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バッハ:ヨハネ受難曲(ガーディナー、ブリュッヘンの新録音)
評価:
Bach,Gardiner,Padmore,Fink,Fuge,Lunn
Soli Deo Gloria

評価:
Michael Chance,Peter Kooij,Johann Sebastian Bach,Frans Brüggen,Orchestra of the 18th Century,Carolyn Sampson,Markus Schäfer,Marcel Beekman,Cappella Amsterdam
Glossa

ジョン・エリオット・ガーディナーとフランス・ブリュッヘン。古楽界を代表する2人の巨匠がバッハの『ヨハネ受難曲』を再録音、ほぼ同時に発売されるという、おもしろいことになったので、ぜひ聴いてみたい! 初めてクラシックCD新譜を予約して入手してみました。HMVで購入。聴き比べです。

ヨハネ受難曲は同じくバッハのマタイ受難曲に比べると、筋書きが整然としており、規模もこじんまりとしていますが、群衆が叫ぶ合唱や、しみじみと歌うアリアなど、聴きどころがあり、マタイとは違ったよさがあります。

ガーディナーの演奏としては、名盤として評価の高いヘンデル『メサイア』のCDを持っています。合唱を非常にきれいに演奏していたのが印象的でした。『ヨハネ受難曲』はだいぶ前にも録音しているようですが、聴いたことはないです。今回の演奏は、かなりドラマティックになっていると感じました。エヴァンゲリストの歌い方も力が入っています。最近は古楽演奏も感情こめたドラマティックな演奏が増えてきました。そういう流れなんでしょうか。

ブリュッヘンの演奏は、マタイ受難曲のCDを聴いて、けっこうとがった感じの神経質な印象を持っていましたが、バッハ『ミサ曲ロ短調』の新録音を聴いたところ、とても良かった。ということで『ヨハネ』にも期待したのですが、こちらはどうもいまいちピシッとしない感じ。もっと引き締まった演奏を期待していたからかもしれませんが、合唱が何だか遠く聴こえるような感じがして、迫力に欠ける気がします。

ということで、私の好みでは、この2つのうちではガーディナー盤がよかったです。

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| J.S.バッハの音楽 | 19:09 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
テンシュテット指揮、マーラーの交響曲
評価:
テンシュテット(クラウス)
EMIミュージックジャパン

評価:
テンシュテット(クラウス),マーラー,ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
EMIミュージックジャパン

評価:
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団,マーラー,テンシュテット(クラウス)
EMIミュージック・ジャパン

クラウス・テンシュテットによるマーラーの交響曲の演奏には、不思議な魅力があります。最初に聴いたのは第4番でしたが、ほかの演奏も聴いてみることにしました。

第1番と第5番は、EMIからライブ演奏の廉価盤HQCDが出ています。第1番は、シカゴ交響楽団(1990年)、第5番はロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(1988年)の演奏です。第4番のCDは、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、ソプラノはルチア・ポップ(1982年)です。

テンシュテットは、バーンスタインのように曲にのめり込んで情熱的に演奏するわけではなく、華やかさや派手さはありません。しかしただ暗いだけというわけではなく、ほのかな温かみも感じられ、盛り上がり方も良いです。説得力のある渋い演奏です。繰り返し聴きたくなります。

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| マーラーの音楽 | 22:39 | comments(0) | trackbacks(3) | pookmark |
プロコフィエフの『ロメオとジュリエット』と『古典交響曲』
ゲルギエフ(ワレリー),プロコフィエフ,マリインスキー劇場管弦楽団
ユニバーサル ミュージック クラシック

セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953)は生誕120年。ということで代表的な曲を聴いてみました。

もっとも有名なのはバレエ『ロメオとジュリエット』でしょう。組曲版もありますが、ワレリー・ゲルギエフ指揮マリインスキー(キーロフ)劇場管弦楽団による全曲版です(1990年、Decca)。第1幕第4場の「騎士たちの踊り」は、「モンタギュー家とキャピュレット家」として有名な曲で、TVCMでも使われている曲。プロコフィエフによる鮮やかな管弦楽の数々を味わうことができます。

