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●五項目の自主規制
実は古の大魔法使い、クロウ・リードの生まれ変わりだった柊沢エリオル。最後は太陽と月を隠して街の人たちを眠りに就かせるという、広域魔法に挑みます。エリオルがさくらに仕掛けるのはいろいろと事情があるわけですが……
エリオルは楽しんでいるに違いない(笑)。
「カードキャプター」というお仕事の特性上、活動は「戦闘」よりも「捕獲」が主なので、本作品では「戦闘シーン」と呼ぶべき場面はあまりありませんが、今回はケルベロス・ユエとスピネル・ルビーが正面から激突。なかなか迫力ある戦闘を見せてくれます。実力ではエリオルサイドのほうが上だと言いますが…… そうなんでしょうか。
ウィンディでエリオルを捕らえようとしてもダメなので、魔法を正面から突破するしかありません。残りの8枚を一気に変換するさくら。ライトのカードに活路が見出せそうです。でもライト・ダークは変換できず。ケルベロスとユエが力を貸すことになります。珍しい特殊仕様の杖ですね。特徴がうまく出ていると思います。
そして小狼も助力して……
この「共同作業」みたいなカットがいいですね(笑)。見事カードは変わり、エリオルの魔法を破ります。そしてこれで全てのカードがさくらカードに。
「おまえが好きだ!」
ついに言ったね小狼! ちょっと感慨深いですよ。さて、さくらはどうする?
前回から株が急上昇中の小狼。さくらも小狼には大いに感謝しているようで、何かお礼がしたいと、月峰神社のお祭に誘います。睡眠時間を削りつつも急ピッチで作業したさくら、小狼に手編みのマフラーをプレゼント。小狼、隅に置けませんね。ところで、ハンカチはちゃんと返したんでしょうか?
雪兎さんとのあいだにも、もうわだかまりはないようです。桃矢はさくらと小狼について、このあとどうなるのか知っているようですが…… また雪兎に「シスターコンプレックスって、知ってる?」と言われますよ(笑)。
今回は絵馬から飛び出した馬が暴走。ウッド、サンダーを使って仕留めます。小狼も協力。しかし、池に通電するって、かなり危険な技ですね…… だから「生き物のいない池」にしたわけですね。
さくらを困らせたくない、という理由で告白を見合わせる小狼。遺憾なことではありますが、さくらにその気がないということを、小狼は知っているわけですね。それに、振られた後ですぐに告白、というのは卑怯な気がしたのかも。でも知世は小狼の気持ちを汲みつつも、背中を一押し。現段階ではとくに小狼のことを意識しているわけではないさくらですが、果たして。グロウが幻想的な夜でした。
前回、ユエが消えてしまう寸前だったことに衝撃を受けたさくら、自分の気持ちをちゃんと伝えておきたい…… と思うようになります。
超監督の自主制作映画はカルトムービーになることもなく、いたってまともなデキでした(笑)。あのあとちゃんと撮影が済んだんですね。上映が終わって桃矢は眠そう。奈久留は「これからずっと眠いんだもんね」と。エリオルは小狼に「がんばってくださいね」と一言。みんな意味深な発言しますが…… 不審に思っているのは桃矢だけですか。
出し物の「星の道」は、高校の文化祭にしてはなかなか凝っています。ここで思い切って自分の想いを打ち明けるさくらでしたが……
「さくらちゃんの一番は、僕じゃないから」
と雪兎さん。さらに、藤隆さんと似ているから、と分析してみせます。なかなかニクいお人……
またしてもクロウ・リードの気配が。今回はメイズとイリュージョンの二枚を同時変換です。魔力の出処、エリオルのもとにたどりつきますが、記憶は消去。ネタバレは最後まで取っておかないと…… ですね。
公園で、小狼の肩を借りるさくら。心情を吐露する相手として、知世ではなく小狼を選んだというところ、これが重要ですね。ここからふたりは一直線…… なのかな?
