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●五項目の自主規制
いよいよ最終セレクションです。その前に、あの人が…!!
今回で最後…… アニメでクラシックを振興するのだ〜! の企画、第25弾です。
※アヴェ・マリア(Ave Maria)
ラテン語で、聖母マリアを讃える語句。祈祷文もあります。古今のいろいろな楽曲にこのタイトルがついていますが、今回のシューベルトの歌曲のほか、バッハの曲を借用したグノーの曲あたりが有名でしょうか…… シャルロット・チャーチが歌っていた、カッチーニの「アヴェ・マリア」も、ドラマティックで感動的でした。
今回の、コンクール等での使用楽曲です。
●柚木梓馬
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
ラフマニノフは、ピアノ協奏曲や「パガニーニの主題による狂詩曲」が有名な作曲家ですね。「ヴォカリーズ」は、ピアノとチェロのための音楽だったと思いますが…… 聴いたことがないので、何とも言えません。
●火原和樹
ホルスト:組曲「惑星」より「木星」
Jupiterキタ――!!(笑)
火原が演奏していたのは「木星」の中間部分ですが、この部分に詞をつけて、「My Country」とかいう歌があった…… ような気がします。
「木星」は、以前チェロ・パートで演奏したことがあるので、個人的に思い出深い曲です。難しかったですけど。
●冬海笙子
「クラリネット・ポルカ」(ポーランド民謡)
クラリネットの定番曲です。リズムも軽快で、楽しい曲です。
●志水圭一
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番より「プレリュード」
これも、チェロの定番曲ですね。冬海ちゃんに続いて、原点回帰でしょうか…? エヴァではシンジが弾いていた曲です。バッハの無伴奏器楽曲は、どれも非常によくできていて、聴くたびに味わい深く、感心します。バロック・チェロですか。こだわりですね……
●月森蓮
パガニーニ:「カプリース」第24番
パガニーニといえば、「ラ・カンパネッラ」か「カプリース」と決まっています(笑)。超絶技巧でヴィルトゥオーゾ的演奏を存分に聴かせる「カプリース」は全24曲。わたしは、先輩がこの曲を華麗に弾くのを聴いて震撼したのを覚えています。
●土浦梁太郎
リスト:ラ・カンパネッラ
パガニーニのヴァイオリン協奏曲が原曲…… とか、いろいろネタは前に言及したので、ここでは割愛……
●日野香穂子
シューベルト:アヴェ・マリア(エレンの歌 第3)
シューベルトの歌曲の中では、もっとも有名なもののひとつです。歌詞は、乙女が聖母マリアの加護を求めて祈る内容。香穂子は、何を願うのでしょうか……
●男性陣による合奏
エルガー:愛の挨拶
エルガーといえば、「威風堂々」や「エニグマ」が思い浮かびますが、この曲も捨てがたいです。実は、この曲もチェロ・パートで演奏したことがあります。「木星」以上に難しかったですが……
香穂子は、最終セレクションなのに、寝坊しました(笑)。すると……
柚木帰ってキタ――!!
実は、留学をとりやめる手続をするために、イギリスへ行っていたのだとか。なんて小憎らしいことを…(笑) それより柚木は、香穂子が現れるのを、ここで待っていたに違いないのです。前回の屋上の月森と同じです。何をやっているんですか! 暇ですね、柚木(笑)
柚木が戻ってきて、香穂子は……
「柚木先輩、どうして…!!」
どうして戻ってきたの? いや、戻ってこなくてよかったのに! という、反語表現ではないと思います(笑)
セレクション直前になって、またしても大変な事態が…… なんと、ピアノ伴奏の森さんが、自転車に煽られて手を負傷。演奏不能に…… と、そこへ現れたのは、かつて香穂子の出場を妨害しようとした、庄司さん。香穂子が真摯に取り組む姿を見て、自身も音楽が好きだという気持ちを思い出したと、助っ人を買って出ます。こうやって、いろいろな人を改心させちゃうんですね…… それが、香穂子の魅力。音合わせをする香穂子への配慮から、演奏順を変更。香穂子はトリです。
それぞれの思いを胸に、演奏に取り組むみんな。それぞれ、最初の頃とはかなり変化したようです。香穂子の影響も、大きいですね。柚木親衛隊は、戻ってきた柚木に、感涙。冬海ちゃん萌えの層も、熱いですよ(笑)。そして香穂子も、見事やり切り、拍手喝采。これは、よかったです。
ところで、コンクールでの演奏順、もしかして香穂子にとって重要な人ほど後にくるようになっているんでしょうか…?
