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●五項目の自主規制
一軍に勝って海堂を出て行くと公言した吾郎に反発していた寿也でしたが、結局は吾郎をサポートすることにしました。普通なら二軍が一軍に勝つなんて無理そうな話ですが…… それをやってしまうのが吾郎です。
眉村はマウンドに立てませんでしたが、打席でバッチリ決めました。本当にデキる奴です。そして寿也に頼ろうとしている吾郎を一喝。わがままを通すからには、自分の力で何とかしなければいけません。吾郎は1人の力でここまでやってきたのではありません。寿也をはじめ、周囲の支えがあってこそです。そして吾郎もチームメイトに大きな影響を与えてきたのでした。
雄叫びを上げる榎本を制して勝利を収める吾郎。無謀とも思えることをやり遂げてしまうのがこの人です。江頭もさぞかし欲しい人材だったでしょうが…… 残念でした。吾郎はこれから…… 死なないようにがんばってください。
●第2シリーズのまとめ
吾郎は利き腕の右が使えなくなるという大きな障害を乗り越えて、凄腕ピッチャーとしてのし上がってきました。中学の頃から、いやリトルリーグの頃からでしょうか? あえて茨の道を歩んできた吾郎は、また海堂を出て究極の勝負を追求するようです。転校、という終わり方は、第1シリーズと同じですね。第3シリーズも期待して待とうと思います。まだ吾郎は高校になってから、対外試合を一回もしていませんからね。
第2シリーズは「水着回」もありました。このブログのアクセス解析によりますと、「清水薫」「水着」が上位に入っていました。みなさん好きですね(笑)。吾郎と清水さんのことがどうなるのか、ここにも注目したいところです。
吾郎の進化したストレートは、寿也も三振でした。これでピッチャーは合格ということでしょうか。
夢島から戻った吾郎でしたが、桃子お母さんが入院!? 吾郎は何度も肉親を失っているので、気が気でないようです。清水さんの自転車で病院へ。入院していたのは…… 産婦人科でした(笑)。まあ、そんなことじゃないかと思いましたけど。
成り行きで清水さん手作りのカレーをご馳走になりました。吾郎の言葉を励みにして、ソフトボールでレギュラーになったと言う彼女。「今度、またカレー作ってやろうか…?」と思い切った提案ですが…… 吾郎は聞いてませんでした(笑)。がんばったんですが、うーん、残念。
厚木の二軍練習施設は、夢島とは比べ物にならない恵まれた環境でした。「自分に厳しくなれない者は落ちこぼれていく仕組み」だと読む寿也。若くて美人の二軍監督の笑顔に騙されちゃいけないということですね(笑)。ところで、東京湾のゴミ埋立地「夢の島」って、まだ使ってるんでしょうか?
日頃の努力により、左手で「ホームラン王のんきくん」が描けるまでになっていた吾郎でしたが、勉強のほうはさっぱり…… でも桃子さんに「勉強なんかに負けていいの?」と叱咤され、勉強のほうにも力を入れて望みます。体育科の入試で学科試験を課すことの意義は、「苦手なことを克服できるか」というところにあったようです。精神力を試したんですか。
……吾郎です。入試の当日に寝坊したとです。しかも車はガス欠、その上受験票を持っていくのを忘れたとです。おかげで国語の試験に30分遅刻したとです。
「自虐ネタ」ってこんな感じでしょうか?
