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ベートーヴェン:交響曲全集(クーベリック指揮)
評価:
クーベリック(ラファエル),ベートーヴェン,ロンドン交響楽団,アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団,ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団,ボストン交響楽団,パリ管弦楽団,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,クリーヴランド管弦楽団
ポリドール

演奏家の芸風を知るには、スタンダードでよく知っている曲を聴くのが一番いいと思うのですが、指揮者でいえば最適だと思うのがベートーヴェンの交響曲です。ラファエル・クーベリック指揮のマーラーの交響曲の演奏を聴いて、いろいろと興味が出てきたので、ベートーヴェンの交響曲も聴いてみることにしました。

クーベリックは1970年代にベートーヴェンの交響曲全曲を録音していたのですが、それがなんと9つのオーケストラを振り分けて行うというおもしろ企画。ほかにはあまり例がないんじゃないでしょうか。もちろんいずれも一流のオケで、内訳は以下の通りです。
・第1番 ロンドン交響楽団
・第2番 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
・第3番「英雄」 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
・第4番 イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
・第5番 ボストン交響楽団
・第6番「田園」 パリ管弦楽団
・第7番 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
・第8番 クリーヴランド管弦楽団
・第9番「合唱」 バイエルン放送交響楽団・バイエルン放送合唱団 
もっとも、途中でこのような企画になったため、最初の頃にバイエルン放送響と録音した第7番はかぶってしまうためお蔵入りになっていたのだとか。今回入手したのはタワーレコードの企画もので出ているBOXセットで、このバイエルン放送響による第7番も特別収録されています。

演奏を聴いてみたところ、やはり期待通りどれもきっちりした良い演奏です。好みでいえば、昨今のスピーディーな演奏に慣れてしまったので、少し重たく感じてしまうこともありましたが、悪くはありません。また、聴き比べができる第7番の演奏時間は、楽章単位で比べてもほとんど変わらず、クーベリックの中で曲のイメージがしっかりできていたんだなぁと思わされます。

それぞれ違うオーケストラが演奏しているということで、音色が違うのかというと…… 重厚なベルリン・フィル、甘美なウィーン・フィル、切れ味鋭いクリーヴランド管…… と、そう言われればそんな気もしてきますが、まあ、正直よくわからないかも(笑) クーベリック、いい仕事をしてくれました。

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| ベートーヴェンの音楽 | 00:12 | comments(0) | trackbacks(6) | pookmark |
シベリウス:交響曲全集 他 (マゼール&ピッツバーグ響)
フィンランドの作曲家・シベリウスの曲をあまり聴いたことがなく、入門用に交響曲を中心に聴いてみました。新しい録音でお手頃価格のものをと思い、ロリン・マゼール指揮ピッツバーグ交響楽団によるボックス・セットを入手。
収録曲は、
・交響曲第1〜7番
・「トゥオネラの白鳥」、「カレリア組曲」、「悲しきワルツ」、「フィンランディア」、「エン・サガ」
・ヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリン・ソロ:ジュリアン・ラクリン)
です。

シベリウスの交響曲では第2番が最もポピュラー。確かに、特に第4楽章は歌えるメロディーが出てきて盛り上がるので、わかりやすい曲と言えます。しかし他の曲は内省的で、暗く内向きに沈んでいくような曲が多いように思います。オーケストラの威力を活用してガンガン聴かせるような曲ではなく、静かに流れるような感じです。しかしところどころに弦楽器のソロなどが聴かせるところもあり、この渋い魅力がわかってくればなかなか楽しめるのかもしれません。

ヴァイオリン協奏曲も名曲といわれていて、勢いがあり技巧を聴かせます。やはりシベリウスの入門用には交響曲第2番やヴァイオリン協奏曲からいくのがいいようです。

マゼールはかなりクセのある演奏をすることもある指揮者なので、これがスタンダードなシベリウスの演奏なのかどうかはわかりませんが、わりと力のこもった演奏を聴かせる部分もあります。

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| 音楽試聴記 | 00:41 | comments(0) | trackbacks(4) | pookmark |
ヴァント&ベルリン・フィル他によるブルックナーの交響曲
評価:
ブルックナー,ヴァント(ギュンター),ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
BMG JAPAN

評価:
ブルックナー,ヴァント(ギュンター),ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
BMG JAPAN