そしてリリから感謝の言葉。みんなからも、感謝の演奏です。
「香穂子……」
ああっ! ここのシーン、思わずリピートしました(笑)
みんなが香穂子の名前を…… 土浦と月森が名前で呼んでくれるのは、初めてじゃないでしょうか?
そんなわけで、コンクールは終わりましたが、香穂子は引き続き音楽に携わっていくようです。
●まとめ
非常に素晴らしい作品でした(笑)
当ブログの目標の一つである、「アニメとクラシックのコラボレーション」を、見事にやってくれました。今期一番かもしれません…… 今期はいろいろと忙しかったので、途中で見るのをやめてしまった番組もあったのですが、これは、最後まで見てよかったです。音楽に関してツッコミどころがあれば指摘しようかと意気込んでいましたが、そんな必要もありませんでした。人物の描写もしっかりしていましたし、それぞれのキャラクターを掘り下げて描くことができたので、良かったのではないでしょうか。みんなレベルが高いので、萌えにも事欠きませんでしたし…(笑) 「のだめ」と合わせて、これでクラシックもちょっとは振興できたはずです。「のだめ」見ていませんけど……
前に見た「遥かなる〜」よりは、こっちのほうが気に入りましたが、あちらもなかなか気合の入った作品でした。さすが、コーエイといった感じです。高木礼子さんは、「ドクロちゃんの桜君の人」くらいにしか思っていませんでしたが、今回のおかげで評価がアップしました(笑)。川上とも子さんも、「遥かなる〜」でアップしてます。
さて、「金色のコルダ」を単なる乙女ゲーにしていては、もったいない! ということで、「女性キャラ攻略バージョン」を、勝手に考えてみました。
●主人公
誰でもいいんですが、月森や土浦あたりが、使いやすそうな気がします。理由は以下で……
●攻略可能キャラ
1. 香穂子
正統派メインヒロインです。月森なら、ヴァイオリンを教授。土浦なら、伴奏! という感じで、仲良くなれるのではないかと。
2. 冬海ちゃん
人見知りをする娘なので、この2人には荷が重いかも…? でも萌えヒロインとして、攻略は外せません(笑)
3. 天羽さん
この場合、天羽さんが「攻め」ですね、たぶん(笑)。でも、こっちが強く出たら、意外にも…(妄想)
4. 森さん
これも、演奏関係で親密になれそうです。月森なら伴奏として、土浦なら……
連弾!(笑)
5. 庄司さん
基本的には、森さんと同じような感じです。ただ、最初のセレクションでの妨害工作を非難すると、意外にもそれがもとで親密になったり…… それがフラグ(笑)
(オプション)高階礼乃
柚木のお家に行ったら、なんと和服美少女が! これは外せません(笑)
こんな感じで…… どうでしょうかね? コーエイさん?
