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●五項目の自主規制
これまでやりたい放題やってきたこの作品も、今回で最終回。ちょっといいお話と、ひねった演出で魅せてくれました。
前半は、鉄子の想い出のVHSテープの確認、そして「魔界ちゃん」録画のため、DAコンバータを捜し求めます。というか、このお話って近未来の設定だったんですね。年代物のVHSデッキ、以前学校の音楽室で目にしたベータを思い出しました。今でもVHS使ってますけど…… 時代はHDDに移りつつあるんでしょうね。デジタルテレビにはAVケーブルのジャックがないのでした。……でも、コンピュータのデータを磁気テープに記録していたのって、いつの時代でしょうか?
というわけで妙に未来的なアキバへ進出。高価なコンバータは買えませんでしたが、ゆうま曰く、「想い出は見られなくても、そこにあるとわかっているのだから、それでいい」ということでした。人間だって、コンピュータのように事の一部始終を記録しているわけではないから、思い出せないことも多いです。それと同じような感じでしょうか。
ここでオープニング。そして後半は、なぜか魔法絶好調のゆうまに、女の子から依頼が。
花粉症にかかったゆうまを笑う一同でしたが、魔法で症状をうつされ大迷惑です。花粉症のつらさはなった人しかわからないんでしょうね。わたしは花粉症じゃないんですけど…… 花粉症のみなさんの思いが詰まったストーリーです(笑)。
調子付いたゆうま、街じゅうをピンクにします。でも病院だけは白いまま。うーん、それはたぶん、「白い巨塔」だから(笑)。その病院で、ICUから一般病棟に移るママに、桜の花を見せたいという依頼が。請け負うゆうまでしたが…… その夜から魔法は不発。
何とか願いをかなえようと、焚き火作戦…… は、火災の危険があるのでやめましょう。みんなの協力もあり、昼は「ソーラレイ」作戦、夜は使い捨てカイロで臨みました。そして見事、桜が開花。
聞いた話では、桜をオフシーズンに咲かせる方法として、「葉を全て除去する」という技があるそうですが、冬場には使えませんね。今回の技はビニールハウスと同じ手で開花を早めたようです。桜は光周性(日長)は関係ないんでしょうか? よく知らないですけど。
と、最後はゆうまがメインのちょっといいお話でした。やっぱりゆうまがメインヒロイン…… なんでしょうか?
●まとめ
作品全体としては、……かなりいろんなことをやってくれました。投げっぱなしのこともあれば、人間社会を皮肉ったり。でも一貫していたのは、4人は人間界になじもうとするのですが、やはりどこかぎこちないのです。そこにわずかに見える悲哀でしょうか。それが人間社会に対するアンチテーゼになっている…… のでしょうか。いや、実際はそんなところまで考えていないのかもしれませんけど。
そしてもうひとつ一貫していたのは…… エロスと下ネタです(笑)。その表現が近頃では珍しいほどストレートで…… それは「金糸たまご」だったり、なんだか真ん中のあたりが盛り上がってきたり、妙な形のロケットが天翔けたり(いちいち列挙するのもどうかと思いますが……)ということです。ゆうまは、この点では何度か大きな役割を果たしました。ただ、それが必要以上にヤらしくなかったのがよかったというか…… これも放送規制に対するアンチテーゼか何かでしょうか?
最後に、透明人間のケイミィについて、劇中では一切言及がありませんでしたけど…… それはそれで…… いいんでしょうか? 何だかんだいって、毎回結構楽しんで見られました。最後は爽やかに終わったのも、よかったですね。
前半は、吸血事件の犯人としてパキラが疑われるお話。不時着した宇宙人が、母親のためにメカを操って血を集めていたのでした…… 相変わらずすごい状況ですね(笑)。献血のお話は前にもありましたが、パキラは血をあげちゃまずいのでは…?
後半は、書いたものが実体化するチョークを使って、銀河電車でアンドロメダへ。鉄子は生身のからだがほしかったんですね……
●ゆうまが思い描く「銀河電車」のデザインは……
昔の都電7500型みたいですね。前照灯・尾灯が縦についているところが特徴でしょうか。7500型の窓は、上段固定の「バス窓」だったのですが、開かない上段から乗り出しているひとがいますね…… 集電装置はちゃんとビューゲル。今はない電車を実体化させたゆうまは渋いシュミですね…… いつの時代ですか?
今の7500型は車体がリニューアルされてこんな感じ。縦に並んだライトが雰囲気を残しています。
電車は銀河を飛び越え、「アンドロメダたなし」へ。タナシってあの田無(西東京市)ですか?
行ったことがないですが、西武新宿線の田無駅は、こんな感じなのでしょうか。「普通」が"hutsuu"になってます。ヘボン式表記じゃないんですね…… 西武なら、「各駅停車」が正しいのかも。いや、それ以前になぜ田無なのか…… すたじおガッシュが東久留米にあるからですか?
台風で暴風雨が吹き荒れる中、海水浴。そして旅館の畳や浴場のタイルにパラソルを突き刺したり、塩を湯に混入したりとやりたい放題でした。すっかり台風一過の晴天下、なぜかゆうまはラブラブに…… 今回は初めて連続しているお話でした。そしていつも投げっぱなしの展開ですが、今度は次回へ続く…? 確かにゆうまを置いて帰ったままでは終われませんからね。
さて、アニメでは定番になりつつある「水着回」でした。りるがきわどい!とかいうのは置いておいて…… ゆうまの体型が見事でした。そして鉄子は海に来るのは間違っています。精密機械が塩害で根こそぎやられそうです。水着ではなく潜水服でした。
●海水浴に電車で行くのも定番でしょうか?
ロングシートの車内。窓は二段窓です。
片側3扉で4両編成でした。以上の条件からみると、113系、415系、105系あたりが考えられます。しかし妻面に窓があること、パンタグラフの数と位置も考慮すると、「該当車なし」になりそうです。