そしてちょっと技術的なお話。
今までになくちょっと特徴的な今回の画、作画監督は阿部恒さん。劇場版第2作「封印されたカード」で総作画監督をされた人ですね。TVシリーズでは、この回だけだと思います。
そしてもうひとつ驚いたことが……
釘宮理恵さん
ご出演でしたか…… 気づきませんでしたけど。いまやツンデレ要員の最右翼と目される(勝手な解釈)方ですね。
聞いてみると、右の生徒が釘宮さんのようです。
「わぁ〜」
「でもさっきと違ってない?」
と言っています。それから、前半のガヤもよく聞くと…… 興味のある方はぜひ(笑)。
超監督・秋月ナクルの挑戦!
……ただ言ってみたかっだけです。
自主制作映画の撮影に参加することになったさくら。そのタイトルは、『魔法少女CCさくら』…… ではなくて、『名探偵最期の事件』です。戦前のお話なので、時代の雰囲気を出すためエリオル宅を拝借。……いや、奈久留は住んでいるんだから「拝借」というのとは違うでしょうか。
袴姿で撮影に臨むさくら。知世に誘われたといって、小狼もちゃっかり来てますね。
でも雪兎のほうは魔力の限界が近づき、撮影どころではありません。ベランダから転落したところをウィンディで助けられ、そのまま部屋へ。「すごい魔力の持ち主」である桃矢、実はぜんぶわかっていました。そしてユエに魔力を提供することに。……意外と簡単に済むものなんですね。Fateだったらきっと大変なことに…… ところで奈久留は、本気で桃矢の魔力を狙っていたんでしょうか。そこはよくわかりませんでしたが。
今回はなんとか事なきを得ましたが、さくらは決意を固めます。自分の気持ちを伝えないと…… 次回は重要なお話です。
前回の教訓か、ケロちゃんを連れて行かなくて済むようにするためには、やっぱりお菓子が一番です。ケロちゃんが食い散らかしているあいだに、さくらたちはスキー教室。知世やエリオルはテクニックを習得済みのようです。でも、エリオルの言動はいちいちイヤミっぽく聞こえるんですけど(笑)。山崎君とエリオルが組むとウソ話は最強になります。今回のガセビアは…… 「昔は下駄でスキーをしていた。」かんじきとかなら近い気もしますけど……
雪女の話におびえるさくら。それを気遣って話を切り上げる小狼でした。さくらでも、さすがにそこは気づいていたんですね。小狼が物思いにふけっているところに、いきなり現れるさくらでした。小狼の告白第一段階として、「好きなのは雪兎さんではない」ということは伝わりました。本題の第二段階は…… 遠慮しちゃうさくら。せっかくの好機だったんですけどね。しかし、やっぱりここはさくらの気持ちを先に決着つけないといけませんから、事はその後です。
エリオルの魔法は、どんどん危険度がアップしてます。大波に続いて、今回は雪崩。高度なカード、タイムを使って何とかしようとするさくらでしたが、それ以上は無理でした。タイミングが違ってたら命が危ないですね…… そのためにエリオルはさくらに同行したんだと思いますけど。
近くに屋内プールができました。だから冬場でも水着…… というお話。現在夏なので季節は合ってないですけど…… と複雑です。
さくらの水着姿…… だけじゃなくて、後ろで束ねた髪型にも注目です。知世はいつでも水着を撮影できると満足そう。でも、右のような水着は安全上断られそうですけど……
小狼はやっぱりわかりやすい反応なのでした。さくらを見る小狼、それを見る知世やエリオル…… という感じです。知らぬはさくらばかりなり…… でしょうか。運動万能のさくらは、水泳もできるんでしょうね。利佳ちゃんに教えていたくらいですし。泳いでいるシーンはなかったですが。
食い意地張っているケロちゃんは、バッグに潜んでまんまとプールまでやってきました。しかし、鍵のかかったロッカーからどうやって脱出したのか…… 小狼は「勘が鋭い」と除外。さくらのクリームソーダを横取りです。ケロちゃんからもそんなふうに見られてさくらは大丈夫なんでしょうか…… とりあえず、奈久留はまじめに仕事をするように(笑)。