残念ながら、このお話では香穂子が特定の人と仲良くなってエンド…… とはいきませんでしたが、仮に誰かとお付き合いしたら、どうなるのか…… これも、考えてみました。
「列車、来ませんね……」
「ええ、このあたりは本数が少ないもので。でもあと2時間もすれば……」
2時間に一本ですか…… まあ、日本にだって、そのくらいの地域はいくらでも…(笑)
わさびをもろに食べて倒れるクロちゃんを尻目に、アレンはお届け物です。オランダにいるというイエーガー元帥に、荷物を届けます。アレンは元帥のご指名。やっぱりかわいらしい男の子が来てくれたほうが…… じゃなくて、「時の破壊者」と言われたアレンに、会ってみたいと。呪いを受けた、アレンの左目。ラビは、
「アレンの見ている世界は、地獄。」
と、言い切りました。
オランダに着いたものの、元帥はイノセンス発見の報を受けて、ベルギーへ行ったあと。ここでアレンは、ファインダーの1人から元帥の人柄について聞きます。「元帥」「優しい人」この2つが、どうしても結びつかないアレン。
いきなりですが、ここでオランダとベルギーの歴史について、まとめてみます。試験対策で(笑)
この2つの国は、もともとネーデルラントとか、フランドルとか言われていた地域です。
5〜6世紀 ゲルマン民族大移動。フランク王国の領域。
〜14世紀 フランドル伯領。
1339年 フランドルの利権を巡って英仏百年戦争おこる。
中世末 ハプスブルク家が政略結婚でネーデルラント獲得。
〜16世紀 スペイン・ハプスブルク家領。
1568年 ネーデルラント、スペインに反乱。南部は屈服、北部は抵抗。
1581年 北部、ネーデルラント連邦共和国(オランダ)独立宣言。
1609年 オランダ独立戦争終結。
1648年 ウェストファリア条約でオランダの独立が正式に認められる。
1714年 スペイン継承戦争の結果、オーストリアが南ネーデルラントを領有。
1806年 ナポレオンの侵略で、弟のルイがオランダ王となる。
1815年 ウィーン議定書でオランダが南ネーデルラント(ベルギー)を領有。
1830年 フランス七月革命の余波で、ベルギーがオランダから独立。
テストに出そうな政治史はこのくらいで…… もうひとつ大事なのは、あまり知られていませんが、イギリスの次に産業革命が起こったのが、ベルギーだということ。鉄・石炭が豊富だったためです。
アレンが訪れたこの町も、そんな様子をよく表しているんじゃないでしょうか。意外とリアルな、D.Gray-man(そこまで考えていないかもしれませんが)。
そういうわけで、アレンがここに行ったのは、少なくとも1830年以降ということに…… それが言いたかっただけです(笑)。……架空なので、そこまで気にしなくていいのはわかってますが。
こうして、ベルギーで、アレンはイエーガー元帥と会います。
「痛みがわかっていることは、エクソシストとして重要な糧となる。」
そんなことを言われて、アレンは思わず涙。
きっと、こういうねぎらいの言葉を受けたのは初めてだったんでしょう。いままで、行ってくれる人がいなかったんですね。クロス元帥とか(笑)
一方、千年伯爵のほうは、神田に意味深な宣言を…… ロードたまのお歌に乗って、これからお祭りが始まるんでしょうか…?
ワイド!
ノアに代わって今度はゼッドがタスカーに取り込まれて…… タスカーは、人間の世界を破壊して、「スピリットの、スピリットによる、スピリットのための世界」をつくろうとしていたのですね(たぶん)。
と、ここでギンガが登場! 生きてたんですか…… そんなツッコミは、なし(笑)。エクスマキーナでタスカーと対決です。ちょっと健闘しますが、やられちゃいました。すると、ジーコがロイアをかばってお亡くなりに…… でもジーコの働きかけで、ゼッドの意識が戻りました。
アミル・ガウルとタスカーの決戦です。血の雨が降りますよ…… アミル・ガウルのとどめで、タスカーは倒されました。ゼッドはちゃんと「救世主」になったわけですね。
しかし、肝心のゼッドはそのあと、少なくともテンプラーなどとは別の世界に行ってしまったようでした。
残る謎は、タイトル「牙」の意味ですが…… いろいろな意味がありそうですけど、タスカーに乗っ取られると、牙か生える、ということから(笑)
●まとめ
一年間にわたって丹念に物語を描いてきただけあって、非常に見ごたえのある作品となりました。スピリットを使った戦闘…… とかじゃなくて、人間ドラマに軸足を置いていたのは確実です。裏切り、権謀術数、そして戦争…… と、深みのある描写でした。「戦争」がテーマの一つだったことも、わかります。強さと権力を求めて戦って、結局どうなるのか、犠牲になるのは誰なのか…… といったことを、考えさせる意図もあったように思われます。
ということで、なかなか良かったのでは…?
ここで、特別企画です(笑)
ついにマイメロシャッフルも最終回! しかも、昨年に続き今回も……
兄貴と仲直りしてダーちゃんから解放された潤でしたが、今度はクロミがダーちゃんの餌食に。みんなは、クロミを犠牲にして世界を救う方策を議論…… ひどくないですか?(笑)
雅彦パパが謎の包みを持って登場。マイメロが黒音符を丹念に育てて、ついにピンク音符のなる草となったそうな…… いきなりですね(笑)。伏線は、1回ありましたけど。8つの音符を一気にそろえて、おねがいは…… タクト復元。直接「世界を救う」じゃ、ないんですよね。わかってましたけど(笑)
くるくるシャッフル。マイメロにプレッシャーが……
ここで、恒例の視聴者参加!
