑) と、なんだかわくわくする展開になりそうな気もするのですが、単に写真を撮るだけの話で終わらないものと信じておきます。前田くんはそのうち針のムシロにならないんでしょうか……
●団地ともお
以前団地生活をしていた者としては、「あるある」と言いたくなる光景がいろいろ…… 懐古趣味に走りそうです。
●絶対防衛レヴィアタン
飛来した物体からヘンな虫が湧いて出てくるのですが、危機感は薄い模様。レヴィアタンはじめメインのキャラたちは今のところまだまだへっぽこな感じなのですが…… ちゃんと戦えるようになるんでしょうか。
●俺の妹がこんなに可愛いわけがない。
前シリーズの続き。桐乃の「人生相談」を機に、京介の周囲に起こっていく変化。今回は最後までいくようなので、見させていただきます。
●よんでますよ、アザゼルさん。Z
相変わらずのテンポとギャグです。今回はどんな悲惨なことが起こるんでしょうか(笑)
●波打際のむろみさん
こちらもギャグですが、かなりハイテンション(笑) まあ、このあたりの作品はあまり深く考えて見る必要はないでしょう。純粋に楽しめばよいということで。
●進撃の巨人
また絶望的な世界を描く作品がひとつ。最近の時代を反映しているのか…… 巨人は妙にそのへんにいそうな連中なので逆に不気味です。何なんでしょうねこいつら。
●翠星のガルガンティア
睡眠中の夢まで徹底的に管理する人類銀河同盟。強大な敵と戦うには、個人や人間性を否定し、ここまでする必要があるということなのか…… そうした過酷な戦争に明け暮れる世界からレドが飛ばされたのは、居住できなくなり滅亡したと思われていた地球でした。同盟の全体主義社会に比べればかなりのどかな印象です。SFであり、ファンタジーであり、基本的にはボーイミーツガールの話でもある本作品、雰囲気も良いですし、ストーリーにも引き込まれる、ワクワクするような出来で、非常に期待が持てます。鳴子ハナハル先生によるキャラも良いし、虚淵先生の大脚本にも期待するのですが、いかんせん心の準備も必要で…… あらかじめ良くなさそうな展開を予想しておきましょうか。
・地球にヒディアーズが来る。
・地球に同盟が目をつけ制圧する。
このくらいですけど……
●血液型くん!
血液型占いが普及しすぎて、当然に科学的に根拠があるかのように扱われているのはどうかとも思うのですが…… その点を断りつつ、あえてステレオタイプな話となっています。
●這いよれ!ニャル子さんW
ニャル子たちは今回もへっぽこな敵と戦いつつ、八坂さん家の平和を守ってくれるはず! 安心して見させていただきます。
●変態王子と笑わない猫。
本音と建前を使い分けられないというのは、社会生活を送る上でかなり障害になりますよね…… 変態的本心がダダ漏れになってしまった陽人はともかく、表情がうまく作れないという月子はちょっとかわいそう。くすぐられてもかなり苦しそうでしたし…… 元に戻るほうほうなんてあるんでしょうか?(「にゃんこい」を思い出しました。)
というわけで、かなり多すぎ! というくらい見てしまいましたが、なかなかまだ絞りきれないところ。注目はまず『ガルガンティア』があって、次に『はたらく魔王さま!』『フォトカノ』『はまち/俺がいる』あたりです。
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