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●五項目の自主規制
レンタル屋が旧作料金にしてくれるまで待っていたら、かなり時間が経ってしまいました…… 姫がカッコ良く立ち回りを演じる『MURDER PRINCESS』の3話・4話です。人格が入れ替わったお話なのでキャラクター名がややこしいですが、以下では特に何も言わない場合、「アリタ」は「アリタの身体のファリス」、「ミラノ」は「ファリスの身体のアリタ」ということにします。
王女アリタと賞金稼ぎファリスの魂がなぜか入れ替わってしまうものの、ファリスはアリタの身体でクーデターを起こした連中を駆逐して、戴冠。国民にも歓迎されます。一方アリタはファリスの身体で侍女ミラノとして仕える…… というのが前回までの流れでした。もともとアリタの兄・カイト王子が遠征から帰還すれば、王位は兄に譲ることにしていたわけですが、カイトとは連絡が取れないらしい……
ちょっとしたことで仲たがいしてしまう2人…… お約束でなんだか唐突な気もしますが、そこはまあ置いておきます。そんなときにミラノがアカマシ博士らに拉致されて、口を割らされそうに。当然駆けつけるアリタです。壁をぶち破って登場するのがカッコイイ(笑) でもミラノが人質になっているので、剣を捨てたアリタは敵のなすがままに。
アリタとミラノは、金銭的な問題以上に、互いの深い信頼関係と絆で行動していることがわかります。一番最初はどうだったか知りませんが、アリタはミラノの人柄などを信じて国を守ることを請負ったのでしょうし、ミラノもそんなアリタを信頼しているはずです。この2人は、2人でひとり…… というか、ひとつの存在、みたいな感じになりつつあるのかもしれません。
ピンチのところに、颯爽と現れて敵を倒すカイト王子。カッコ良すぎます(笑) でも近親者だと、正体がばれやすくなる恐れがあるので注意です。カイトが戴冠すれば、この状態も終わりになるはずだったのですが……
カイトに呼び出されて行った先で、魔法使い・セシリアとの戦い。ミラノたちが入ってなんとか逃げますが、今度はアカマシ博士たちが登場。でも、当初から小物臭さが漂っていた博士が殺されちゃいます…… セシリアと一緒にいた黒い騎士に。凶悪ロリっ娘ロボ(笑)のアナとユナは反撃しますが、あっさりやられちゃいます。
魔法で強化された騎士の鎧に、さすがのアリタも歯が立たない…… と思ったら、鎧の中身はカイトでしたか。どういうことなんでしょうね、これは。カイトは遠征中に連絡途絶になったので、何か怪しいですが…… それに、アリタ(ファリス)はセシリアに見覚えがあるようです。
カイトはアリタたちが反逆者と手を結んでいたニセモノと糾弾。確かに、急に王女が強くなるのも変ですし、王位を狙ってアカマシと手を組んだという解釈も受け入れられるかも…… アリタたちは何とか城外に逃げ延びましたが、これからどうするんでしょう…?
この作品の魅力は、アリタの大立ち回りにあるわけですが、ミラノが人質に取られたり、魔法が相手だったりしたため、今回はあまり実力を発揮できず、不完全燃焼でした。そこが少し残念。このお話の続きは…… またレンタルが旧作料金になるまで待とうかな(笑)
レンタルDVDでOVA「MURDER PRINCESS」の第1巻を見ました。お話は……
魔物を狩る賞金稼ぎ・ファリス(CV:朴璐美)
フォーランド王国の王女・アリタ(CV:小清水亜美)
王国でクーデターが発生。国王は殺され、森へ逃げ延びたアリタでしたが、そこで出会ったファリスと体が入れ替わっちゃった! アリタは戦うファリスに助けられます。
アリタに国を救って欲しいと頼まれたファリスは、協力することに。城へ舞い戻ったアリタとファリス。姫は素晴らしい剣さばきで反逆者をなぎ倒して、王座を奪い返すのでした。
あああ〜!
カッコええ!!
「Murder Princess」の誕生でした。
この表情がたまりません。
入れ替わったアリタは、侍女ミラノとして姫をサポートします。
入れ替わったキャラクター名が紛らわしいですが、第2話のエンディングのテロップでは
アリタ:朴璐美
ミラノ:小清水亜美
となっていたので、以下それに従います。
アリタは空位を埋める形で、女王として即位しました。ポニーテールがいい感じです。王位継承者の兄が遠征している最中に即位してしまって、あとで問題にならなければいいのですが……
戴冠式パレードの最中にもアリタの命をねらって攻撃を受けますが、アリタ自ら剣を振るって撃退。国民も大いに盛り上がります!
ただ、何かのスイッチが入ると自制が効かなくなり、見境なく攻撃してしまうことがあるようで…… 原因はよくわかりませんが。
そんな感じで、アリタ様(というかファリス?)が大活躍するお話でした。ただ、それだけではなくて…… ミラノの振舞い方も見どころだと思うのです。
「私を報酬として差し上げます」
ファリスにこう宣言するミラノ(アリタ)。これは、自らの体だけでなく、権力も地位も名誉も、すべて差し出すという意味でした。なかなか言えることではありませんが、すべては国を、国民を守るため。
暴走するアリタから国民(女の子)を守るため、立ちはだかって微動だにしないミラノ。ミラノはただ助けを求めるだけのお姫様ではなくて、ちゃんと強い部分を持っているということです。この点はアリタも評価していました。
つまり、アリタとミラノは、2人でひとつの「王女」という存在を作り出している、ということなのでしょう。この2人の今後に期待が持てます。特に、アリタの縦横無尽な大活躍に(笑) これは、いいアニメかも……