早口言葉を一緒に言いましょう! マイメロメロメロ…… 今回は2回チャンスがあるのですか。お助けカード、オールオープン! みんなしてやってきましたよ。説得も、マイメロママの精神攻撃(?)も、効かず……
最後の頼みのイケメンビームも、エネルギー切れ。まだウサ耳テールボムがある? 恥ずかしそうなネーミングに、恵一は逡巡。クロミは恵一にやられるなら…… と、犠牲になるのを受け入れますが、ここで憎まれ役を買って出たのが、駆。
「嫌ってくれていい……」
って…… でもクロミはノーサンキュー(笑)
マイメロはクロミノートを読んで、やっと自分の所業の影響を実感。遅い気もしますが…… 反省したマイメロは、自主的にたんすへ収納…… 憎まれ口を叩いても良心はもっているクロミ、止めに入って、ダーちゃんから解放! 一斉攻撃開始です。テールボムも効いてますよ。とどめのへなちょこマイメロビーム! すごい! ダーちゃん悶絶の効き目です。
ここで、北陸の地震発生!!
えらい規模の地震でした。うちの地域も震度3。実は、昨年の最終回のときも、地震が起きたんですよね。何かあるんでしょうか、マイメロ…… 不吉な……
ダーちゃんは、バクが使命を果たして呑み込んじゃいました。バクに何か影響がなければいいですけど…… 恵一からピンク音符放出で、またオーダー可能に。今度は、ハリネズミ君の風邪を治します(笑)。コロリで、万事解決! 一部、効果が表れていないようですが…… 恒例の、温泉オチです。
夢が見つかったという恵一でした。歌は応援してくれますよ!
妹として。
自分で「妹」って言ったんだもんね(笑)。めでたく負け組の仲間入りです。
歌と駆のほうは…… まったく、恥ずかしいですよ!(笑) 足掛け2年の苦労が報われましたね、駆。
柊兄弟は、海外に活躍の場を求めるようです。そしてマイメロもマリーランドへ…… でも、大丈夫! 続編ありますから(笑)
●まとめ
昨年に続き、いろいろとおもしろいことをやってくれた、マイメロでした。柊兄弟の確執は、あまり他人事とも思えませんでした(笑)。ちょっと消化不良の部分もありますが…… 全体としては、よかったと思います。最終回に、クルミ・ヌイは出ませんでしたね(笑)
月森、香穂子に果たし状を突きつける!!(違)
ということで、今回も、アニメでクラシックを振興するのだ〜! のコーナー。
※ハーモニー
「音楽の三要素」というのがありまして、それは、メロディー(旋律)、リズム(律動)、ハーモニー(和声)の3つです。詳しい理論については、省略(笑)。よく知られている通り、「ハーモニー」には「調和」という意味もあります。
今回の使用楽曲です。
●金澤先生が窓辺で口ずさんでいた歌
フォーレ:夢のあとに
フォーレの歌曲ですね。志水が弾いていた「シシリエンヌ」に続くフォーレ。声楽曲では、「レクイエム」が傑作なのでおすすめです。「夢のあとに」は、よく知らないので…(笑)
●コンサートで月森が演奏した曲
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」より第1楽章
ロマン派のヴァイオリン・ソナタのうちでは、ポピュラーな部類に入るブラームスの曲です。本編ではうまくまとめられていましたが、第1楽章は10分くらいあります。イメージで雨の映像が出てきましたが、タイトルと関連していたわけですね。ブラームスがつけたタイトルではないようですが、第3楽章の主題が自身の歌曲「雨の歌」の旋律に基づいていることに由来します。それだと、第1楽章とは関係ないじゃん! と言いたくなるのですが、実は第1楽章や第2楽章の主題とも関連があるのだとか。
さらにウンチクですが(笑)、リリがワンポイントクラシックで言っていた通り、ブラームスはシューマンの死後、妻のクララに献身的に尽くしたそうです。まあ、明らかに「師の奥さん」という以上の感情があったことは明らかですが…… そのブラームス、友人と一緒にこのソナタの第2楽章を演奏していたとき、クララを思い出して演奏が続けられなくなり、庭に走り出てしまったことがあったそうな。そんな、いわくつきのソナタです(笑)