交響曲第1番「古典的交響曲」は、ハイドンのような古典派的手法で書かれた曲なので、それぞれの楽章も5分以内、聴きやすい作品です。ただ、ハイドンやモーツァルトのマネというのではなく、聴いた感じではかなりモダンな印象を受けます。

テオドレ・クチャル指揮ウクライナ国立交響楽団のCD(1995年、Naxos)では、
・交響的絵画「夢」 OP.6
・秋のスケッチ Op.8
・交響曲第1番ニ長調Op.25「古典的交響曲」
・交響曲第2番ニ短調Op.40
が収録されています。

「交響曲第2番」は、「第1番」とはうってかわって、強烈なリズムを刻んだり、不思議なメロディーを奏でたりする曲です。あえて比べると、暗い雰囲気でピアノが登場したりするのはショスタコーヴィチの交響曲に近いかも。これ以外の曲もいろいろ聴いてみたいところです。

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| 音楽試聴記 | 16:46 | comments(0) | trackbacks(3) | pookmark |
『神のみぞ知るセカイ』とOP『God only knows』
渡辺明夫,若木民喜,倉田英之,マングローブ
ジェネオン・ユニバーサル

渡辺明夫,若木民喜,倉田英之,マングローブ
ジェネオン・ユニバーサル

書店でコミックの内容を見たところ、おもしろそうだったので、見たいと思っていたアニメ『神のみぞ知るセカイ』を、BDで買って見ました。また、オープニング曲の『God only knows』は興味深い構成になっているとのことをこちらの記事で知ったので、そちらも入手。

このお話では、二次元世界にしか興味のない桂馬が、「リアル」のヒロインたちを「攻略」しなければならなくるわけですが、自らの信念(?)を曲げず、とことん「ゲーム理論」に基づいて進めていくのがおもしろいところ。(「ゲーム理論」ってそういう意味じゃない……) さらに言うと、「お前だって二次元世界の住人なのに何を言ってるんだよ」というメタ的な、妙なおかしさがあります(笑)

ストーリーでは、ただヒロインをたらし込む(笑)のではなくて、毎回なんとなくいい話になっているのがポイント。でもまあ、桂馬もカワイイ系美少年(?)だったりするので…… ただのゲーオタではこうはいかないでしょう。桂馬は「ゲーム理論」を貫くんでしょうが、彼自身の考えが変わっていったりするのか、注目。2期もあるようですし、今後のお話も見てみようと思います。

オープニング曲の『God only knows』は、通常のJ-popに多い歌謡形式とは違い、雰囲気の異なる曲をつなげて組曲形式になっています。そういう意味では、クラシック音楽的な部分があるかもしれません。聴いてみると……

・器楽のみの締め「終幕」を除くと、シンメトリーな構成になっている。すなわち、スローテンポの「第一幕」「第五幕」が、アップテンポの「第二幕」〜「第四幕」を挟みこむ形になっている。
・全体的にオスティナート(繰り返し)が多い。特に第三幕。
・第二幕と第三幕は雰囲気が似ていて、つながっている。
・第五幕の低音は、バッハの『管弦楽組曲第3番』2曲目のアリア(いわゆるG線上のアリア)の通奏低音と似ている。
・終幕では、前の曲のモチーフが再登場。
・『集積回路の夢旅人』に切れ目なくつながる。

…ということで、Instrumentalで聴いても楽しめる構成になっております。印象に残るのは、第三幕で "God only knos〜" を繰り返すところの、チェンバロの音色。

各曲ごとに作曲者が異なることもあり、統一感はそれほど強くないように思いますが、アニメOPとしてはなかなかおもしろい試みと言えるのではないでしょうか。CDの方では、曲ごとにトラックを区切ってくれれば親切だったのに、と思います。歌詞カードはブックレット形式ではなく、リーフレット+四つ折りシートになっています。確かにO.A.versionや対訳を比較するには一目で見られるこの方がいいのかも……

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| アニメ関連 | 15:54 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」(チェコ出身の指揮者)
評価:
アンチェル(カレル),ドヴォルザーク,チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
コロムビアミュージックエンタテインメント