1912年生まれのギュンター・ヴァントは、今年で生誕100年ということもあり、いろいろな商品が売り出されています。ヴァントと言えば、晩年にブルックナーの演奏で非常に高い評価を得ていた指揮者として有名。というわけで、最晩年にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に客演したときの演奏を中心に聴いてみました。

ベルリン・フィルとの共演によるブルックナーの演奏では、交響曲第4番(1998年)、第5番(1996年)、第7番(1999年)、第8番(2001年)、第9番(1998年)のディスクが出ています。今回はSACDハイブリッドのディスクを入手して、すべて聴いてみました。期待に違わずどれも素晴らしい名演ですが、特に印象に残ったのは、第5番と第8番です。

第5番は、これまでどうもとっつきにくくて小難しい印象があったのですが、こんなに興味深く聴けたのは初めてで、この演奏を聴いて良さがわかってきた気がします。第5番のディスクだけはなぜかマルチチャンネルがなくてステレオ音声のみの収録のため、買おうかどうか迷ったのですが、買ってよかったです。第8番は、ブルックナーの最高傑作と言われているだけあって、完成度の高い名曲なのですが、名曲をきちんと名曲として聴かせてくれる名演です。

ベルリン・フィルによるブルックナーの演奏としては、カラヤンの全集も聴きましたが、カラヤンの方からはオーケストラの威力を十分に発揮した、ゴージャスな演奏という感じを受けるのに対し、ヴァントの方はまた印象が異なります。かなり細部にまで気を遣った、緻密な演奏という感じです。こうしたアプローチなので、非常に堅固な構成を誇る第5番に好印象を受けたのかもしれません。

ディスクの解説によると、SACDのマルチチャンネル音声はホールの客席ではなく、指揮台に立った時の音響を意識しているそうで、まさに巨匠ヴァントが意図した音楽が聴けるのだとか。こういうこだわりもいいと思います。第5番だけサラウンドがないのが残念。

巨匠の芸風を理解しようと、映像も入手してみました。2000年のシュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭における、北ドイツ放送交響楽団の演奏です。北ドイツ放送響はヴァントが鍛え上げたオーケストラだけあって、こちらも文句のつけようがない力強い名演です。演奏が終わっても拍手がためらわれるような雰囲気の中、遠慮がちに始まった拍手の後、聴衆総立ちの大喝采です。ヴァントはこのとき88歳という高齢だったわけですが、しっかりと指揮台に立ってかくしゃくとした指揮ぶりをみせます。高齢の巨匠ともなるとちゃんと振っているんだかよくわからなくなってしまう人もいますが、ヴァントは長めの指揮棒を持ちつつ、きっちりとした動作でリードしているようすがわかります。こうした姿勢は楽曲の解釈にも表れていると思います。

比較的新しい録音でこのような名演が聴けるのは恵まれていると思います。総合的にみればブルックナー演奏の決定盤はヴァントといっていいでしょう。

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| 音楽試聴記 | 00:13 | comments(0) | trackbacks(9) | pookmark |
Anther (コミックス版全4巻)
アニメの『Another』がおもしろかったので、コミックス版(原作:綾辻行人、漫画:清原紘)も見てみました(原作小説版は未読)。

画の清原さんによる緻密な描写は、この作品に合っていると思います。アニメ版がいとうのいぢさんによる、どちらかといえばかわいらしいキャラクターデザインで臨んだのは、良い結果に終わったと思っていますが、あれはあれで冒険だったのかも。

全4巻ということで、ストーリーは端折っている感もありますが、要所は押さえているので不足は感じません。特に、恒一が叔母・怜子さんに対してどんな思いを持っていたかを知るには、アニメの描写だけでは不十分でしたので、このコミックス版は必読だと思いました。また、原作者・綾辻さんのコメントによれば、赤沢さんにスポットを当てた展開は、コミックス版のアイデアであるらしい。これはアニメ版にも踏襲されたことになります。そうすると、このコミックス版は作品の展開を語る上では重要と言えそうです。

アニメ版では苦心の跡がうかがえた「怜子さん」と「三神先生」のトリックについては、このコミックス版でもうまくクリアされています。そう考えると、実写映画版でここをどのように処理するのかは、興味深いところです。

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| アニメ関連 | 01:25 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
バッハ:ブランデンブルク協奏曲(ボッセ&神戸市室内合奏団)
評価:
ゲルハルト・ボッセ,神戸市室内合奏団,J.S.バッハ,白井圭,平尾雅子,瀬田麗,花崎薫,北谷直樹,白尾彰,古部賢一,森枝繭子,多田敦美,岩佐雅美,太田光子,宇治川朝政,垣本昌芳,永武靖子,高橋敦
ALTUS