さて、基本に立ち返り、「楽譜どおりに演奏する」ことを心がける香穂子。オーケストラに関して言えば、たぶんカラヤンの頃からだと思うのですが、楽譜に忠実な演奏が主流になっているようです。その前の世代の指揮者が、クセがありすぎた感じもしますが…… その上で、どこを際立たせるかを考えるのが、腕の見せ所です。そういうわけで、香穂子の姿勢も決まりました。
月森は、屋上で香穂子に果たし状…… じゃなくて、コンサートの招待状を手渡し。呼び出したわけでもなさそうですし…… いったい君はどんだけ屋上で待ってたんですか。香穂子が来なかったらどうするんでしょう(笑)。ほかのメンバーには、お母さんのほうから招待を受けたようで、香穂子だけ違う列の特別席。これならママにも一目瞭然ですね(笑)。カノンさん、違和感ないです。
ほかの人たちはというと…… 金澤先生は、どうやらのどを傷めて、歌手としての道は諦めたようですね。肩を壊してピッチャーができなくなるようなもので、苦痛と挫折はそれこそ計り知れないものだったに違いないでしょう。前と同じように歌うのは無理でも、歌を好きでいることは、不可能ではない…… でしょうか?
冬海ちゃんは、前より物怖じしなくなったと、天羽さんから指摘。冬海ちゃん萌え(?)の固定ファンもできたようですし、これからもがんばってもらいたいですね。
火原は、こっそり香穂子の練習を見守っていましたが……
「好きな女の子にケーキを食べさせるのが男のロマン」(意訳)
とのたもうた!(笑) そして香穂子が冬海ちゃんに抱きついたのを見て、
「ずるい!」
も、問題発言! と思ったら、冬海ちゃんの発言内容に関する指摘でしたか…… ただ、火原も、ちょっと暴走気味…? 「大切な人のために」演奏するそうですが、何か具体的に行動を起こしたり、するのでしょうか。
志水は、楽譜どおりに弾くという香穂子に対して、「先輩の楽譜は、そこにあります」みたいなことを言って、胸をポイント。タッチするんじゃないかとハラハラしたじゃないですか。さすがに、そこまでは…(当たり前)。
演奏会の直前、浜辺を2人で歩く、香穂子と月森。
なんですかこの 萌 え シチュエーション!!
そして桜貝を素手で拾おうとする香穂子を、制止。言ってるセリフがいちいちクサいですよ!(笑)
でもそんな月森が好きです。
月森は、香穂子の手を掴んで、気づくんですよ。
気丈な彼女がヴァイオリンを奏でる腕は、こんなに細くて華奢だったのか、って。
それから月森にはあんなことやこんなこと、いろいろな妄想が……
……いや、妄想しているのは、自分!
ここのところ最終回に向けて、テンションがUPしてます!(笑)
次回はいよいよ最後ですが、ついにあの人が…!?
Before
アレンにポーカーで身ぐるみ剥がれて、パンツ一丁のお兄さん。
After
その正体は…… ノアの一族の1人、ティキでした。
村から放逐されたクロウリーは、アレンたちと一緒に教団へ。生まれてこのかた引きこもり生活のクロウリーは、いろいろ騙されてます。さらに汽車に乗って大興奮のクロウリー。そうですか、鉄道ファンの気持ちがわかってもらえますか(違う)。で、ポーカーですっかりすってしまうのでした。
ここでの出番は…… アレン君。あの師匠の下で数々の修羅場をくぐった彼は、専門技術を使ってあっさり大勝ち。何でもできる子です。苦労したのね…… 小さいころのアレン…… 債権者は、いたいけな男の子を、どうしようとしたのでしょうか(略)
こっそり千年伯爵と落ち合うティキでした。伯爵は別に太ってませんよ?(笑) ティキ、汽車の中でエクソシストと一体何を…… 去り際にアレンに渡したトランプに、何かの秘密が?(たぶん違う…)
教団に着いて、黒判定のクロちゃんに、謎のマシンが襲い掛かる! 室長、まだコムリンを諦めてなかったのね…… でもアクマに対抗する装備を持っているのは、かなり実用に近くなってきたのでは? と、見直したのもつかの間……
コムリンのムダな機能
対アクマ武器の余熱で調理。真夏の炎天下で目玉焼きするのは見たことありますけど……
そして…… これは? 女体盛りとかをつくる機能ですか?(コラ!
