J.S.バッハ,指揮者多数,演奏者多数
Brilliant Classics
今までCDを購入していろいろなクラシック音楽を聴いてきましたが、一番力を入れてきたのはJ.S.バッハの曲でした。バッハの職人的な作曲技術と曲の整然とした美しさは、なかなか他の追随を許さないものです。こうなればバッハの曲を全部聴いてみたい!
ということで入手したのがこのセット。管弦楽曲からオルガン曲、宗教音楽まで、あらゆる曲目を網羅し、分量はCD155枚。全部聴くのにほぼ1年がかりでした。ということは買ったのは1年ほど前。そのときは、この分量で価格が20,000円を大きく下回っていたので、これは「買い」だと思いました。
これを買う前までにもバッハの曲については多くのCDを持っていましたが、手薄だったのはバッハの作品群の中核を占める教会カンタータです。これを揃えるのが大きな目的でした。
このセットの大きなウエイト占めている教会カンタータ集は、ルーシンクの指揮による古楽演奏のもの。短期間に一気に録音したもののようで、演奏レベルとしては他に劣る部分もあるのかもしれませんが、全体を通した統一感があります。有名な「ロ短調ミサ」や「クリスマス・オラトリオ」の元ネタだったカンタータも聴けて満足。
これでバッハについてはひと段落ですが、このセットでは、
・「マニフィカト」の変ホ長調の初稿(挿入歌があるもの)が未収録。
・ほかにも最近発見された曲など、未収録のものがある模様。
・2, 3枚不良品があった。(長時間収録している関係?)
といったことがあるので、今後の課題です。今後もいい演奏が出てくれば聴いてみたいと思います。
また、輸入版CDを聴くにあたって重宝したのが、バッハの声楽曲の歌詞対訳を網羅した2冊。日本語訳の資料として非常に参考になりました。
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