指揮者のゲルハルト・ボッセ氏が亡くなりました。ボッセ氏の演奏は聴いたことがありませんでしたが、日本とも関係の深い方ということで、演奏を聴いてみることにしました。

バッハのブランデンブルク協奏曲で、神戸市室内合奏団の演奏。2011年3月10日のライブ演奏です。同じ曲目の録音では、ゲヴァントハウス・バッハ管弦楽団との演奏もCDが出ていますが、そちらは聴いたことがありません。

演奏はモダン楽器によるものですが、快速テンポで歯切れが良く、独奏者の名人芸も堪能できます。聴きどころは、第4番と第5番。4番では、独奏ヴァイオリン(白井圭)がスリリングな演奏を聴かせてくれます。5番は、第1楽章のチェンバロによるカデンツァで、北谷直樹がかなり自由な演奏で臨んでいて、なかなか興味深かったです。1番のホルン(垣本昌芳・永武靖子)や2番のトランペット(高橋敦)もなかなか良く、全体的にあえて文句をつけるようなところはない、見事な演奏でした。

この録音は大震災の前日になされたということもあり、その後の東京公演は中止になってしまったということで、ブックレットに載っているボッセ氏によるコメントでも、震災やその後のことについて触れられています。このCDを聴いて、ぜひこのような素晴らしい演奏を生で聴いてみたいという気持ちになったので、亡くなってしまったのは残念です。

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| J.S.バッハの音楽 | 00:52 | comments(0) | trackbacks(2) | pookmark |
バーンスタイン&イスラエル・フィルのマーラー:交響曲第9番
最近、「こんな音源があったのか」という録音がリリースされることがありますが、またしてもとんでもない演奏が出てきました。マーラーといえばバーンスタイン、バーンスタインといえばマーラーと言ってもいいのですが、そのバーンスタインとイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団による、マーラーの交響曲第9番(1985年録音)というのが出ました。テルアビブでのライブです。

バーンスタインがこの曲を演奏しているものとしては、ニューヨーク・フィル(1965年)、ウィーン・フィルとの映像(1971年)、ベルリン・フィル(1979年)、アムステルダム・コンセルトヘボウ(1985年)との録音が知られていて、特にベルリン・フィルとの一期一会のライブ、コンセルトヘボウとの完成度の高い名演が評価されています。イスラエル・フィルとの演奏については、バーンスタインの来日公演があり、そのときにこの曲が取り上げられたのが語り草となっているという話です。

バーンスタインとマーラーの最晩年の演奏、というわけで、悪いはずがなく、これは聴かなければなりません。聴いてみたところ、期待に違わず素晴らしい演奏で、どこをとっても「そう、ここはこうやるんだ」と感じさせる、説得力のある名演だと思いました。ライブなので、聴衆の咳がうるさく感じたり、変な音が聞こえたりするところもありますが、全体の出来の良さからすればささいなことです。

わたしはバルビローリやバーンスタインの演奏を聴いてこの曲の良さがわかってきて、今はこの曲は交響曲の歴史の上では最高傑作のひとつだと思っています。バーンスタインの演奏は濃厚でアクが強い感じなので、この曲を理解するにはほかの演奏も聴いた方が良いとは思いますが、この演奏も最高の部類に入る名演には違いないと思ったのでした。

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| マーラーの音楽 | 00:36 | comments(0) | trackbacks(9) | pookmark |
2012年3月終了アニメ その2
最終回を迎えたアニメのまとめです。

●男子高校生の日常
この作品のことはよく知らなくて、正直別に期待していなかったのですが、予想に反して結構おもしろかったです。この手の作品は、キャラクターが増えてそれぞれの個性が際立ち、皆がそれぞれ動き出すようになると、俄然おもしろくなります。出てくる高校生たちはみんな個性的でバカな奴ばっかりなのですが(笑)、男子たちがどこか悟ったような感じであるのに対し、女子がはじけてアグレッシブなのが特徴。特に、二面性を見せてくれた文学少女と羽原は良かったです。男子はいろいろ気を遣いすぎなんですよ。相手が恥をかくんじゃないかとか、仕事をやめちゃうんじゃないかとか…… 恋愛フラグをへし折りながら、バカなことばかりしていても、やっぱり青春だなぁという感じもしました。息も絶え絶えになるまで全力疾走で追いかけっこをすることなんて、そうないですからね(笑) そんな中でも何かと女子と関わりのあった男子は、ヒデノリととしゆきでした。としゆきは羽原にビビッたり、嘔吐したりしながらだったので、本人は災難なのかもしれませんが、下の名前で呼んでくれたり、キン肉バスターをかけさせてくれる女子高生はそういませんよ(笑) ともかく楽しい作品でした。

