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涼宮ハルヒの憂鬱 第14話「涼宮ハルヒの憂鬱VI」

宇宙人、未来人、超能力者…… という俄かには信じがたい人々に会って、「自分は普通だよな?」と確認したくなるキョンでした。谷口は、SOS団と関わっている時点で普通ではない、と。そしてあの日の疑惑が……
かくして長門は俺の腕の中に(嘘)
弁解を試みるキョンでしたが、すぐウソ話だとばれてます(笑)。


ハルヒは不機嫌。そして、
楽しそうですね〜
なんか楽しそうな2人〜。「射手座の日」の有希の動きは、このマウスを見ていたのか…… これを目撃して、ハルヒのイライラは頂点に。不機嫌なハルヒは扱いに困りますね……


人が夢を見る仕組み。眠りの比較的浅いレム睡眠のときに、人は夢を見ます。だから、他人と夢を共有するなんてありえない…… と思いきや。ハルヒに起こされるキョンでした。どうやら閉鎖空間に入り込んでしまった模様。でも今までとは根本的に違って、世界を丸ごと作り変えようとしている、という古泉の説明でした。


パソコンのモニタを通して会話するキョンと有希。有希もキョンに戻ってきて欲しいと思ってますよ…… がんばれ。ヒントは、「白雪姫」「sleeping beauty」です。もうアレしかないですね。しかしハルヒはこの状況を楽しんでいるようです。対して、元の世界に戻りたいというキョン。
「あんただって、つまんない世界にうんざりしてたんじゃないの? もっとおもしろいことが起きてほしいと思ってたんじゃないの?」
と言うハルヒ。


ハルヒは、キョンが自分と同じ気持ちでいると思って、親近感を抱いていたんですね。そして、以前とは違う世界を望んだのです。でも、実際はそうではありませんでした。キョンは元の世界を望んでいます。


ここでキョンは、自らが「ポニーテール萌え」だと激白。真意かどうかは定かではありませんが(笑)… キョンは気持ちの整理をつけて、めざめの儀式を。


このとき、ハルヒの中では価値観の変動があったのでしょう。広い世界の中で、自分が至って普通な存在であることに不満を感じていたハルヒ。自分を変えることで違う人生を模索したハルヒが、ついには究極的な形として周囲にまで大変化を引き起こした、それがこの世界です。でも、そんなことをしなくても、自分が特別な存在になりうることに気づいたのです。そしてこう思ったことでしょう。
「キョンがそう言うなら、元のままでもいいかな」


というわけで、フロイト先生もびっくり仰天の夢から覚めたキョンは、教室でハルヒの姿を見るのでした。そして一言。
反則的ポニーテール
「似合ってるぞ」
こう言うのは義務ですね(笑)。この一件を通して、ハルヒもそうですが、キョン自身も普通の日常生活が捨てたものではないと再認識したのではないでしょうか。この連帯感が、2人の信頼関係に繋がっていると思います。そしてハルヒは、SOS団の外に楽しみを求めるだけではなく、SOS団自体の活動を盛り上げていこうと思ったわけですね。


情報統合思念体の派遣部隊はほかにもけっこういるらしいのですが、もしまた襲われたら……
「私がさせない」
「私がさせない」
と有希。なかなか踏み込んだ発言…… みくるがほくろを指摘されたのはこのときだったのですね…… キョンはSOS団のみんなから信頼され、好かれているわけですね。SOS団はこの人なくして成り立たない! デェトがんばってください。


●楽曲について
「射手座の日」でも壮大なクラシックで大いに盛り上がった本作ですが、
最後に凄い超大曲がキタ!!
マーラー作曲・交響曲第8番「千人の交響曲」より、第1部です。そのタイトルの通り、演奏に巨大編成を必要とする曲です。第1部は、9世紀ラバヌス・マウルス作のラテン語テキストです。ちょっと検証してみましょう。
神人現る
神人降臨…… 2人が動揺する場面の歌詞です。

Accende lumen sensibus, Infunde amorem cordibus.
(そが光にてわれらが感ずる心を高めたまえ、心に愛を注ぎかけたまえ。)

逃げる2人
校舎を破壊する神人から逃げる2人。

Hostem repellas longius, Pacemque protinus dones;
(敵なるものを遠ざけたまいて、ただちに平和をあたえたまえ。)

そしてクライマックス、音楽も大いに盛り上がります…… 大合唱と興奮の渦。思わず一緒に歌ってしまいましたが(笑)
ポニーテール萌え!!
Veni, creator spiritus!
(現れたまえ、創造の主、聖霊よ!)