評価:
ドヴォルザーク,クーベリック(ラファエル),ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ユニバーサル ミュージック クラシック

評価:
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団,ノイマン(ヴァーツラフ),ドヴォルザーク
日本コロムビア

アントニン・ドヴォルザーク(1841-1904)は生誕170年。ということで、ドヴォルザークの曲も聴いてみたいと思います。鉄道マニアの大先輩ですし(笑) ドヴォルザークは希代のメロディーメーカーで、美しく感動的な数々の旋律を生み出しました。その中でも特に有名なのは、やはり交響曲第9番「新世界より」です。この曲の魅力は、管弦楽の響きや組み立てというよりも、美しいメロディーのつながりにある、というようなことがノイマン盤の解説にありましたが、なるほど、と思いました。

名演・名盤とは何か? というと、やはり名曲を名曲として聴かせてくれる演奏だと思います。これらの演奏を聴いて、やはりこの曲はいい曲だなぁと感動したのでした。チェコに行ったことはないですが、自分の幼いころのことや田舎を思い出させる、郷愁を誘う曲です。この曲の演奏は、地元・チェコの演奏家によるものが良いようです。

カレル・アンチェル指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏(1961年、スプラフォン)は、50年も前の録音とは思えないほど音質も良く、演奏も素晴らしいです。アンチェルという指揮者は初めて知り、演奏もこの盤で初めて聴いたのですが、どこを取っても説得力があります。派手さはないのですが、しみじみと感動できるとても良い演奏です。アンチェルはホロコーストで妻子を失い、晩年には亡命せざるを得なくなるなど気の毒な境遇だったようで、どんな気持ちでこの曲を演奏したのかな…… と考えさせられます。もちろん、そのような背景を抜きにしても感動できる演奏になっています。

ラファエル・クーベリック指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏(1972年、グラモフォン)では、オーケストラが重厚で迫力のある演奏を聴かせてくれます。クーベリックは何度もこの曲を録音しており、晩年にチェコ・フィルを指揮した演奏もありますが、ベルリン・フィルの演奏の方が評判がいいようです。

ヴァーツラフ・ノイマン指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏(1993年、DENON)も聴きました。ノイマンは何と160回もこの曲を演奏したとのことですが、この録音は初演100年記念コンサートの演奏で、まさに特別なもの。ノイマンはこの曲のプロとも言えそうですが、ここでも良い演奏を聴かせてくれます。ただ、若干セカセカしか感じがしなくもないです。テンポが特別速いわけではないのですが…… でもこれも良い演奏。尋常でない演奏回数に敬意を表したいところです。

これらの演奏を聴いて、改めてこの曲の素晴らしさをしみじみと感じたのでした。

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| 音楽試聴記 | 00:50 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
マーラー:交響曲第9番(バーンスタイン、バルビローリ)
評価:
マーラー,バーンスタイン(レナード),ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ユニバーサル ミュージック クラシック

評価:
バルビローリ(サー・ジョン)
EMIミュージックジャパン

マーラーの交響曲の名盤をいろいろ聴いています。交響曲第9番のテーマは、ズバリ「死」。ゆっくりなテンポの2つの楽章の間に速いテンポの2つの楽章が挟まれている、ユニークな構成です。この曲は前からCDを持っていたものの、どうも印象に残りませんでした。が、「名盤」で演奏を聴くと、やはり名曲だったんだなぁと思うのでした。「名演でないはずがない」名盤2つです。

レナード・バーンスタイン指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏(1985年、グラモフォン)は2枚組。マーラーを大得意として情熱的な演奏を繰り広げたバーンスタインが、全身全霊を打ち込んだ演奏、名演でないはずがありません。バーンスタインのマーラー第9番の演奏は、ベルリン・フィルに客演した際のものも有名ですが、こちらの方が完成度が高いとの評判なので入手しました。

そのベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏としては、ジョン・バルビローリ指揮(1964年、EMI)のものも有名です。こちらはバルビローリが客演した際に、演奏の素晴らしさにベルリン・フィルの団員が感動して急遽録音が決まったというエピソードがあるくらいですから、これも名盤でないはずがない。ということで聴いてみました。