しかし、受験中に落ち込む吾郎を励ます寿也、「終わったことを考えても仕方ない」「面接でがんばればいい」と、ポジティブです。これは受験の基本ですね。
海堂には合格した清水さんでしたが、海堂にはソフト部がない、ということが判明。意外でした。吾郎は「やめんなよ、ソフト」と言いますが、清水さんの心中は複雑…… 吾郎を大きな声で非難した小森は、清水さんの真意を知っているということでしょうかね。
今回はいろいろと懐かしい顔ぶれが登場。リトルで豪快にバットを振るっていた上河内は相撲部屋に入っていたんですか…… しかし、はなわと鉄拳ですか。そして元・横浜リトルの川瀬涼子さんも登場。高校の硬式野球部でピッチャーを張っているそうです。なかなかつわものですね。でも清水さんの心は決まりました。やっぱりソフトはやめられません。吾郎とは歩む道が分かれることになります。でも、スポーツで上を目指すという志が同じならば、またいつかは……
「また・な…」
そう言った清水さんの心を表すならば、
瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末にあはむとぞ思ふ(by崇徳院)
というところでしょうか。
というわけでラブコメはしばらくお預けで、今後は熱血野球一直線になるんでしょうか。それもいいですけど。
今回はMAJORも水着の回? 季節外れなのは仕方ないですけど。海水浴を中心に、時系列が前後するお話でした。
海堂附属に完敗した吾郎、今度は海堂に入ろうと決意します。しかし祖父母に負担をかけたくない寿也はそれを拒否。わたしも大学受験のときは親に負担をかけまいと国立に受かろうと必死でしたからね。気持ちはわかります。寿也と違って私立に行きたかったわけではないですが。でも祖父は「遠慮する必要などない」と言ってくれました。これで海堂乗っ取り作戦がスタートです。
ランニング中の寿也、綾音にお弁当をご馳走になります。綾音は本気で野球部のマネージャーをする気になったようです。寿也は努力の人でした。バッティングセンターで素手で捕球練習。それを見た小森も、努力して海堂を受けてみようと考えます。海堂受験同盟結成ですか?
●海水浴といえば湘南…… ひねってどっかほかのいい場所はないでしょうか。
定番の江ノ島電鉄ですね。前面窓の配置、丸型の前照灯、300型電車でしょうか。もっとしっかり描いてほしいものですが…… しかし、江ノ電ってクロスシートなんですか?
普通なら電車をキャプチャしておしまいなんですけど、今回は画的におもしろいのが多かったのでいろいろ見てみます。
……君ら自重しなさい!
ハァハァしすぎ(笑) 相手にされないのはお約束ということで。あとのシーンで、
「ねぇねぇ君たち、どっから来たの?」
「家」
というのも良かったです。
今回の真打、清水薫さん
及川や牟田でなくてもハァハァするんじゃないですか(笑) 吾郎は「似合ってねー」と言っていましたが、これは旧知の仲ならではの褒め言葉です。
しかし、山根じゃないですが、楽しそうですね、2人。「つきあってるの?」という問いは否定していましたが。
海水浴に来てもトレーニングしている吾郎を見て、清水さんも彼について行きたいと思ったようです。スポーツじゃなくても、学力で。
「がんばれよ」
普段憎まれ口ばかりなだけに、こうやって素直に言われると重みがあります。オープニングのバックは、この場面だったんですね。
裸の付き合いといえば、これも……
茂野選手、いいおみ足…… すみません。これは最後に持ってくるべきじゃなかったです(笑)
前回、ダメもとの牟田が出塁して何とかチャンスを繋いだ三船東ですが、それに対して寿也は自ら投げるという奇策(?)に…… 寿也は受けて打って投げるのもできるんですか。オールマイティですね。でもやっぱり本職のピッチャーとまではいかなくて…… 友ノ浦はサヨナラ負け。2アウトからここまで粘りましたか。
寿也は吾郎と同じ高校で野球がやりたいと言います。ん、確かにこの二人はずっと敵味方に分かれてやってきましたからね。2人のバッテリーも見てみたい気はします。直接対決がなくなるのはちょっと残念ですけど。
海堂高校のスカウトのオッサンは、吾郎の家を家庭訪問。しかし拙速すぎました。吾郎に追い返されます。「塩もってこい塩!」「……古いわね」 桃子ママのツッコミが冴えてます…… 吾郎は海堂を倒そうと決意。
県大会をクリアして全国大会も! と気炎を上げる一同ですが、初戦の海堂附属にはとんでもない奴が…… 吾郎は眉村に歯が立ちませんでした。いや、中学にこんなすごいのはいないでしょ…… 「井の中の蛙」であったことを思い知る吾郎。以前間違ってましたが、今回は慣用句を正しく使えました(笑)
「試合に負けたほうが海堂高校をあきらめる」という条件を突きつける寿也。吾郎のペースを乱そうと心理戦です。確かに吾郎は冷静さに欠けるところがありますからね…… 敬遠作戦でもまんまと嵌められてしまいました。敬遠でスライダー投げたりするんですか……?