うまくリンクしたものです…… 音楽が十分印象的に使われて壮大な雰囲気を築き上げていました。そして何より重要(?)と思われるのは、この曲全体の歌詞が、
創造主を崇め、世界の栄光を讃える内容
になっているということです。まさにハルヒにふさわしい…(笑) 選曲の妙でした。「涼宮ハルヒ・クラシック」とかのCDを出したら、結構売れるのでは(笑)。


最終回なので、続いて作品全体についてまとめてみようと思います。

本作「涼宮ハルヒの憂鬱」は、話題に事欠かない作品でした。第1話から、いきなりの自主制作映画。そして放映順も、時系列とはバラバラ。この形態は賛否両論を巻き起こしたようですが、わたしは肯定的に捉えておこうと思います。わたしは原作を読んでいませんが、それでも十分に楽しめましたし、原作を読んだ人も「次にどの話が来るのか?」と思いつつ見られたのではないでしょうか。そういう意味では、原作を読んだ人と読んでいない人を公平に扱ったものとも言えそうです。


「涼宮ハルヒ」は凝った公式ウェブサイト、エンディングの振り付けも手伝って、大いに盛り上がりを見せました。音楽番組やネットランナー誌(それはいいか…)も公然と取り上げるくらいでしたからね。そこまでとは…… 超監督のなせる業ですね(笑)。


そして、京都アニメーションの高品質な作画も見事でした。京アニブランドの評価は以前から聞いてはいたものの、作品を本格的に見たのは今回が初めて。隅々まで凝った緻密な描写は素晴らしかったです。
通過する阪急電車
●今回の阪急電車です。欲を言えば、形式がわかるくらいに鉄道車両もリアルに描いて欲しいですね(笑)。


第1話で強大なインパクトを与え、第2話からは普通の学園ものなのかと思いきや…… 本作はSFだったのです。原作を知らなかったわたしにとっては不意打ちでした。しかしちょっと定番とは違うSF設定にかなり興味を引かれたのも事実です。残された謎は多いですが…… 原作を読めばわかるんでしょうか? しゃべるネコ・シャミセンや、ミクルビームの秘密とか……


個性的な各キャラクターも魅力でした。最後にキャラクターの魅力についてまとめてみましょうか。

●涼宮ハルヒ
周囲を震撼させるエキセントリックな言動と、傍若無人ぶり。おまけに世界に大いなる影響を与える力まで持っています。これだけならただの厄介者なのですが…… ハルヒのキョンに対する想いのわかりやすいこと。「孤島症候群」「サムデイ イン ザ レイン」あたりで、そのツンデレぶりを見せ付けてくれました。そしてハルヒも、人並みに退屈と没個性に悩んでいるのでした。思春期なら誰でも考えることです。つまり、
普通の女の子
であるところも、多く持ち合わせているということです。多くの人が共感できる部分ではないでしょうか。

●長門有希
情報統合思念体のインターフェースとしてつくられた有希は、わかりやすく言えば彼女の言うとおり「宇宙人」です。人並みはずれた能力を駆使して事態を解決。クールビューティーとでも言いましょうか。でも、それだけではありません。有希は生まれて3年、まだまだ学習しなければならないことが多いようです。パソコンの使い方も知らなかったわけですし…… 読書もその一環なのかも。つまり、本質的に有希は
無垢
なのです。串刺しにされても表情を変えない有希は、まだ人間らしさが感じられない部分があります。でもキョンやSOS団との関わりを通して、それも変わっていくのではないでしょうか。「射手座の日」「サムデイ イン ザ レイン」あたりで見せるキョンへの心配りが、その片鱗をうかがわせます。

●朝比奈みくる
第1話では主役だった(笑)みくる。いつもハルヒのおもちゃにされて、SOS団一の被害者なのかもしれませんが…… 未来人のみくる、本編ではあまり活躍してくれませんでした。「お姉さんバージョン」が大きな役割を果たしてくれましたね。その魅力は一言で言えば、
健気
でしょうか…… ハルヒに遊ばれている(笑)ことだけではありません。みくるもSOS団とキョンには愛着があるようですが、ハルヒの目の前であまりキョンと親しくするわけにもいかず、「禁則事項」も詳しく話すわけにはいかず、実は結構つらい立場なのかも…… がんばってください、みくる。

