最近まで知らなかったのですが、本編が終わった後もマガスペで連載は続いていたのね…… ということで、今度こそ本当に最後となるスクランです。
過去や未来にあった(かもしれない)いろんなエピソード。見どころは、♮06、♮08、♮10あたりでしょうか。
♮06では、将棋に意外な才能を発揮した愛理が、播磨を追い詰める…… というか、愛理って播磨に14万以上も貸してるのね。これは播磨も頭が上がらないですよ(笑) 本来なら絶体絶命の詰みでおかしくはない…… 愛理もなかなかやりますね。
♮08は、付き合っているらしい一条かれんと今鳥のお話。かれんも心労が絶えないでしょうが、その状況にも変化が。最後、今鳥、微妙にカッコイイ…… まったく、かれんは今鳥にはもったいないです(笑)
そして、本当に本当の最後、♮10は、卒業のお話。ルームシェアの話題も上がっております。何だか意外な組み合わせも…… 思い起こせば確かに、本当にいろいろなことがありました。終わってしまうと思うと感慨深いですね…… 結局のところ、播磨が最終的にどうなったのかはうまい具合にぼかされているんですが、本作はこれでいいんじゃないかと思います。
作品全体を振り返ってみると、よく言われているように、途中からだいぶグダグダになってしまったのは確かだと思います。かなり盛り上がったところもあったんですけどね(笑) キャラクターは脇役にもそれぞれにエピソードが出てくるので、とても魅力的になっています。めくるめく勘違いと暴走がミソの、楽しい作品だったのでした。
最近「ストーリーはイマイチだけれど、キャラはよかった」というレビューばかり書いてしまっている気がするので、ストーリーも褒められる作品が出てきてくれることを期待しております。なかなか兼ね備えるのは難しいでしょうけど……
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