「策士策に踊れる」って…… 寿也のほうは、セーフティバントとエラーでの走塁だけで1点取ってます。さすがにプレイ中にボールを叩きつけて手放すのは論外でしょう……
小森の実力行使は効きましたね。挑発を聞き流し、ホームランを一発。これでタイまで持ってきたわけですが、これから先も寿也の同じ作戦が通用するのでしょうか?
清水さんは一日マネージャーで部員たちに檄を飛ばします。野球の分かるマネージャーがいてくれて心強いですね。
吾郎、試合に来ないと思ったら、家の庭で寝坊していたんですね。でも「球にキレを出す」特訓は功を奏しています。
「チームワーク」に関してみんなから非難される吾郎。吾郎はほんとうのチームワークの何たるかを言います。でも、吾郎の言うことだけが完全に正しいとは言い難い気がします。確かに互いを向上させることなく馴れ合うだけのことがチームワークとは言えませんが、吾郎もスタンドプレーが目立ちますからね。吾郎が言うと、自分のことを棚に上げているように聞こえてしまいます。実力が圧倒的にみんなより上であるとはいえ、吾郎も吾郎なりに苦労はしているんですが。
吾郎、「ヘンなサングラスの監督」樫本さんから、寿也のことについて聞かされます。寿也の修学旅行中に両親は失踪、祖父母に育てられた寿也は恩返しのために命がけでプロ選手を目指している…… 寿也の親は息子をさんざん縛り付けたあげくに失踪ですか…… この話には不憫な状況に置かれる人が多いですね。
寿也の話を聞いた吾郎、勝てる気がしなくなります。そんな様子を見て清水は、ボウリングにカラオケ、ゲーセンと吾郎を連れ回します(「デート」なのだとか)。吾郎、予想通りオンチのようですね…… そしてちょっと卑屈になる吾郎を、「命がけで勝ちに行け!」と涙ながらに一喝。やっぱり清水さんはさすがですね……
綾音、寿也に一目ぼれ。野球部マネージャーになろうと試みますが、キャプテンの寿也に断られます。確かに野球のことをよく知らない人に入られても困るかもしれませんが…… マネージャーになろうとする人って、みんな動機がああいうことなんでしょうか?(違うと思いますけど……) 寿也はプロを真剣に考えています。普通の中学校では、先生も指導に困るかも……
吾郎は練習試合を申し込みに行きますが、すげなく断られます。「そのまま伝えて」と言われた綾音、態度もそのままで伝えます…… お茶目さんですか。吾郎は寿也に勝負を挑みますが、歯が立ちません。吾郎の球には「致命的な欠陥」があるのだとか。お父さんには「プロになれない球」と言われます。やはり利き腕でないと微妙な「切れ」を出すのは難しいということ。このへんの感覚は、野球を本格的にやったことのない身には分かりにくいかもしれません。ママ強い…… パンチが効いてます。
吾郎、左腕の感覚を鍛えるため、左腕生活です。これ、わたしもやったことがあります。チェロを演奏するときに、左手の動きがついていかなかったので、左手を慣らそうと思ったのです。すぐ挫折しましたが。吾郎は左腕を鍛えて試合に臨むのでしょうか。
試合、吾郎が来ないうちに始まってしまいました。早くも秘密兵器登場…… 大丈夫なんでしょうか?
野球部の立て直しにかかる小森たちですが、やはり山根が一旦脅して追い出したメンバーは戻ってきてくれませんでした。これは…… 仕方ないですね。牟田と及川も不本意ながら参加。誰が猫の首に鈴をつけるかもめるねずみのような状態になってます。山根の圧力には勝てません。そんな2人も、次第にやる気を見せます。2人が今後どう成長するのかも見どころかもしれません。
吾郎と清水、日曜の朝からランニングです。何気ない感じの2人の会話ですが…… なんだか微笑ましいです。野球部、いきなり強豪の西中と交流試合です。大泉、ピッチャーだったんですね。球はよくないですけど…… 送球できない山根、弱点を突かれてしまいます。やはり吾郎は黙っちゃいません。マウンドに上がるや、剛速球で相手の舌を巻かせます。吾郎のピッチングと、山根の逆転の一発で試合に勝利。さすがです。吾郎は野球部に入ることになるのでしょうか。
吾郎は2ヵ月で左手でもまともに投げられるようになったと言っていましたが、そんなものなのでしょうか? 執念でがんばれば、両利きになれますか(たぶん無理)。山根はがんばりそうです。そして、寿也は敵情視察……?