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地獄少女 二籠 第二十六話「あいぞめ」

ここのところ、地獄流しの乱発で、あいの口上をちゃんと聞かない連中が多かったんです。そして最終回……

あいと藁人形
「あなたが本当に恨みを晴らしたいと思うなら……」

説明拒否
「聞かなくてもわかってる!」

無言
(最終回ぐらいちゃんと言わせてくれても良いものを……)

あいがそう思ったかどうかは知りませんが、蛍は、地獄流しの連鎖を止めるためには、拓真を消すしかないと考え、藁人形の糸を引きました。そして自分も……


拓真を乗せた舟を漕ぎながら、あいは何を思ったのか…… 結局、拓真を地獄に流すことはできず、現世へ送り返します。今まで自身の役割に徹し、傍観者の立場を貫いてきたあいでしたが、傷ついた身体を引きずって、今度は積極的に拓真を助ける行動に出ます。あいが出した「答え」とは。

最期の言葉
「これで、終わりね……」

自らの死(消滅)による、地獄通信の終了。
これは、いったいどういうことなのでしょうか?


そもそも、「地獄通信」なるものがいかなる目的で存在しているのかと、考えてみます。これについては、あいが端的に述べていました。

「この恨み、地獄へ流します」

流すのは、「人」ではなくて「恨み」であるので、恨まれた人間を地獄に流すことは、地獄通信の主目的ではないということです。では、地獄通信の存在意義は?


●地獄通信利用者にとって
あいは、埋められて、恨む気持ちが極限に達した結果、ヒトならざるものになりました。このようなことは繰り返すべきでない…… ということで、短期的には、依頼人の望みを叶えることでガス抜きを図り、第2、第3の閻魔あいが誕生することを防ぐ狙いがあるのかもしれません。ただ、主な理由はそれではなくて……

これまでのお話を振り返ってみると、地獄通信で憎い相手を地獄へ流しても、それは根本的解決にはなっていない、というパターンが多く見られました。人一人消したところで、構造的な問題は大して変わりませんし、一度失ったら戻らないものもあるからです。この点は、かなり一貫していたと思います。そうすると結局、人を恨んでも何の良いこともない、ということ。これを依頼人に知らしめることが、趣旨ではないでしょうか。その結果が、「人を呪わば穴二つ」であるわけです。

地獄通信は、いわば「システム」に過ぎないのであって、あいはどんな不条理な望みも言われるままに実行してきました。今回、そこから逸脱したのは、上記の趣旨を果たすことができない状況になったからです。拓真が「恨み」を受けたのは、地獄通信が存在していたからにほかならないわけです。システム自体が害悪をなしている以上、システムそのものを破壊するしかない。それが、あいの出した結論だったんだと思います。


●閻魔あいにとって
あいは、地獄流しの役を淡々と実行する中で、何を思ったのでしょうか。これは、上と同じ。人を恨んでも、何にもならないということです。恨みぬいて、村を焼き尽くし、重大な罪を負ったあいだからこそ、これをやらなければならなかったのです。地獄通信の否定、それは自分自身の否定にもつながるわけですが…… 最期まで穏やかな顔をしていたあいは、もはや誰も恨んではいませんでした。

恨んでも、何にもならない。これを四百年かけて、自ら証明することが、あいに課せられた咎だった、ということだと思います。言ってみれば、罪を憎んで人を憎まず、でしょうか…? これであいは、救われたのだと思います。

結局のところ、これがこの番組自体の結論でもあるということでしょう。


以上は、前シリーズを終盤付近しか見ておらず、しかも最終回を見ていない場合の考察ですので、何か論点が抜け落ちている可能性はあります(笑)


●「ひぐらしのく頃に」との比較
ともにホラー要素、鬱要素があり、しかもウチの地域ではまったくの同時刻に放映されていた時期もあるということで、敢えて比べてみますと…… 「ひぐらし」には疑心暗鬼、狂気、破壊と暴力が満ちていたのに対し、「地獄少女」のキーワードは、辛さ、哀しみ、やるせなさといったところでしょう。両者から感じられる「鬱」感覚は、かなり違いがあります。前者では、吐き気を催すような拒絶反応的な鬱、後者では、どうしようもなく無力感にうちひしがれる鬱です。個人的には、後者のほうが心地よかった(?)ですが…… どちらが良いとも言えません(笑)


●まとめ
『二籠』がウチの地域でも見られるとわかって狂喜しました。アニメを見て、憂鬱になりたい、打ちのめされたい。そんなM的欲求をかなえるには、うってつけのアニメ(笑)。見どころは、人間模様と人の性(さが)です。ただ、前シリーズでは、本編が終わって「かりぬい」が流れてくると、どうしようもなくやるせなくて涙が出るようなお話が多かったのですが、今期はそれがちょっと少なかったような気がします。もっと打ちのめされたかったのに(笑) 最終回は、あいが救われた、と思えたので、そんなに鬱ではありませんでした。

毎回にあいの「見せ場」(艶っぽいシーン)も入っていたのですが、これも終盤になると、サービスサービスぅがなくなってしまったのが残念でした。そんな余裕がないのはわかりますけど…… その分、『湯けむり地獄、旅の宿』で、見せてきたんでしょうか(笑)

『地獄少女』はなかなかに興味深い作品でした。暴力やタブー破り抜きで鬱にさせる作品というのはそれほど多くない気がします。もっといろいろやってもらえるといいんですけど…… そしてやるせなくなりたい(笑)

音楽も良かったので、サントラ買いました。まあ、「あいぞめ」が欲しかったんですけど…… 「かりぬい」と比べると、どっちも良いのですが、「あいぞめ」が好みかな……


地獄少女 二籠 オリジナルサウンドトラック
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