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映画 スターシップ・トゥルーパーズ
アニメ『トータル・イクリプス』を見て、異形の敵が大挙して押し寄せる絶望的な世界観というものに関心が出てきました。似た状況を描いており、マブラヴにも影響を与えたのではないかと言われているのが、この映画『スターシップ・トゥルーパーズ』です。以前から見たいと思っていたので、この機会にシリーズ3作ををまとめて見てみました。

3本見たところ、やはり1作目の『スターシップ・トゥルーパーズ』の出来が最も良いと思いました。4, 5メートルはあろうかという敵のウォリアー・バグが大地を覆い尽くし、次から次へと押し寄せてくる様は圧巻です。バグは、それこそゴキブリなんかのように、ちょっとやそっとの攻撃では止まらず、完全に行動不能になるまで襲いかかってきます。主人公のジョニー・リコたち歩兵部隊は、それにアサルトライフル1丁で立ち向かわなければならないので、たまったものではありません。人間はブッ刺されて、どんどんバラバラに千切られていきます。

戦闘シーンはそんな感じですが、もうひとつ印象的なのは、「地球連邦放送」です。この世界では民主主義体制が崩壊し、地球連邦が軍隊中心の支配を行っており、従軍経験がなければ市民権が得られません。しかし強制的な徴兵制を敷いているわけではないようで、民衆の歓心を買うために政府はプロパガンダ放送を行っています。その内容が実にアホらしい(笑) 監督のポール・バーホーベンが『ロボコップ』などを手掛けていたということで納得です。この映画で皮肉られているのは、軍国主義の滑稽さやアホらしさであり、また、戦争体質から抜けることができない米国の姿でもあると思うのです。

まあ、そんな難しい話は抜きにしても、この映画はB級SFアクションとして十分楽しめます。

続編の『2』『3』はともに低予算・短期間で制作されたということで、スケール的には1作目に見劣りがしてしまいます。『2』は打ち捨てられた前線の基地で話が展開。1作目ではおちょくって描かれていた軍国主義でしたが、2作目では、生命や人間性を無視するものとして露骨にイヤな感じで描かれています。

『3』では、1作目に出てきたジョニー・リコが再登場。パワード・スーツ「マローダ」も登場します。でも低予算のせいか、CGがなんだか安っぽく見えてしまいます。注目は、連邦軍総司令官が自ら歌う戦意高揚歌 "It's a Good Day to Die" (今日は死に日和)です。「連邦に命を捧げる!」という、アレな内容の歌詞ですが、曲自体はノリが良く、非常に楽しいです。聴いたらしばらく脳内をループして、「フォザフェデレ〜ションアイウィルギブマ〜イラ〜イフ♪」と歌いたくなる名曲です(笑) この曲も、軍国主義のアホさしさをよく表していると思います。

『3』のテーマの一つは、宗教。反戦運動家を片っ端から処刑して宗教も弾圧していた連邦が、戦意高揚のために手のひらを返す様や、違う神を信じる者への不寛容など、宗教の問題にっていも皮肉っぽく描かれています。

終盤、マローダが登場してバグを焼き尽くすシーンで流れている荘厳な音楽の元ネタは、グレゴリオ聖歌の「怒りの日」(Dies irae)の有名な旋律。聖歌の歌詞は「その日こそ怒りの日である。世界は灰に帰る、ダヴィデとシビラの予言のごとく」というものなので、このシーンの描写と、『3』のテーマのひとつである「宗教」とを踏まえた、なかなか唸らせる選曲です。

というわけで、軍国主義に対するセンスの利いた皮肉や、強力な敵が大挙して攻めてくる戦闘シーンなど、なかなか楽しめるシリーズでした。特に1作目が良かったです。これは何度も見たいですね。

最後に『マブラヴ』との比較をしてみると、バグは地球にまではやってきていないので(隕石を落としたりはしていますが……)、絶望感はBETAの方が上という感じです。ブッ刺されてバラバラにされて死ぬのと、喰われて噛み砕かれて死ぬのとどちらがいいかと聞かれると…… なんとも言えませんが。軍国主義をアホらしく描いている作品と、各国の権謀術数を描いている作品ということで、毛色はかなり異なる印象を受けました。単純にパクリとか何とか、そういう話ではないでしょう。

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| 映画鑑賞記 | 01:36 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
シッコ (マイケル・ムーア監督)
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ギャガ・コミュニケーションズ

