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ベートーヴェン:交響曲全集(ブリュッヘン指揮2011年)
先日亡くなったフランス・ブリュッヘンによる、ベートーヴェンの交響曲の録音です。2011年の新録音を入手したまま寝かせていたのを、引っ張り出して聴いてみました。

GLOSSAレーベルから出ている、ロッテルダムでのライヴ録音。マルチチャンネル仕様のSACDとなっており、ブリュッヘンの演奏の貴重な記録です。これまでピリオド・アプローチによるベートーヴェン交響曲の演奏は、ガーディナーやノリントン、ジンマンなんかを聴いたことがありますが、ブリュッヘンは他とはちょっと違って、いたずらに速いテンポでかっ飛ばすのではなく、わりとじっくりやっている印象を受けます。他ではちょっと物足りないような気がしてしまうこともある交響曲第9番についても、力不足は感じません。まあ、個人的な好みでは、ベートーヴェンは血気盛んで鼻息の荒い印象があるので、一気呵成にやってくれるのが好きなんですが。

このセットの国内流通盤にはブリュッヘンへのインタビューなどが収録されたドキュメンタリーDVDが付属しています。その中でブリュッヘンが語った内容で興味深いのは、ベートーヴェンの曲のテンポについて。ブリュッヘンは作曲家の指定に従うとしつつも、ベートーヴェンが難聴だったことによる落ち着きのなさや、演奏家を発奮させようとする意図があり、かなりテンポを速く指定しているところがあるのではないか、と言っています。確かに交響曲第8番の第4楽章などは、指定通りにやろうとすると演奏不可能だと言われていますから…… ガーディナーは指定通りにやろうとしていましたが(かなり速い印象でした)、ブリュッヘンはそこまで飛ばしていません。興味深いところです。

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| ベートーヴェンの音楽 | 13:38 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ベートーヴェン:交響曲全集(アバド&ウィーン・フィル)
評価:
アバド(クラウディオ),ベートーヴェン,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ユニバーサル ミュージック クラシック

評価:
アバド(クラウディオ),ベートーヴェン,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ユニバーサル ミュージック クラシック

評価:
アバド(クラウディオ),ポリーニ(マウリツィオ),ベートーヴェン,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ユニバーサル ミュージック クラシック

アバド指揮によるベートーヴェンの交響曲全集としては、素晴らしいベルリン・フィルとの演奏があります。こちらはピリオド・アプローチに基づいた演奏ですが、ピリオド・アプローチをやり始める前のアバドの演奏はどうだったのか。1980年代に録音されたウィーン・フィルとの演奏で聴くことができます。

後年の演奏と比べると、ベートーヴェン独特のジャカジャカという刻みが弱いのでやや物足りない感じもしますが、ウィーン・フィルの音色による充実した演奏が聴けるので、こちらはこちらで良いという人もいるでしょう。第2, 4, 8番あたりの曲を力強くやってくれているので、聴きごたえがあります。第5番は第4楽章で独特の「溜め」があるのでちょっと引っかかります。

第6番『田園』とのカップリングで、カンタータ『海上の凪と成功した航海』と『合唱幻想曲』が収録されているのに注目。『合唱幻想曲』の独奏ピアノはマウリツィオ・ポリーニです。よく駄作などと言われる『合唱幻想曲』ですが、確かにこれだけの曲のためにオーケストラ、ピアノ独奏、独唱者4人と合唱団を用意するのは現実的でないかもしれません。とはいえウィーン・フィルやポリーニら名手を集めた演奏で聴けるのは貴重でしょう。

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| ベートーヴェンの音楽 | 22:32 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ベートーヴェン:序曲集(P.ヤルヴィ&DKPB)
評価:
ベートーヴェン,ヤルヴィ(パーヴォ),ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
SMJ

指揮者のパーヴォ・ヤルヴィとドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンによるベートーヴェンの交響曲全集は、非常に躍動感のある名演として評価も高かったのですが、このコンビによるベートーヴェンの最新作として、序曲集が出ました。

