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マーラー:交響曲第9番 (ホーレンシュタイン、ジュリーニ)
評価:
Franz Schubert,Gustav Mahler,Carlo Maria Giulini
Dg Imports

最近この曲の良さがわかってきたので、いろんな演奏を聴いています。マーラーの集大成ともいえる曲だけに、真摯に向き合った名演が多い曲でもあります。

ヤッシャ・ホーンシュタイン指揮、ロンドン交響楽団の演奏(1966年)は、ライブ録音。ホーレンシュタインによるこの曲の録音は何種類かあるようですが、評判が良かったこのステレオ録音を入手。ライブならではの緊張感があり、最初はゴホゴホ咳をしていた聴衆も、第4楽章の終盤では息をのんでいるようで、終わると拍手喝采です。カップリングの「亡き子をしのぶ歌」(1967年)は、あまり音質が良くないですが、演奏内容自体は悪くありません。メゾ・ソプラノはジャネット・ベイカー。ホーレンシュタインという人のことはよく知らず、演奏も今回初めて聴きましたが、なかなか良いマーラーでした。

カルロ・マリア・ジュリーニ指揮、シカゴ交響楽団の演奏(1976年)は、ずっしりと重くのしかかるような、超重厚な名演となっています。かなりすみずみまで気を遣っている様子がうかがえます。全体的にゆったりとしたテンポで、深みがあるのですが、1度聴くとお腹にこたえるような演奏です(笑)。第2楽章は、テンポがゆっくりしているのと、立派すぎて皮肉な感じがあまり出ていません。非常に力のこもった名演です。
カップリングにシューベルトの未完成交響曲が入っている輸入盤CDで聴きました。

この曲はぜひ生演奏でも聴いてみたいですね。サイモン・ラトル率いるベルリン・フィルは、今年の来日公演でこの曲を取り上げるとのこと。これは期待できるのでは?

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| マーラーの音楽 | 01:23 | comments(0) | trackbacks(3) | pookmark |
モーツァルト:レクイエム (ティーレマン、ヘレヴェッヘ)
評価:
ティーレマン(クリスティアン),モーツァルト,ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団,ヴィンクルホーファー(フリーデマン)
ユニバーサル ミュージック クラシック

評価:
Annette Markert,Hanno Mller-Brachmann,Wolfgang Amadeus Mozart,Philippe Herreweghe,Sibylla Rubens,Ian Bostridge,Chapelle Royale Choir,Collegium Vocale
Harmonia Mundi Fr.

モーツァルトの「レクイエム」は、クラシックの合唱曲の入門として良いだけでなく、古今の「レクイエム」の中でも最高傑作と言えます。大変良い曲なので、いくつもCDを入手。モーツァルトは途中で亡くなってしまったため未完であり、いろんな補筆完成バージョンが作られましたが、やはり最もポピュラーなのは、モーツァルトの弟子・ジュスマイヤーによるバージョンです。最近入手した、このジュスマイヤー版の演奏2つについて。モダン楽器と、ピリオド楽器のものです。

ユニバーサルミュージックによる「ドイツ・グラモフォンBEST 100」の最新シリーズに、モーツァルトのレクイエムのラインナップとして取り上げられたのは、クリスティアン・ティーレマン指揮、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団&バイエルン放送合唱団の演奏(2006年2月ライブ録音)でした。ティーレマンという指揮者のことはよく知りませんでしたが、これは良い演奏だと思います。印象的なのは、各曲の最後のテンポを落とすところや、フェルマータの「溜め」がかなり粘っているところです。特に「キリエ」や「Cum Sanctis tuis」の最後は、結構長く伸ばしています。モダン楽器による重厚なアプローチとしては、良い演奏と言えるでしょう。

もうひとつは、評判が良いので前々から欲しいと思っていたものの、なかなかCDを売っていなかったものです。フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮、シャンゼリゼ管弦楽団、シャペル・ロワイヤル&コレギウム・ヴォカーレ合唱団の演奏。ヘレヴェッヘはバッハの声楽曲で大変素晴らしい演奏を聴かせてくれるので、合唱に関しては世界トップクラスのクオリティと言えます。この曲も、期待に違わぬ素晴らしい演奏です。合唱が上手いのはもちろんですが、あっさりしがちなピリオド楽器によるアプローチでありながら、かなり力のこもった劇的な表現です。そういえば「マタイ受難曲」でもヘレヴェッヘは結構劇的な演奏でした…… この力の入り方は良いです。

有名な曲なので録音も多いモーツァルト「レクイエム」ですが、これからもいろいろと面白い演奏が出てくることを期待します。

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| 音楽試聴記 | 00:34 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ワルター指揮、マーラーの交響曲
評価:
マーラー,ワルター(ブルーノ),ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ユニバーサル ミュージック クラシック