でも総じて料理は上手なようす…… こっち方面でも実用化できるのでは。
それからは、定番行事ですね。門前でもめて、室長のマニアック診察を受けて、ヘブラスカに弄られて…… そしてウェルカムパーティー。クロウリーも感激です。今まで一人ぼっちでしたが、仲間ができて、これから「家族」になっていくんでしょう。新しい「絆」です。
ほら、ラビとの間にも新しい絆が、輝いてますよ!
「おかえりなさい」
今度は、アレンがそう言う立場になりました。今回は、クロウリーに追体験させることで、アレンの成長を浮かび上がらせる趣旨も、あるんだと思います。いろいろ経験して、目に見えて逞しくなった…… ということはないにしても、神田と衝突したり、リナリーにぶたれたり、ロードにいたぶられたり、ラビの話を聞いたりしながら、やっぱり内面的な変化は、あるでしょう。アクマに対する見方も、多少は変わった……かも。
で、コムリンはハーブティーに反応して、またしても暴走…… 「汚い」みんなを「きれいにする」と、いうことで、メイクアーップ!
アレンとラビの体勢は、妙に不自然な感じですが…(笑)
ついにアレンにも「そっちの気」が!?
リナリーを標的にしなかったコムリンは、「わかっている」としか言えません。
ということで、以下はリナリーのお話です(笑)
いよいよ最終セレクションが迫ってきました。といこうとで、やっぱりアニメでクラシックを振興するのだ〜! の企画、第23弾です。
※カデンツァ
協奏曲の中で、独奏者のヴィルトゥオーゾ的演奏をたっぷり聴かせる独奏部分。演奏者が好きなカデンツァを作ったり、即興で演奏したりしていいのですが、最近は有名なカデンツァをそのまま演奏することが多いようです。わたしが持っているベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲のCDでは、アンネ・ゾフィー・ムターはクライスラー作のカデンツァを弾いていました。ただ最近NHKで見た演奏では、独奏者(誰だったか忘れた……)が指揮者の勧めでカデンツァを自作したそうで、なかなかおもしろい演奏が聴けました。
さて、柚木が行っちゃったので、音楽科には辛気臭い雰囲気が…… 親衛隊は、「コンクール オワタ!」って言ってます(ちょっと違うか……)。最終セレクションのテーマは、「解き放たれしもの」となりました。まあ、これはあまり気にしなくてもいいかも(笑)
練習に励む香穂子に、月森はいろいろとアドバイス。あれ? 「力を抜け」は言わないんですか? べつにセクハラじゃないと思いますけど…(笑) 月森は、コンクールに戻るのが怖くはないのか? というもっともな質問を香穂子にぶつけます。そうです。香穂子の演奏は大部分魔法の力で担保されていたわけですから、それがなくなったとなると、しり込みします、普通なら。しかし香穂子はヴァイオリンを愛する気持ちが、それに勝っているんでしょう。影響されたのか、月森も、以前話しのあったチャリティーコンサートの件を受けることにしました。
香穂子は落し物のフィルムケースを発見。予想通り、天羽さんのでした。ちょっと気になったんですが、ここのシーン、妙にローアングルじゃないですか? 2人の脚が、妙に艶かしいんですが(ソックス描き忘れの可能性も…)。
棚の上から、カセットテープが出てきました。そこからテノールの歌声が…… 血相を変えて飛んできた金澤先生、テープの件は口止めです。先生、声楽家志望だったのですね。過去の話は明かされないのでよくわかりませんけど……
土浦は、セレクションでリストの「ラ・カンパネッラ」を弾くことにしました。これはかつてコンクールで弾いたものの、正当に評価されなかったといういわくつき。土浦も、過去に決着をつけるつもりのようです。
そしてお宝映像流出(笑)。月森と土浦の幼い頃のようすです。月森はあの歳でヴィエニァフスキですか…… それに感心した土浦、コンクールに出ることを決意しました。その土浦も、昔火原と会っていて、火原がプラスバンド部に入るきっかけになったらしい…… みんな、過去で繋がっていて、人生に影響を与え合っていたんですね。良いですね、そういうの。
公園で即興演奏して、子どもたちのビラ配りを手伝うみんな。音楽の何たるかを、どう捉えるか。みんないろいろと変化してきたのではないでしょうか。
土浦は、リストとパガニーニについてウンチク(笑)。そして……
「リストにパガニーニがいたように、俺にもお前というヴァイオリニストがいたのかもな……」
キャーッ! 何うまいこと言っちゃって! まったく恥ずかしいったら!!(大興奮)
でもそんな土浦が好きです(笑)
しかし、まだ「力を抜け」には、かなわないかな…?