●ゼロの使い魔F
この作品については、原作があることを考えると、話の展開などについて厳しいことを言わなければならなくなります。最初からある程度長いクールでの展開を念頭に置いて、シリーズ構成を行っていれば、また違っていたかもしれないので、そこが惜しく感じます。それも難しいのかもしれませんけど…… とはいえ、このご時世、4クールにわたってシリーズが続く作品がどれだけあるでしょうか。いろいろな意味でこの業界に刺激を与えてくれた作品であり、今はその点を肯定的に評価したいと思います。ただ、作品をちゃんと理解するためには原作を読んだ方がいいでしょう。わたしも途中までしか読んでいませんが、ぜひ最後までちゃんと読みたいところ。

●戦姫絶唱シンフォギア
非常に良いプロモーションビデオでした(笑) こう言うのは、この作品を他のアニメ作品と同じように評価しようとすると、どうしてもストーリーを重視しなければならないので、おかしなことになってしまうからです。ストーリー的には、どうも野暮ったくて陳腐な印象がぬぐえなかったのですが、PVだと考えればその部分に関しても肯定的に評価できます。歌がすべてであり、ストーリーや映像はおまけです。これは何も皮肉でそう言っているのではなくて、この作品についてはそれでよいと思っています。上松氏作曲の歌はこれまでも好きでしたので、今回も楽しめました。一番良かったと思うのは、ツヴァイウイングの「逆光のフリューゲル」です。高山みなみ・水樹奈々の貴重なデュエットが聴けるというだけで垂涎ものです。PVが収録されているというので、それだけでBD第1巻を買っても良いくらいです(笑) 劇中歌のCDアルバムが発売されたらぜひ欲しいのですが…… いつ出るのかな? 水樹さんのド演歌もお願いします(笑)

●ペルソナ4
ペルソナシリーズでは、以前のアニメも見たことがありますが、どうも暗く沈んだ雰囲気だった前回と比べると、このシリーズは毎回楽しく見られました。悠のキャラも良かったです。

続いて、今期の作品で印象に残ったことについて。
○印象に残った作品
やはり『Another』です。目を離せないストーリー、キャラクター、どれも良かったです。次は『男子高校生の日常』ですね。

○印象に残った女性キャラ
『男子高校生の日常』『女子高生は異常』の強烈な女子高生たちも捨てがたいのですが、ここはやはり『Another』の見崎鳴にします。Anotherの要素の1/3くらいは、彼女(笑)

○印象に残った男性キャラ
『男子高校生の日常』から、唐沢(『女子高生は異常』のとしゆき)。作品の中では珍しく、わりと冷静な常識人なのですが、羽原の影におびえつつ、なかなかいい味を出していました。さんざん酷い目に遭わされたと思われる羽原と付き合いを続けていることからも、根は優しくいい奴。

○印象に残ったキャスト
声優さんでは、悠木碧さんです。今回初めて気になった…… というのも、あの「悠木節」とか言われている妙なイントネーションのせいです(笑) 『ラストエグザイル』のジゼルでは、わりと抑えたしゃべり方のせいか、あまり気になりませんでしたが、『シンフォギア』の立花響はかなり気になりました。ちょうど力みすぎて音程が上ずっているみたい(よく「フラットする」とか言う感じ)です。一方、『男子高校生の日常』のりんごちゃんは、かえってそのことがプラスに働いていました。りんごちゃんのはじけた感じがよく出ていたと思います。不思議なもので(笑)

4月からのクールは、いろいろ忙しくなってきたので、なるべく見るアニメを削減したい……

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| アニメ関連 | 23:38 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Another (全12話)
この作品はホラーなのか、ミステリーなのか、サスペンスなのか…… 不可思議な現象に追いつめられて人が死んでいくのはホラーですし、物事の真相に迫っていくさまはミステリーですし、人々が恐怖や疑心暗鬼に陥るのはサスペンスでした。しかし、それ以上に非常に不条理で、悲しい話だと感じました。

