将悟はもともと警戒心がなさすぎるような気がしますが、今回抜かった一番の原因は、柚璃奈を疑っていないことです。そしてその柚璃奈は、なかなかの曲者です。
将悟にしてみれば、生き別れの妹がやっと判明したというので、うれしいのはわかります。しかし、秘書の瀬利さんが実は自分を追い落とそうとしているとわかった段階で、彼女に依頼したDNA鑑定の結果も信用できないと考えるべきでした。今までの様子からして、柚璃奈が妹であるという鑑定結果はかなり疑わしいところです。
柚璃奈の方は、パーティーの招待状を女性陣の全員分、実家のつてを頼って準備すると言っていましたが、実際に準備していたのは秘書の瀬利さんでした。これで、この2人はグルらしいとわかります。瀬利さんが手にしていた父からの手紙も、本当に柚璃奈が持っていたものなのか、怪しいものです。
柚璃奈はどうも将悟と雅との間を取り持とうとしているようですが…… 将悟の本当の「妹」と親しいという嵯峨良先輩。「いつの間にか」雅と仲良くなっていた、という言い方でしたが、どうも雅が「妹」であるということが示唆されているようす。そうすると、将悟と「妹」の仲をスキャンダルとしてネタにして、次期社長の座から落とそうとしているとも考えられます。やっぱり「妹」のこと、嵯峨良先輩に確認してみた方がいいんじゃないでしょうか? そしてそもそもトラブルの元は、「妹」が将悟と「結婚」しようとしていることにあるような気がしてきたんですが(笑) なぜなんでしょうか?
雅の方は、心ここにあらずといった感じでいなくなったかと思えば、ワインで酔っ払って戻したり、全裸で迫ったりしております。食い意地が張っている会長に対して、国立副会長はかなり大胆なドレス。お母様にご挨拶する用意も進んでいるようで…… このままだと恋人が既成事実化しそうなんですが。柚璃奈の言う「淫蕩な生活」というのもあながち間違いではない気が(笑)
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