「愛」とは、何であるか?
愛情持って育てれば、植物も応えてくれます。古代の人食い植物も、同じなのです。食べられちゃいそうになっても……
「愛してるっ!」
「アイ・ラヴ・ユー!!」
これで万事OK! 敵意を収めて愛を示せば、何とかなるものです。さぞかしユウ君もお喜びで…(笑) 主は言われました、汝の敵を愛せよ、と。……教団の教義でも何でもないです。元帥の下で培った知識が生きた、アレンでした。
「愛」とは、何であるか?
クロウリーのじいちゃんは言いました。城から一歩も出ずに、一生植物の世話をしているのが幸せなのである、と。なかなか酷な気もしますが、クロウリーはずっとじいちゃんの言葉に縛られて生きてきました。しかしあるとき気づきます、自分もまるでじいちゃんのコレクションの一つのようである、と。じいちゃんが実際どういう心だったのかわかりませんが…… クロウリーのその感覚は、鋭い指摘です。人との関わりを一切断って、生まれるのは孤独です。誰かに愛されたい。クロウリーは極めて自然な感情を抱いたのでした。
「愛」とは、何であるか?
エリアーデは、あくまでアクマです。……ダジャレです。なので、本質として人間を殺すように造られています。近づいてくる男たちを次々と血祭りに上げますが、満たされず、結局抱いたのは、「誰かを愛したい」という、極めて人間らしい気持ちでした。しかし、アクマは人を殺す。自分に殺されない男は…… ということで、出会ったのがクロウリーでした。
愛したい、愛されたい。そうして出会った2人でしたが、2人は互いを殺しあうように、できていたわけです。エリアーデの攻撃で一度は干からびたクロウリーでしたが、エリアーデに噛み付いて、血を吸って見事復活…… 哀れなアクマの魂は、救済されました(アレン風)。
「愛」とは、何であるか?
思うに、クロウリーとエリアーデの2人は、一見特殊であるように見えますが、一般的な愛の形を多少誇張したものを、体現しているに過ぎないのではないかと。人間、心に何かしら欠けている、満たされない部分があって、愛情を求めます。自分と似ているから。自分にないものを持っているから。理由はさまざまですが(両方のこともある?)、惹かれる部分があって、付き合います。そのうち、相手の良いところ、ダメなところ、いろいろわかってきます。そして、愛とは少なからず相手を傷つけるものでもあります。愛を綺麗に終わらせる、一番の方法は? それは「死」というわけです。死は全てにおいて絶対的で、何もかも停止させるからです。そして、あらゆることからの解放でもあります。
愛と恍惚の行き着く先は、死でありました。
愛と死…… なんだか耽美的な響き(笑)
「愛したかった。」とエリアーデは言っていましたが、まあ、実際、愛していたんでしょう。「クロウリーとやってみたいことがある」という、ささやかな希望はかなえられたわけです。……「やってみたい」というのが、ピュアな意味で、よかったです。性的なことだったらどうしうようかと(略)。
エリアーデは、かなり倒錯的な心境に陥っていたと思うのですが、逆に言えばそれは非常に「人間らしい」反応です。アクマが人間的とは、これいかに…?
「愛」とは、何であるか?
弟子にゲテモノ植物の世話をさせて、経験を積ませることです(笑)。ロザンヌは、どうやらイノセンスを持っていたらしい…… 元帥もクロウリーに抜き打ちで、いろいろやっていたのですね。しかも金を借りていったと。元帥が持ってきたお花のおかげで、クロウリーはエクソシストとして再出発できそうですが…… お城を爆破して、過激に未練を断ち切ります。
ラビが、髪型変わったからって、別に反応しないさぁー!
……矛盾した文章です。
「愛」とは、何であるか?