収録曲は、以下の通り。
・「プロメテウスの創造物」序曲
・「コリオラン」序曲
・歌劇「フィデリオ」序曲
・「レオノーレ」序曲 第3番
・「エグモント」序曲
・「献堂式」序曲

今回も、ピリオド・アプローチを踏まえた見通しの良いアンサンブルで、切れ味鋭く躍動感に富んだ演奏となっています。わたしは交響曲ほど序曲については聴いているわけではありませんが、この演奏はなかなか楽しんで聴けました。「フィデリオ」序曲の盛り上がり方などはワクワクしてきます。どの曲も良い演奏だと思いますが、欲を言えばCDの収録時間が52分ほどと、だいぶ余っているので、ほかの序曲も録音してほしかったところです。

このコンビによる演奏会で、ベートーヴェンの交響曲と序曲を生で聴くことができたのは良い機会でした。会場でこのCDを買って、パーヴォ・ヤルヴィ氏にサインをいただきました。ヤルヴィさんありがとうございます。今後はN響での活躍にも期待しています。

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| ベートーヴェンの音楽 | 22:11 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
フルトヴェングラー指揮のベートーヴェン第九(2種)
評価:
Beethoven,Schwarzkopf,Moffo,Furtwangler
Tahra France

日本では年末の風物詩となっている、ベートーヴェンの交響曲第9番の演奏会ですが、いよいよその年末となり、この「第九」の歴史的録音を聴いてみようと思った次第です。フルトヴェングラー指揮による演奏は数多くの録音が発売されていますが、評判の良いものを聴いてみました。

まず、「バイロイトの第九」について。バイロイト祝祭管弦楽団・合唱団との演奏で、1951年7月29日の録音。この演奏の録音としては、EMIから発売されていたものが有名で、古いモノラル録音ながら第九の決定盤に挙げる人も多いようです。それはすでに持っているのですが、今回入手したのは、ORFEOレーベルから出ているもので、バイエルン放送協会の録音による別音源とのこと。EMIのものも含めて、そんなに詳しく聴き比べたわけではないので、録音の真偽や謎についての詳しい解説は別に譲りますが…… 古い録音なので、音質はあまり良くありません。しかし、ところどころ非常に力の入っているのを感じさせ、熱い演奏だということは十分わかります。

もうひとつは、TAHRAレーベルから出ているフィルハーモニア管弦楽団・ルツェルン音楽祭合唱団との演奏で、1954年8月22日の録音。ハイブリッドSACDです。こちらは、まず音質がとても良いことに驚き。SACDの威力もあるかもしれませんが、ノイズなどはほとんど気になりません。演奏は、この指揮者らしいテンポの揺らしや強調もありますが、流れは非常に自然。第4楽章のラストは相変わらず飛ばしすぎですが(笑) 全体的に見事な演奏で、感心しました。フルトヴェングラーの第九を繰り返し聴くならこちらをお勧めしたいところです。

バイロイトの方は歴史的意義もあり、貴重な記録であるのは確かで、こちらにはこちらの良さがあると思いますが、純粋に演奏を鑑賞したい場合は、音質が良く演奏内容も遜色ないルツェルンの方が良いのではないかと思います。

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| ベートーヴェンの音楽 | 02:11 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
100年前の録音……ベートーヴェン:交響曲第5番(ニキシュ&ベルリン・フィル)
評価:
ニキシュ(アルトゥール),ベートーヴェン,リスト,ベルリオーズ,ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ユニバーサル ミュージック クラシック

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とドイツ・グラモフォンによる録音がスタートしてから100年とのことで、「ベルリン・フィル×ドイツ・グラモフォン世紀の名盤100」というシリーズがユニバーサルから出ました。その記念すべき第一弾の録音がこちら。アルトゥール・ニキシュ指揮の、ベートーヴェン:交響曲第5番《運命》です。100年前の録音、演奏とは、いったいどのようなものでしょうか。

最初の録音に選ばれたのがこの曲ということは、やはりクラシック音楽で最もポピュラーな曲のひとつということです(最も多く録音・演奏されている曲かも)。何度もベートーヴェンの「運命」はいろいろな演奏で聴きましたが、100年前にどんな演奏をしていたか、というのも気になります。