最近のニュースで、アメリカの医療保険制度に関するオバマ政権の取り組みについて取り上げていたのを見て、本作を見てみようかと思いました。

アメリカには公的な医療保険制度がなく、任意で民間の保険に加入している人もいれば、無保険の人もいるわけですが、いずれにしてもこの映画で取り上げられている実例は悲惨。いつも治療する前にお金の心配をしなければいけない、保険会社は利益のために治療費を出し渋る、金が払えなければ病院からつまみだして置き去りに…… こうした異常な事態、アメリカは病んでいるなぁと思うのでした。

映画ではお隣のカナダ、英国、フランス、それにキューバの話も出てきます。わが国には健康保険や労災保険の制度があって、それなりの治療が受けられることは保障されているのですが、医療費が無料だというこうした国々に比べると、まだまだなのかなと。やはり財源です、問題は。映画ではそうした国の人が税金漬けになっていないかについて言及はありましたが、具体的なところまでは出てきませんでした。いろいろ問題はあるんでしょうけど、アメリカよりはましな気がします。

クリントン政権の時代にヒラリー主導で医療保険制度を改革しようという動きがあったものの、頓挫したようです。今回のオバマ政権でははどうなることやら…… アメリカ国民全体の安心に関わることですからね。

マイケル・ムーア監督の作品では、『ボウリング・フォー・コロンバイン』『華氏911』を見たことがあります。今回のテーマはアメリカ国内の制度に関するテーマだったので、わが国にはあまり関係ないかも…… と思っていたのですが、アメリカは極端な例だとしても、他山の石とするには十分な内容でした。監督のドキュメンタリーの見せ方は非常にうまいです。仮想敵国・キューバに行く流れとか(笑)

キューバの病院で、無料で診察や検査を受けるアメリカの患者たちが泣き出すところを見ると、この人たちはこれまでどれだけ苦しんできたんだろう…… と思ってしまいます。そして、反マイケル・ムーアのサイト運営人の妻が病気になって、治療費がかさむため活動休止に追い込まれた時、匿名で小切手を送ってあげたというのも、イイハナシダナー(笑)

映画で出てきた言葉、
「国が豊かになれば、その分医療ケアの水準も上がるべきだ」
「アメリカは自由の国なのだから、妻の治療も、マイケル・ムーアへの言論による攻撃も、同時にできなければおかしい」
といったところには、共感するのでした。

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| 映画鑑賞記 | 00:03 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
映画 「交渉人 真下正義」

ドラマを見ないわたしも、「踊る」シリーズはずっと見てきましたので、テレビで放送するならこれも見ませんと。しかも地下鉄ネタですから、鉄道ファンとしても注目なのです。「踊る」シリーズ自体、「機動警察パトレイバー」からのオマージュ(パロディ?)が数々含まれますので、アニメファンとしても注目です。


作品はネゴシエーターの真下を中心として進んでいきますが、交渉よりも地下鉄マンの人々のほうががんばっている感じです(笑)。線引き屋(「スジ屋」のほうがよく聞きますけど)のおじさん、いい味出してました。大都市の地下は謎が多いです。東京の地下鉄はどの線とどの線がどこで繋がっていて、車両基地はどこにあるとか、そういうことはよほどのマニアでないとわかりません…… 「脇線」なるものが存在するのかどうかは知りませんけど。


音楽にも詳しいと思われる犯人、コンサート会場に爆弾を仕掛けていました。コンサートで流れていた曲は、
・モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲
・ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」第1楽章
・チャイコフスキー:「くるみ割り人形」より「花のワルツ」
そしてラヴェル作曲のバレエ音楽「ボレロ」でした。最初は小さな音で始まって、次第に盛り上がりを見せ、クライマックスを築くラヴェルの傑作です。クライマックスに向け、音楽の盛り上がりに合わせてみんなが新宿に集結する演出はなかなかです。できればCMを入れずに放送してほしかったですが……


結局犯人は何者だったのか、わからないところに後味の悪さが残ります。真下の交渉だけを中心に据えたわけではなかったので、交渉の場面は意外と少なかったかも。でもエンターテイメントとしては良かったように思います。鉄道ファンでクラシックファンのわたしは盛り上がるしかないのですね(笑)。