どちらも非常にハイレベルな名演だと思いますし、これらの演奏を聴いてこの曲の良さがやっと理解できた気がします。しかし2つを比べると対照的な部分もあって、バーンスタインが非常に情熱的に演奏しているのに対し、バルビローリはそこまでではありません。

バルビローリの演奏では、第3楽章のブルレスケが印象に残りました。ここをきっちりカッコ良く演奏することもできるのでしょうが、そうはせず、「死を目前にした投げやりな感じ」が良く出ていると思います。第4楽章アダージョの冒頭も、バーンスタインが思い入れたっぷりにためてためて演奏しているのに対し、バルビローリはそこまでではなく、スッと行ってしまう感じです。このへんは、死を目前にした有終の美を感動的に表すのか、息も絶え絶えな夢想として描くのか、という捉え方の違いも出ているような気がして、興味深いところです。

どちらもとても良い演奏! と言っておきながら失礼な話ですが、わたしは両方とも聴きながら第4楽章の途中で寝てしまいました(笑) これがそういう音楽であるなら、どちらも名演である証拠! ということにしておきます。でもこの曲はまたちゃんと最後までじっくり聴いてみたいですね。

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| マーラーの音楽 | 00:13 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
ストラヴィンスキー:春の祭典(ゲルギエフ、クラフト)
評価:
ストラヴィンスキー,スクリャービン,ゲルギエフ(ワレリー),キーロフ歌劇場管弦楽団
ユニバーサル ミュージック クラシック

評価:
ストラヴィンスキー,ロバート・クラフト,20世紀クラシックス・アンサンブル,聖ルカ管弦楽団,グレッグ・スミス・シンガーズ,ジェニファー・フラウチ(Vn.)
Naxos

ストラヴィンスキー作曲の傑作『春の祭典』をいろいろと聴いているところで、ブーレーズ盤(1969年)とデュトワ盤のほか、ゲルギエフ盤とクラフト盤(2007年)も聴いてみました。

ワレリー・ゲルギエフ指揮、キーロフ歌劇場管弦楽団の演奏(1999年録音、Decca)。これは非常に熱く強烈な演奏です。第1部の最初のあたり、「春のきざし」で弦がリズムを刻み始めるところから、ぎょっとするようなすごい音が出てきます。最後の幕切れも、普通は鋭い一撃で終わるところ、グシャッとつぶれるように終わっています。とてもおもしろいけれども、この演奏を最初に聴くのはやめたほうがいいかもしれません(笑) 名演には違いないので、スタンダードな演奏を聴いた後におすすめしたいところです。

そしてロバート・クラフト指揮、フィルハーモニア管弦楽団の演奏(2007年録音、Naxos)。指揮者のクラフトは作曲者のストラヴィンスキーと非常に近かった人ということで、演奏にも説得力が出てきます。クラフト指揮の『春の祭典』は、同じNaxosから別の録音も出ていますが、こちらは最新録音。この『春の祭典』は、1967年版というバージョンだそうです。ちょっと聴いたところでは普通の版との違いはわかりません。演奏の方は、速めのテンポでスマートにまとめた感じです。ガンガン攻めていくタイプではありませんが、これはこれで引き締まっている感じ。

クラフト盤の方は「ストラヴィンスキー生誕125周年アルバム」と銘打っています。同時収録は、
・ヴァイオリン協奏曲 (ヴァイオリン…ジェニファー・フラウチ、フィルハーモニア管弦楽団)
・カンタータ「星の王」 (聖ルカ管弦楽団、グレッグ・スミス・シンガーズ)
・管楽器のためのシンフォニー集 (20世紀クラシックス・アンサンブル)
このあたりの曲は初めて聴きましたが、ストラヴィンスキーの作風が感じられて良いです。

今まで聴いた『春の祭典』の中では、ブーレーズ指揮1969年のものが総合的に一番良いと思います。

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| 音楽試聴記 | 23:47 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
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