エリオルはかなりリスクの高い魔法を使います。さくらは魔法使用を見られないように、ウォータースライダーでレリーズ。利佳ちゃんは泳ぐのが嫌いにならなかったのでよかったですが、もしそうじゃなかったらどうしたんでしょうか…… あと、エリオルは業務妨害してしまったプールの管理者のフォローもお願いします(笑)。昨今は安全管理がうるさく言われますからね。
小狼は相変わらずさくらのことを気にしすぎ…… 周囲にもバレバレです。知世にも「特定の観客を意識しすぎ」と言われます。わかりやすい人です。一対一のバスケ対戦で、エリオルからアドバイスされる小狼。小狼はエリオルと張り合おうとしますが、仕組んでいる側のエリオルは、最初から対等じゃないんですよね……
でも知世によると、エリオルの眼差しは恋愛とは違うとのこと。「ふんわり」のさくらには、言わなければわからないと言います。。これから小狼は、タイミングごとに告白しようと機会をうかがいます…… 横槍が入るのでなかなか成功しないですけど。でも、後押しする知世と小狼は、さくらを巡って今まで以上に親密になるんですよね。ここは見ていて少し楽しいところでもあります。
クロウの気配を察知して学校へ。「さくら」「小狼くん」と呼び合う関係がばれました(笑)。怪奇現象、ひとりでに飛び跳ねるボール。普通は霊的なものを疑いますけど、小狼のサポートは効いているようです。空間がねじまがって、知世が行方不明に。小狼の「人捜しの魔法」は、本人がのこしたものがないと使えないということ。
――でもここで、テレビの前のたくさんの人が思いました。
知世がのこしたもの=さくらのバトルコスチューム
い、いや、その場で脱ぐわけにはいかないのはわかりますよ? でも、手袋だけ使うとかいうのも可能なわけで…… それでも小狼が平常心で魔法を使うのは難しいかな? 結局はシャドウのカードを使って解決です。シャドウが初登場したのは、第2話でした。今となってはずいぶん懐かしい感じがしますが……
小狼のトライ2回目は、ケロちゃんの乱入で中断。めげてはだめです。これからトライ回数をカウントしていこうかな……
テディベア展に行くことになったさくらたち。小狼はさくらと仲よさそうにしているエリオルが気に入りません。「物知りだね〜」とさくらに言われるエリオル。たぶん、
「テディベアというのはですね、アメリカ大統領セオドア・ルーズベルトが……」
とか、山崎君みたいな薀蓄を言ったんでしょうね(こっちはホントの知識)。
さくらのことが「好き」なのだと、雪兎から指摘されます。
さくらのこととなると途端に狼狽してしまう小狼。見ていて楽しい…… というか微笑ましいです。
幸せそうに笑う小狼。こういうカットはちょっと珍しいかも。
エリオルの術中にはまり、エレベーターに閉じ込められるさくらと小狼でした。小狼は、自分が選んだ型でさくらの恋する人が作ったクッキーを渡されて、複雑です。さくらもなかなか罪な人……
今回の一番の見せ場はもちろん、落下していくさくらを見て、
「さくらぁぁぁ――っ!!!」
と小狼が叫ぶところです。……魂の叫び。それでも、そのうえ抱きとめられても、さくらは彼の気持ちには全く気づかないんですよね。やっぱり罪な人…… しかしエリオルは、自分がやっておいて、助かって「よかったですね」はないと思いますけど(笑)。
「私も李くんのこと、『小狼くん』って呼んでいいかな?」
と電話で伝えるさくらでした。最初はちょっと違和感ある呼び方ですが、定着すると「小狼くん」以外は考えられない! と思えてくるから不思議です。ほんとに見ていてこそばゆいお話…(笑)
今回はケロちゃんとスッピーが偶然の出会いを果たすお話です。いや、これも必然のうちでしょうか……
ケロちゃんお菓子食べすぎ! スッピーに失礼な発言しすぎ! 最後にお菓子を食い荒らしたのをケロちゃんのせいにされても、まあ、仕方ないかもしれません。
今回はエリオルの仕掛けた異変が発動するのではなく、事態収拾のためにカードを変換しました。しかし、強制的にみんなを眠らせるというのは、かなり違法性が高いような気がしますが…… 実際劇場版の「封印されたカード」では被害も出ましたし。魔法だからいいようなものの、化学的手段でこれをやればテロ行為ですね。……『さくら』にふさわしくない話でした(笑)。
さて、次回は…… 待ってました! 衝撃的な「あの」シャウトが出る回です。