ネタとしては……

地下鉄海岸線の電車
最初の舞台となった「東葉線」(東京地下鉄東西線がモデル)の電車は、神戸市営地下鉄海岸線の電車でした。それから、車両基地爆破のシーンで出てきた電車は東京臨海高速鉄道りんかい線ではないでしょうか。SATが地下鉄坑内を走っていくシーンでは、オレンジ色のドアの車両が走っていましたが、札幌市営地下鉄東西線だと思われます。

劇中で何回も「ATO」という単語が出てきた割には、その説明がなかったですけど……
ATO――Automatic Train Operation(自動列車運転装置)のことで、コンピュータによる自動運転を行う装置。
ですね。

「機動警察パトレイバー」とかぶるネタで、気づいたものです。
・電波を使ったテロ、時限式コンピュータウィルス、ソフト開発会社の犯人、犯人は死んでいる…?、カラスの群れ→パトレイバー劇場版第1作
・路線図にない地下鉄の線路→劇場版第2作
こうして見ると、「パトレイバー」の先見の明に改めて驚かされます。


交渉人 真下正義 スタンダード・エディション
交渉人 真下正義 スタンダード・エディション

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| 映画鑑賞記 | 00:07 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
映画 男たちの大和 / YAMATO

映画を見る側としては、大和が沈んだこと、3,000人あまりが亡くなったことは知っているわけです。乗組員たちの生前の様子からして涙を誘います。戦争に赴く人たち、それを送らなければならない人たち、それぞれの思いが迫ってきます。


生き残った人たちも、苦悩しながら生きてきたことが分かります。死ぬ覚悟と、生きる覚悟。神尾さん、内田さんともに、大和に乗艦していたことがその後の人生に与えた影響は計り知れないでしょう。内田さんがどのようにして生き残ったのかはよく分かりませんでしたけど。このお話はどのあたりまで史実なのでしょうか。内田さんとか森脇さんは、実在の人物なのかな? 兵士たちから家族へ宛てた手紙の内容とかは本当かもしれません。


映画館を出るとき、年配の方が「私は海軍の軍人だったから……」と、映画館スタッフに話しかけている人がいました。そういう方々は、この映画をどんな気持ちでご覧になるのでしょう。史実とマッチしてるのかな?


↓大和って乗員多すぎますよね……
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| 映画鑑賞記 | 01:10 | comments(0) | trackbacks(4) | pookmark |
ドラマ 雪の女王

現在NHK総合でアニメを放送中の『雪の女王』ですが、BS2で放映されたアメリカ制作のドラマを見てみました。正味3時間です。


アニメ『雪の女王』は今視聴しているところですが、最初の辺りは見ていなかったので、どのくらいアニメとドラマに共通点があるのかはわかりません。というか、アンデルセンの原作を知らないのですが、どっちが原作に近いんでしょうね。


アニメとドラマで明らかに違うのは、主人公の年齢でしょう。ゲルダとカイは18歳。アニメ版よりけっこう上です。ゲルダは湖畔のホテル・ホワイトベアのオーナーの娘、カイはホテルのベルボーイ。カイは雪の女王に連れ去られ、世界を支配できる悪魔の鏡を修復することになりますが…… ゲルダのほうは、カイがいなくなって川に身を投げますが、春の園に流れ着いて助けられ、それから季節を巡り旅をしていきます。ドラマにはラギは出てきません。ラギって、原作にも出てくるんでしょうか?


吹替え版の声の出演です。()内はアニメ版。
雪の女王――勝生真沙子(涼風真世)
ゲルダ――坂本真綾(川澄綾子)
カイ――浪川大輔(夏樹リオ)
山賊の娘――くまいもとこ(横山智佐)
シロクマ[雪の女王の僕]――江原正士
ウォルフガング[ゲルダの父]――土師孝也
坂本真綾さんは最近洋画で出ずっぱりです。シロクマやウォルフガングの演技はなかなか渋かったですね。シロクマ、最後は人間の姿に…… シロクマの正体って?