1913年という超古い録音(電気的な録音ではなくアクースティック録音)のため、さすがに音質は悪く、弦楽器がほとんど聞こえない気がしますが、雰囲気は十分伝わってきます。第1楽章と第4楽章の提示部リピートはなし。これが当時の標準だったんでしょう(録音時間の問題もあるかも)。演奏スタイルはゆっくり目のテンポでデフォルメしているところもありますが、今の感覚で聴いても我慢できないような箇所はありません。まあ、ニキシュはあのトスカニーニも称賛したといいますから、あまり極端なことはやらない人だったのかも。

1920年録音のリスト:ハンガリー狂詩曲第1番と、ベルリオーズ:序曲《ローマの謝肉祭》も収録されています。こちらはベートーヴェンに比べると弦楽器もよく聞こえます。録音技術の進歩というやつでしょうか。

純粋に音楽を楽しもうということならこの録音は音が悪くおすすめできませんが、歴史的な記録としては非常に貴重だと思います。録音の歴史や当時の演奏スタイルに興味があれば、聴いて損はありません。1913年といえば、2年前までマーラーが生きていたので、なんとか演奏の録音を残してほしかった……

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| ベートーヴェンの音楽 | 01:14 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ベートーヴェン:交響曲全集(トスカニーニ指揮)
評価:
Ludwig van Beethoven,Arturo Toscanini,NBC Symphony Orchestra
RCA

アルトゥーロ・トスカニーニは、19世紀生まれの巨匠指揮者。トスカニーニの「芸風」を知りたくて、ベートーヴェンの交響曲の演奏を聴いてみました。

RCAレーベルから出ているNBC交響楽団による全集。1949〜1952年モノラル録音です。聴いてみての印象は…… 同時代のフルトヴェングラーや、クレンペラーらの巨匠指揮者とは、かなり異なるアプローチをしているようです。速めのテンポで勢いよく突き進む推進力はすごい。ピリオド・アプローチが全盛となるずっと前にこのような演奏がされていたとは、驚きです。

どの曲も名演だと思いますが、印象に残った点をいくつか。第3番「英雄」(1953年)でのテンポは、やはりベートーヴェンのみなぎる力を表すにはこのくらいがちょうど良い気がします。フルトヴェングラーの演奏も名演ですが、この曲には勢いも欲しいところ。第6番「田園」(1952年)は、最終楽章の一番最後、こういう終わり方はほかにはあまり聴いたことがないです。第7番(1951年)の熱狂ぶりも良いです。第9番(1952年)も、速めのテンポで進んでいきますが、最後はフルトヴェングラーのようにハチャメチャな感じにはなりません。

トスカニーニは繰り返しを省くなどしているので、「楽譜に忠実」「作曲家の意図の通り」という昨今のピリオド・アプローチによる演奏が目指していることとは、微妙に違うのかもしれませんが、このようなエキサイティングな演奏が半世紀前に行われていたというのは興味深く、聴いてよかったと思います。

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| ベートーヴェンの音楽 | 16:48 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ベートーヴェン交響曲全集・序曲集(クレンペラー指揮)
19世紀生まれの巨匠、オットー・クレンペラー(1885-1973)は、今年没後40年ということで、いろいろな企画もののCDが出ています。EMIから、クレンペラー&フィルハーモニア管弦楽団によるベートーヴェンのボックスセットを入手して聴いてみました。

ベートーヴェンの交響曲は、スタンダードなナンバーとして、演奏家の芸風を知るには良いと思っています。クレンペラーの芸風は、簡単にいえばとにかく重厚。そびえ立つ巨大な構築物が悠然と進んでいくような印象を受けます。ベートーヴェンの演奏の最近の傾向は、ピリオド・アプローチの影響もあって、快速テンポでスタイリッシュに決めるスタイルが多いのですが、その対極に位置するやり方といえます。