生きる意味を失った人に、新たな道を示してあげることです。
お待たせしました。次回はいよいよリナリーが登場しますよ。今回は何だか作為的な文章になりましたが、次回は、そんなことはないはず(笑)
ついにダーちゃんが黒音符にお願いして、マリーランド滅亡のシナリオが開始…… 神をも恐れぬハリネズミ君の大技「コロリ」に期待がかかりますが、ハリネズミ君、ダーちゃんからうつされた風邪でダウンです。ハリネズミ君が風邪を引いたのには、そんな伏線があったのですね。ダーちゃんもなかなか味な真似を…… いや、もともと湯冷めした大臣の体が風邪引いたので、大臣が悪いんでしょうか?(笑)
不調のハリネズミ君の影響で、世界のみんなには忘れていた記憶が蘇ります。世界滅亡の危機! 実は二度目でした(笑) マイメロ、みんなから絶大な期待が寄せられていますよ。
マリーランドから王様もやって来て、あまり役に立たない気もしますが…… 夢防衛少女隊、出動です。しかしこれを「見切った」ダーちゃん、対策を講じていました。クロミがダーちゃんの手に堕ちて、人質に。刃向かうと文字通り首が飛びます。渋々バクはダーちゃんの手下に…… 負け犬3人を集めます。白山、永代橋先生、柿崎の3人で、強力な負け犬四天王(の3人)結成。でも、負け犬オーラだけでは、いかんともしがたかったでしょうか……
そこへ現れた、ウサ耳仮面。すでに力は失いましたが、恵一は潤を助けるため、自ら悪夢魔法のターゲットを買って出ました。なんかカッコいいんですけど! 格好は、微妙ですが…… そして、決めポーズにも、俄然気合が入りまくってます。かつてない気合の入りようです。ウサ耳仮面withウサ耳レンジャーズ、さらにシツジ仮面トリオが挑みます。
「イケメンビーム」は、真のイケメンにしか使えないのね…… と、ここで立ち塞がるのは、負け犬の筆頭、バク。クロミを人質にされて渋々従っていたはずが、恵一と売り言葉に買い言葉で、貯めに貯めた負け犬オーラを一挙開放。やりすぎ…… ここは、加減するところですよ。マイメロのタクトが壊れちゃったじゃないですか。
前シリーズ以上に厳しい戦いになりそうですが、ここからどう挽回するんでしょうか…?
敢えて一度どん底を味わわせ、そこから得られたハッピーに種を植え付ける…… という、なかなかにえげつない作戦を実行してきたブラック学園長でしたが、どうやら何者かに操られているらしい…… と、「ブラッククリスタルキング」ですか?
あっ、若本さんですよ〜!
すごい存在感ですね〜!(笑)
「ブラッククリスタル」というのは、前シリーズの終盤に猛威を振るった、アレでしょうか? だとすると、ブラッククリスタルキングなるものは、マイメロでいうところのダーちゃんみたいな感じでしょうか?
ブラック学園とロイヤルワンダー学園は姉妹提携するということで、パーティー開催。そこへ出てくるソレイユベルに種を植えようという魂胆です。ビビンは、基本的に、そんなに悪いことはできないですね。良心の呵責があるので…… ふたごをはじめ、学園のみんなともなじんでますし。そして夢を語るみんなです。みんな将来的には為政者にならないといけないわけですから、それなりの覚悟はあるわけですね。ふたごは、どうだか知りませんが…(笑) ビビンも、「勉強したい」というのは本音でしょう。なんて殊勝なんでしょうか……
種が発芽して育ちます。今回は、人間を食べちゃうという、なかなか凶悪な育ち方です。そうか、ソレイユベルに種を植えたのは、ふたごの力を封じる意図があったのですね。その証拠に、ファインのハッピーベルンが何の変哲もないフォークに! あれ? ただのうっかりでしたか? べつに魔法は使えないわけじゃないんですね。
そしてついに、反旗を翻してふたごと共闘するビビンです。ビビンの魔法、しっかり役に立ってます。ダテにエリートじゃないです。そしてブラック学園長先生も解放されて、すっかり円くなっちゃいました。こうなると、目的が異なってきたエドチンの立場は、どうなるんでしょうか…? ブラッククリスタルキングは、手強そうです。若本さんですし(笑)