ゲルダ役のチェルシー・ホッブス、健気な感じでした。雪の女王役のブリジット・フォンダの妖艶な演技もなかなか見もので、印象強かったです。


↓ゲルダとカイって、原作では何歳?
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| 映画鑑賞記 | 01:05 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
ドラマ 里見八犬伝
江戸時代の作家、滝沢馬琴の名作です。『里見八犬伝』は文学史や日本史の学習ではたびたび出てきますが、どんなストーリーなのか詳しくは知らなかったので、今回ドラマを見てみることにしました。

原作への忠実度は知りませんが、ストーリー展開や登場人物の絡ませ方、伏線の張り方が非常に巧いです。だからこそ名作として知られているんでしょうね。

ドラマは、念入りな殺陣が見事。クライマックスの合戦も迫力ありました。脇役のキャスティングが豪華でしたね。特に敵役の菅野美穂、武田鉄矢、佐野史郎らの怪演が印象的でした。
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映画「WASABI」
木曜洋画劇場での放映。日本を舞台に、ジャン・レノ演じる刑事が大暴れ。

昔の恋人が死に、刑事のユベールは日本へ。空港でかつての仲間、モモと合流です。「ここを頼む」「新宿!」っていうことですが…… 総武線の高架橋、立ち並ぶ電器店。そう、ここは秋葉原じゃないですか(笑) 新宿とアキバはだいぶ違う場所だと思いますけど。 それに、アキバの中心に事務所を構えているイシバシ弁護士って一体……


ユベールは自分に娘がいたことを知ります。しかも、かなりハジけた娘さんでした。徳利をイッキしたくなる気持ちもわからないでもありません。自室でフシギ音楽をかけたり、デパートで買い漁ったりと、やりたい放題です。ユミからはかなり恨まれているらしく、ますます自分が父親だと言い出しづらくなるユベールです。


リュック・ベッソンの脚本と日本ネタがいい味出してます。ユミに気づかれないようにデパートで追っ手をどんどん殴り倒していったり、帝国ホテルで「兵器とファッションショー」をしたりする演出は小気味よい感じです。ゲーセンでダンスダンスレボリューションをしたりするのはいかにも日本のサブカルチャー。ワサビを一気に食べるのはびっくりしましたけど……


どうやらユミの母親は防衛庁の工作員だったようです。正体がばれて殺されてしまったのでしょうか。京都へ赴くユベールたち。絵馬の中に手紙が隠されていました。有名な清水の舞台ですね。


ラストで日本語の挿入歌が流れてきて、邦画を見ているような気分になりました。ワサビをバター代わりに使うというのは……どうでしょう? 「都心の部屋」から見えるネオンサインでも、ワサビがアピールされていました。ワサビがお気に入りなんでしょうか。


ユミ(広末涼子)の吹き替えをしていた坂本真綾さんですが、違和感がなかったのでさすがだと思いました。真綾さんは洋画によく出演されてますね。


●高架の上を行くのは、黄色いラインの総武線。秋葉原の象徴的存在ですね。断じて新宿ではない(笑) 高架下のあそこは何度も通りましたから。ロケするのは大変だったでしょうね。
京都へは、新幹線で。700系です。あの映像のスピードは速すぎると思いますが…… 到着アナウンス「京都、京都です。ご乗車ありがとうございました」は本物でしょう。旅情を感じますね。駅名板のアップ、ちゃんとJR東海仕様でした。

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| 映画鑑賞記 | 23:44 | comments(0) | trackbacks(4) | pookmark |
仄暗い水の底から

金曜ロードショーで放送していたこの映画、今回初めて見ました。ホラー映画ですが、見た感想は、「怖い!」というよりも、「気持ち悪い! そして哀しい……」でした。


古びた団地、湿気の多いジメジメした気候。日本人なら誰でも共感するような嫌悪感を覚えさせます。とくに天井から水が垂れてくるというのがいやですね。極めて個人的で安心できる空間であるはずの自室が、脅かされているみたいです。上の階の部屋が洪水状態なのに、管理人さんたちは何もしてくれません。うーん、他人事じゃないみたい…… 女の子が行方不明になったきり、屋上の給水タンクの清掃はなされていなかったんでしょうか。どうなってるんですかこの団地は……


原作の鈴木光司さんは「リング」シリーズでも知られている方ですので、映画「リング」とも少し比較して見てみました。オバケ(?)が水中から現れるのは、テレビから出てくるのとはまた違った怖さがあります。「リング」のほうは、貞子の遺体が発見されたわけですが、こちらは給水タンクの中を調べた描写もなかったので、そのままなのでしょうか。


クライマックスで、エレベーターの中に消えたお母さん。郁子が上の階へ行くと、何もないエレベーターのドアが開いて…… ここで『着信アリ』の恐怖映像が思い浮かびましたが、それとは違いました。お母さんは最期まで郁子を守ろうとしていたんですね。何とも切ないです…… ただ怖いだけじゃない、これがジャパニーズ・ホラーの真髄です。リメイク版はどんなでしょう?

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