テンポが遅いので、特にスケルツォ楽章が始まると「このテンポかぁ……」と言いたくなるのですが、すぐに慣れます。テンポは遅くても決してユルい感じはしません。乱れずにしっかりついてくるアンサンブルは見事です。曲の中で特に印象に残ったのは、交響曲の2番、8番、9番あたりです。2番や8番はそんなに「遅いなぁ……」という感じはせず、力強い演奏がうまくはまっていました。9番は、このような重厚なアプローチでもうまくいく曲だと思います。合唱がズレているように聞こえる箇所があるのが残念。

3番、5番、7番は複数の演奏を収録しています。演奏時間を見てみると、録音年代が後になるのにしたがって遅くなっています。クレンペラーの意図によるのか、高齢でだんだん身体が不自由になっていったのかはよくわかりませんが…… 3番と5番の旧録音はいずれもモノラルですが、こちらのほうが良い演奏だと思います。7番は1955年、60年、68年(ニュー・フィルハーモニア管弦楽団)の3つを収録(いずれもステレオ)。これも一番早い時期の55年のものが良いと思いました。68年のものはかなり遅く感じますが、とにかく重厚なこういうやり方も、興味深いものではあります。

クレンペラーの演奏はとにかく超然としていて、人間臭さや情熱のようなものはあまり感じられませんが、独特の魅力があるように思いました。このような演奏がステレオ録音で聴けるのは恵まれているといえるでしょう。モノラル録音の演奏も、録音が良いためか、あまり古臭い感じはしませんでした。

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| ベートーヴェンの音楽 | 21:15 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ベートーヴェン:ピアノソナタ第23番「熱情」 他(ギレリス、ゲルバー、ポリーニ)
評価:
ゲルバー(ブルーノ=レオナルド),ベートーヴェン
コロムビアミュージックエンタテインメント

評価:
ポリーニ(マウリツィオ),ベートーヴェン
ユニバーサル ミュージック クラシック

『楽聖少女』の2巻を読んで、そういえば、「熱情」ピアノソナタって、どんな曲だっけ?(笑) と思い、CDを引っ張り出して聴いてみました。ピアノソナタはあまり聴いていないので、すぐには思い浮かばず……

もともと持っていたのは、DENONの廉価シリーズで出ているブルーノ=レオナルド・ゲルバーによる演奏。「悲愴」「月光」とあわせて、いわゆる「三大ピアノソナタ」が1枚になっているお得なCD。「熱情」は1988年の録音です。そしてもう1枚、世評の高いものを聴こうと思い、エミール・ギレリスの演奏(1974年録音)も入手しました。「熱情」のほか、第21番「ワルトシュタイン」と第26番「告別」を収録している輸入盤です。

聴き比べてみるとわかるのですが、やはりピアノのタッチが異なると印象が変わってきます。ギレリスは強い音をかなり強く叩いているので、強弱の対比がダイナミックです。テンポの変化もあわせて、力強く勢いが感じられます。これは確かに良い演奏だと思いました。それに比べると、ゲルバーのタッチはより繊細な印象です。

もうひとつ、マウリツィオ・ポリーニによる演奏も入手。2002年の録音です。こちらは、かなり充実した響きを聴くことができます。一緒に収録されている「悲愴」は、いまひとつ物足りない感じがしてあまり感心しなかったのですが、「熱情」は素直にすごいなあと思わされます。

『楽聖少女』の中でユキは、バックハウス、リヒテル、ギレリス、ポリーニ、ブレンデルの名前を挙げて、「どれも納得できなかった」と言っています。電子ピアノで演奏するかどうかは別として…… それだけ、奥深い曲であるということはわかってきました。

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| ベートーヴェンの音楽 | 01:51 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ベートーヴェン:交響曲全集(バレンボイム指揮)
評価:
バレンボイム(ダニエル),ベートーヴェン,ウェスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ
ユニバーサル ミュージック クラシック

ダニエル・バレンボイムによるベートーヴェンの交響曲全集としては、シュターツカペレ・ベルリンの演奏によるもの(1999年録音)がありましたが、わたしは持っていません。このたび新録音が出て、しかもユニバーサルミュージックのCD誕生30周年の一環として、かなりお買い得になっているので、この機に入手してみました。