マーラーの友人であった指揮者、ブルーノ・ワルターによる演奏。ワルターのマーラー演奏と言えば、交響曲第1番「巨人」の1961年ステレオ録音(コロンビア交響楽団)、交響曲「大地の歌」の1952年モノラル録音(ウィーン・フィル)は、それぞれこの2曲の決定盤ともいえる名演です。

「大地の歌」は、昔モノラル録音と知らずに買ってガッカリしたのですが、ヘッドホンでなくスピーカーで聴けば、それほど苦にはなりません。この曲はワルターくらいのテンポ設定が、1番しっくりくる気がします。

そして、最近いろんな演奏を聴いている「交響曲第9番」も聴いてみました。ナチスが勢力を増し、ワルターに脅迫状が届くといった、殺伐とした戦前の状況下でのライブ録音です(1938年、ウィーン・フィル)。さすがに時代が古く、ライブということもあり、音質は良くありませんが、聴けないというほどでもないです。この演奏についてはいろいろな盤が出ているようですが、EMIによるart処理の盤を入手しました。2枚組のCDが多い中、1枚に収まっていることからもわかるように、テンポは速めです。特に第4楽章は、冒頭も「溜め」があまりなく、あっさりしたもので、最近の思い入れたっぷりな演奏とは違います。しかし当時の世相を反映しているのか、ライブだからなのか、緊張感の伝わってくる演奏となっています。

ワルターの指揮は、昨今のバーンスタインなどのように思い入れたっぷりに演奏するのではなく、かといって冷めきった分析的なものでもありません。客観的、とでもいうのでしょうか。これがテンポの設定などに良い影響として現れており、何度も聴きたくなる名演を残すことになっていると思います。

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| マーラーの音楽 | 03:16 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
近親相姦とは何であるか? あきそら (全6巻)
「近親相姦」というテーマは、古くからたびたび取り上げられてきたものではありますが、なぜこれが人々の興味を引くかというと、いつの時代もこれは絶対的なタブーだったからです。このテーマを深く研究したことなどないですが、ここへきてまたひとつ、作品が完結したので考えてみようと思います。

糸杉柾宏氏による「あきそら」全6巻。秋田書店の「一般向けエロマンガ誌」として名高い(笑)チャンピオンREDいちごの連載でした。完璧な姉・アキにあこがれていた主人公・ソラは、姉に迫られてついに一線を越えてしまう。姉とそんな関係になりつつも、周囲ではほかにもいろいろなことが起こり…… というのがストーリーの大筋。

このお話の特徴は、アキ姉との関係をはじめ、さまざまなインモラルハプニングに巻き込まれていくものの、ソラは常に「こんなのおかしい」「こんなことをしていいのか?」と、常識的な価値観から苦悩し続けているところです。それに対して、まわりの人たちが口にするセリフ…… それが「どうしていけないの?」です。これは良識も倫理も打ち砕く。

ソラは姉を慕って何度も関係を重ねていたわけですが、最終巻では父親にそのことがばれ、引き離された上に、「いけないことだから、ドキドキしていただけではないのか?」と、その気持ちにも疑問符が付きます。そして父親と母親も、実の姉弟であったために、周囲からどんな扱いを受けてきたかという重い事実。アキとソラが最終的にどのような道を選んだのか、はっきりと明らかにされてはおらず、考えさせられる内容となっています。第1巻と最終6巻の絵柄を比べてみても、最初のころのわりと可愛らしい絵柄から、最後の方は悲壮感も感じさせる味のある絵柄になっているように思います。

というわけで、近親相姦というテーマをわりと深く掘り下げて扱っていたので、正直ここまで考えさせられるとは思わず読んできたのですが、これは良い作品であったと思います。やっぱり近親相姦というのを単にギミックの一つとして扱うのではなく、ちゃんとこのくらいは掘り下げなければ。

ただこの作品については、「近親相姦」というテーマゆえか、東京都から目を付けられたようで、重版はしないとのこと。都の青少年健全育成条例は、マンガを成人指定にすることができるという規制内容で、出版できなくするわけではなかったと理解していますが、まあ、こういうことも起こるわけですね。都が直接手を下したわけではないのでしょうけど…… こうした出版作品については、たとえば「性器を見せるのは禁止」とか、外形的な要素について規制するのならまだわかるのですが、「近親相姦はダメ」となると、それはある種の価値観や思想信条を殺すことになるので、まさに表現の自由に関する問題が出てくるわけです。

この問題について深く考えすぎると時間をくってしまうので、今回は置いておいて…… アキ姉以外のヒロインで、印象に残った人々を挙げます。

●咲月ルナ (さつき るな)
ソラと同じ学校で、露出癖のある変態少女。ソラに恋心を抱くものの、自慰行為のみならず、自分が他の男によって処女喪失するさまをソラに見せつけ、喜ぶというハイレベル、筋金入りの変態です(笑) 何度もそんなことを繰り返していたにもかかわらず、結局ソラとちゃんとした行為に及ぶのは、最終巻を待たなければなりませんでした。ソラの気持ちは自分に向いていないと知りながら、傷心のソラを慰めようとする姿…… 彼女のことは「女神」と呼ぶことにしましょう(笑) いろいろ困難な目に遭うことも多かったソラですが、唯一彼の悩みを理解し、支えることができる子がいたとすれば、それはルナだったのではないでしょうか。……そうはならなかったですが。