このお話のキーとなる人物はやはり見崎鳴です。鳴はいわゆるミステリアス系美少女とでもいうのでしょうか、どこか達観しているところがあって、あまり感情を表に出しませんでした。でも、「従姉妹」と言いつつ実は双子の姉妹だった藤岡未咲について話し、「呪いみたいなわけのわからないもののせいで未咲が死んだと思いたくなかった」などと言ったとき、彼女は泣きはしませんでしたが、胸に迫るものがありました。

「現象」と直接の関係はないのですが、この作品のポイントとなるのは、恒一の叔母である怜子と3年3組の副担任・三神先生が同一人物であることを、あえて視聴者には知らせていないことです。そのためにキャストの名前まででっち上げる手の込みようだったようですが…… このことをわかった上で、また、「死者」がこの三神怜子であることをわかった上でもう一度最初から見ると、伏線を拾いつつ、新しい発見がありそうな気がします。わたしはどちらも気づきませんでしたけど(笑)

ただ、恒一にとってこの怜子さんはかけがえのない人物で、最後には「おかあさん」とまで言っていたのですが、このあたりの事情は、いまいちよくわかりませんでした。これは説明が足りなかった点ではないでしょうか。

身近な人が死んでしまうのは、当たり前ですが悲しいことです。それが不条理な理由であればなおさらです。でも、それはそれとして受け止めなければなりません。このような「現象」が起こるようになったのは、3年3組が人の死をちゃんと受け止めなかった報いなのでしょうか。だとしても酷だと思います。このような「現象」が起きて、人がどんどん死んで、特に追いつめられて精神に変調を来たした人間に殺されたりするのを見ると、どうしようもなく悲しく、やるせない気持ちになるのでした。恒一と鳴は、これからどんな生き方をしていくんでしょうか。そんなことを思いました。

この作品は原作のストーリーが良くできており、見ごたえがありました。いとうのいぢさんによるキャラクターデザインもかわいらしく、好感が持てました。1クールにわたって楽しませてくれる、こういう作品が増えてほしいです。こんな話ばっかりだと鬱屈した気持ちになりますけど(笑) そういうわけで、今期終了した作品では、個人的にはこの作品が一番でした。OVAがついてくるコミックス0巻はぜひ入手したいです(死ぬのがわかっている未咲を見たら鬱になりそうですけど)。原作やコミックスはアニメとは多少違う展開もあるようなので、ほかのメディアもできれば見てみたいですね。

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| アニメ関連 | 00:36 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
チャイコフスキー:交響曲全集(アバド&シカゴ交響楽団)
クラシック音楽はいろいろと聞いてはいますが、ポピュラーな作曲家であるにもかかわらず、チャイコフスキーの曲をほとんど聴いていませんでした。これではだめだと思い、入手したのが、交響曲全集です。クラウディオ・アバド指揮、シカゴ交響楽団による演奏。激安CD-BOXです。交響曲6曲のほか、「くるみ割り人形」組曲、「テンペスト」、「1812年」、「ロメオとジュリエット」、「地方長官」、「スラヴ行進曲」も収録されています。

交響曲で印象に残るのは、やはり後期の4〜6番です。特に第5番は全曲にわたって印象的なテーマが出てくるので統一感があります。ベートーヴェンの「運命」のようです。4番、5番あたりは親しみやすい曲ですが、第6番「悲愴」は、第2楽章が5拍子だと思ったら、第3楽章は元気になっちゃう曲(カラ元気か…?)、そして第4楽章は絶望的になって静かに終わる…… という、ヘンな曲です(笑)。名曲には違いないですが、何かこう、狂気じみたものを感じますね。ちょうどマーラーの曲みたいに。

管弦楽曲では、何と言っても「1812年」が聴きものです。有名ですが、大砲をぶっ放す箇所があります。この録音でも、実際のカノン砲を撃っているようです。鐘の音も聞こえてきます。

チャイコフスキーの交響曲をしっかり聴いたのは今回が初めてですので、この演奏の良し悪しについては詳しくコメントしにくいですが、アバドらしい見通しの良い演奏だと思います。チャイコフスキーというと、なんだかロマンティックすぎるイメージがありましたが(前期交響曲はそんな感じも……)、交響曲の4〜6番あたりは名曲だと思うので、ほかの演奏もいろいろ聴いてみたいですね。

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