国内盤はSHM-CD仕様ですが、5枚組で2,980円(期間限定価格)と、輸入盤よりお安くなっています。演奏内容はどうかというと…… ウェスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラによる演奏。第9番の合唱団とソリストは以下の通りです。
・ソプラノ:アンナ・サムイル
・メゾ・ソプラノ:ワルトラウト・マイヤー
・テノール:ペーター・ザイフェルト
・バス:ヴォルフガング・コッホ
・合唱:ケルン大聖堂ヴォーカル・アンサンブル

聴き慣れない楽団名だったのですが、これはバレンボイムが中東の若い音楽家を集めて一緒に音楽をやろうということで結成したものだとか。バレンボイムが中東和平のためにいろいろやっておられることは知っていましたが、このような楽団も設けていたとは。

ベートーヴェンの演奏については、ドラマティック・ロマンティックな「巨匠風」スタイルと、楽譜重視のピリオド・アプローチがあり、最近ではティーレマンあたりが「巨匠風」を貫いているようですが、全体的にはピリオド・アプローチが主流だと思います。モダン楽器の演奏もそちらから影響を受けていますし。しかしバレンボイムはフルトヴェングラーの影響を受けていると言っているくらいなので、スタイルは「巨匠風」。音も重厚なものが聞こえてきます。

印象に残ったのは第1番、第2番あたりで、締まった良い演奏だと思いました。第6番「田園」は、ありがちな流麗な感じではなく、かなり力強い印象。第3番「英雄」や、第5番はちょっと物足りない感じでした(リピートを省略するのは個人的にはいただけません)。第9番は、ちょっとわざとらしくもったいぶりすぎかな〜と感じられるところがありました。ところどころのタメやアクセントが、いかにもフルトヴェングラーがやりそうな気がします(笑)

国内盤を低価格で売り出すということは、これを入門編として位置付けているのだと思いますが、確かに全集の入門編としては申し分ない演奏だと思いました。個人的にはピリオド・アプローチの方が好きなんですけど…… これはやり方の問題なので、どちらが間違っているとかいうことではないですからね。

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| ベートーヴェンの音楽 | 00:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ベートーヴェン:交響曲第4番(クライバー&バイエルン国立歌劇場管)
評価:
ベートーヴェン,カルロス・クライバー,バイエルン国立歌劇場管弦楽団
ORFEO

カルロス・クライバーは、完璧主義者だったのか、名声のわりに録音が非常に少ないものの、どれも大変な名演と言われています。このベートーヴェンの交響曲第4番もその1つで、売り出された時は非常に話題になったのだとか。

バイエルン国立歌劇場管弦楽団の演奏で、1982年5月3日のライヴ録音です。この曲についてはコンセルトヘボウとの映像も出ていますが、「第4番」の決定盤に挙げられることも多い、ORFEOレーベルから出ているCDの方も聴いてみることにしました。収録時間は32分あまりなので、コストパフォーマンスは良くないですが……

聴いてみると、クライバーらしく、全体的に速いテンポでスリリングな演奏を繰り広げています。確かに売り出された時は刺激的な演奏だっただろうな…… という感じがします。特に第4楽章はかなりのスピードで飛ばしています。これ以前の録音、クーベリックカラヤン(60年代)あたりと比べてみましたが、やっぱり速い。快刀乱麻、躍動感のある素晴らしい演奏です。

しかし、評判ほど「すごい演奏だ〜」とは感じなかったのでした。それはたぶん…… そうです、最近はオリジナル楽器によるスタイリッシュな快速テンポの演奏がどんどん出てきていて、それを聴いてしまっているからです。この機会にガーディナーの演奏も聴いてみましたが、ガーディナーの方が魅力的な気がします。モダン楽器とでは、単純な比較はできないかもしれませんが…… 本当は、ワルターなんかの癒し系と言われる演奏も聴いてみた方がいい気はします。

とはいえ、クライバーの演奏のカッコ良さは色あせるものではありません。この演奏のおかげで「第4番」に対する認識が改められたという話もありますし…… 影響を受けた指揮者も多いはず。そういうわけで、ベートーヴェンの「第4番」を語る上でこの演奏は外せないでしょう。

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| ベートーヴェンの音楽 | 02:55 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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