●葵ナミ (あおい なみ)
ソラの双子の妹。親友の澄弥可奈(♀)のことが好きだったが、自分は男ではないから結ばれることはできない、さらに可奈は兄のソラが好きである、と思い込んで暴走し、ついにはヤケクソ気味に兄と関係をもってしまう。そのことが可奈にばれ、ソラを取り合う女の戦いに突入…… というハードな妹さんです。ナミの思考のひねくれ・倒錯ぶりは、突き詰めて考えてみると興味深いものがあります。

さて、上ではこの作品のテーマ性のうまさについて書きましたが、「一般向けエロマンガ誌」チャンピオンREDに載るのですから、そのことも忘れてはいけません。この点についても、本作はいい線をいっていると思います。ではここで、「ベスト・オブ・濡れ場」を発表!(笑)
 一番に挙げたいのは、3巻に掲載の第15話「ふたごのひみつ」です。可奈のことで思い悩んだナミは、望むものが手に入らないのなら、いっそ破壊を…… と、自分が徹底的に犯され破滅することを願います。そして兄に激しい行為を要求…… この話は、双子が相手をどう感じるのかや、ナミの倒錯ぶりといった興味深い要素とともに、双子の交錯という画的なおもしろさ、激しい乱れっぷりと、いろんなものが合わさって大興奮の回となっております。
 変態少女ルナについても挙げたいのですが、結局ちゃんとしたことをしたのは最後だけで、そのときも描写は意外とあっさりしたものでした。まあ、そういう状況じゃなかったのもありますが…… 寸止めで何度もお預けを喰らい、最後の最後で…… というところなので、ここはもうちょっとじっくり見たかったところではあります。

本作はコミックの付属やOVAでアニメ化もされており、その付属とOVA2巻は持っています。1巻は付属DVDと同じような内容になるんではないかと思って、敢えて入手はせず。アキ姉よりもナミを見たかったというのもありますが…… 原作と展開は多少異なりますが、上記「ベスト・オブ・濡れ場」の一端を感じることはできる、かな…… これも一般向けですので、あまり過激なものを期待してはいけません(笑)

というわけで、いろいろと見どころのある本作、結局全巻入手、しかも1巻以外はメロンブックスで着せ替えカバー付きのものを買いました。一般向けとはいえ、性的な描写もあるので、万人におすすめできるものではないですが、絶版になる前に入手しておくのが良いでしょう。

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マーラー:交響曲第9番 (クーベリック指揮)
評価:
クーベリック(ラファエル),マーラー,バイエルン放送交響楽団
ユニバーサル ミュージック クラシック

マーラーの音楽は、どうしてこうも聴く者の心を揺さぶるのでしょうか? マーラーによる交響曲は、人間の苦悩とか葛藤といったものを色濃く表していて、深い共感を呼びます。その中でも、「死」を描いている交響曲第9番は、第1楽章の美しさ、第2楽章の皮肉、第3楽章の狂気とヤケクソぶり、第4楽章の憧憬…… と、どれをとっても素晴らしい傑作。「マーラーの最高傑作」という人がいるのもわかります。

この曲を初めて聴いたのはずいぶん前ですが、良さがわかってきたのは、バーンスタインやバルビローリの演奏を聴いた、つい最近のことです。そしてマーラー没後100年の今年、まさに命日である5月18日に、天下のウィーン・フィルがこの曲を取り上げ、東日本大震災の犠牲者を追悼したというニュースがありました。なんと心憎い選曲をする主催者でしょうか。そんなこともあり、ぜひこの曲のいろいろな演奏を聴いてみたいと思った次第です。

まずは、ラファエル・クーベリック指揮、バイエルン放送交響楽団による演奏(1967年)。チェコ出身のクーベリックといえば、ドヴォルザークの演奏などで定評がありますが、実はマーラーの交響曲全曲録音を初めてやった人でもあります。マーラーもボヘミア出身だったわけなので、通じるところもあるのでしょうか。ということで、これはスタンダードな名演だと思います。かなり古い録音になりますが、音は悪くありません。

バーンスタインなんかの指揮は非常に熱く、それはそれで良いのですが、かなりクセが強いので、疲れてくるのも確かです。クーベリックによる演奏は、淡白にはなりませんが、メリハリがあり、すっきりとした良さがあります。

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| マーラーの音楽 | 02:53 | comments(1) | trackbacks(2) | pookmark |
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