●古泉一樹
キョンからは「顔が近い!」と煙たがられつつ(笑)、常に穏やかな物腰で、時にはしたたかに策を練っているこの人。古泉はSOS団の副団長でありながら、「組織」との関係上、少し距離を置いているように見えます。でも、キョンには期待しているようですし、ちょっとうらやましい気持ちもあるのかも。
悲哀
が見えます……

●キョン
普通の高校生だったはずなのに…… 全然普通じゃない状況に入り込んでしまったキョンです。キョンは、世界や自分自身に対して、シニカルな面があるというか、ちょっと斜に構えているところがあります。その言動には飾り気がなく、胡散臭さを感じさせません。言葉は修辞を駆使し、機知に富んで、とても洗練されています。「この場面であんな気の利いたセリフ、なかなか言えないよね……」ということも、すなんり言ってくれるのです。しかも自分に正直ですし。小説原作だからこそなせる業かもしれませんが…… キョンは分別をわきまえた、好人物ですね。表面上は、ハルヒと対極にいるように見えます。その
飾らない性格
が、周囲の支持を集めているのだと思います。上で検討してきてわかったのですが、「人気者だなキョン!」ですね。本作の真の主役はキョンです(笑)。


というわけで、終わってしまった本作ですが、これだけ大いに盛り上がったので、続編もありそうですね(こう言っておけば実現するはず……)。またぜひSOS団のメンバーたちと会いたいものです。今までになく長い記事になってしまった……

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| 涼宮ハルヒの憂鬱(終) | 17:56 | comments(6) | trackbacks(5) | pookmark |
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コメント
プラズマ様どうもです!

クラシック曲がそこまでリンクしていたとは・・・。クラシックをあまり知らないので、とっても参考になりました。

気になった謎が残り、また有希が最高だといわれる「消失」というのも見たいので、なんとかして京アニさんに2期をお願いしたい物です。

ここまで思わせてくれるこの作品は最高でした。

私からもトラックバックさせていただきます。
| jiro | 2006/07/09 1:54 AM |
>>jiroさん
どうもです。

歌詞はちょっとこじつけっぽい気もしますが、こうして見てみるとおもしろいですよね。

本作は1クールでしたが、さすがにちょっと短かったです。ここまで世間は大いに盛り上がったので、2期目も必ずや実現するでしょう(みんなでそう言って既成事実化すれば…)。またぜひキョンのぶっちゃけモノローグを聞きたいですね。
| プラズマ@管理人 | 2006/07/09 10:13 AM |
ども、ゆたかです(^ ^)

コメント返しに参りました(笑)

>マーラー作曲・交響曲第8番「千人の交響曲」より、第1部です。

普通はここで曲の紹介だけで終わるのに、プラズマさんはその曲の内容と、作品との関連までを解説されている。
凄いの一語に尽きます。

>「涼宮ハルヒ・クラシック」とかのCDを出したら、結構売れるのでは(笑)。

で、パッケージ絵はSOS団のメンバーがおっかなびっくり楽器を持ってる姿が描いてあれば完璧ですね(笑)
| ゆたか(A-MIX) | 2006/07/10 8:40 PM |
>>ゆたかさん
コメントありがとうございます。

楽曲解説は、たまたまマーラーが好きでCDを持っていたからなせる技ですね…… ハルヒ=創造主 と読める選曲は見事だと思いました。

「涼宮ハルヒ・クラシック」を出す折には、ぜひ「射手座の日」の艦隊戦で流れた曲もセットにしてほしいですね。これだけクラシックを使った作品も久しぶりだと思うので、クラシックファンとしては、これを機にクラシックを大いに盛り上げたいという野望が…(笑)。
| プラズマ@管理人 | 2006/07/11 12:27 AM |
通りすがりにお礼を。長年探してた曲が涼宮ハルヒに使われていたので、探したところこのサイトに行き着きました。ようやくタイトルを知ることができて感激しています!ありがとうございました〜。
| hiro | 2006/08/15 5:28 PM |
>>hiroさん

当ブログが少しでもお役に立ててうれしく思います。ぜひ「千人の交響曲」のCD等を入手されて、聴いてみてくださいね(笑)。
| プラズマ | 2006/08/15 7:26 PM |
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